アオキ花実散歩
Flower Walking with Japanese laurel Aucuba japonica
アオキの葉と赤色の実は冬の庭園を美しく飾ります・アオキの花と実は冬から春の花散歩の楽しみ
ガリア科アオキ属アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は日本原産の双子葉、常緑、小低木です。アオキはその名の通り冬でも青色=濃緑色の美しい葉が特徴の小低木です。アオキは雌雄異株で、春に新芽が出る頃紫色、褐色の小さな花を多数付けます。アオキの花色は紫色のものが多いですが、褐色のものもあります。アオキの花はガリア科特有の花被片4、子房下位で、雌雄異株です。アオキは翌年冬に赤色、緑色の色鮮やかな1cm程の実(液果)を付けます。アオキをアオキ花実写真、アオキ花実観察地図、アオキ花実情報でお楽しみ下さい。
《ガリア科アオキ属アオキ青木Japanese laurelAucuba japonicaの花実葉写真、花実葉観察地図》
横浜海岸通に稔るアオキの赤色の実写真(撮影2015.3.12)
アオキ実観察地図横浜海岸通地図Yokohama Kaigandori Street Map
ガリア科アオキ属アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は日本原産の双子葉、常緑、小低木です。アオキは成長すると1~3m程になり主に種子、挿し木で増えます。アオキはその名の通り冬でも青色=濃緑色の美しい葉が特徴の小低木です。アオキは19世紀にヨーロッパでGold plantと呼ばれ、その美しい葉と赤色の実は世界中で人気があります。春に横浜海岸通を花散歩していると、アオキの赤色の実が観察できました(撮影2015.3.12)。アオキの実は長さ1cm程の楕円形の実(液果)で、初め緑色ですが熟すと赤色になります。
横浜山手ベーリックホールに咲くアオキの雌花写真(撮影2014.3.24)
アオキ花観察地図横浜山手ベーリックホール地図Yokohama Yamate Berick Hall Map
アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は雌雄異株で、春に新芽が出る頃紫色、褐色の小さな花を多数付けます。アオキの花色は紫色のものが多いですが、褐色のものもあります。アオキの花はガリア科特有の花被片4、子房下位で、雌雄異株です。春に横浜山手ベーリックホールを花散歩していると、紫色の雌花が観察できました。横浜山手ベーリックホールに咲くアオキの雌花は、紫色の花被片4の中心に黄緑色の雌蕊1の柱頭がきれいに見えました(撮影2014.3.24)。
横浜山下公園前に咲くアオキの雄花写真(撮影2016.4.5)
アオキ花観察地図横浜山下公園地図Yokohama Yamashita Park Map
アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は雌雄異株で、雄株と雌株では花の付き方が多少異なります。アオキの雌株には雌花が咲きますが、雌花の花穂は短く雌花の花数も少ないです。一方アオキの雄株には雄花が咲きますが、雄花の花穂は長く花数も多いです。春に横浜山下公園前を花散歩していると、アオキの雄花の花穂が観察できました(撮影2016.4.5)。横浜山下公園前に咲くアオキの雄花の花被片は濃い紫色で、雄蕊4が良く見えました。
横浜海岸通に稔るアオキの赤色の実写真(撮影2015.3.8)
アオキ(青木Japanese laure)の花は雌雄異株で、花期は春です。アオキは結実すると翌年の冬から春に、初め緑色で熟すと赤色の色鮮やかな1cm程の実(液果)を付けます。春に横浜海岸通りを花散歩していると、アオキの実が赤色に色づいていました(撮影2015.3.8)。
《ガリア科アオキ属アオキ青木Japanese laurelAucuba japonicaの花実情報・学名意味》
植物名 | ガリア科アオキ属アオキ 漢字 青木 英語 Japanese laurel 中国語 青木 |
学名 | Aucuba japonica 他 |
科名 | ガリア科(Garryaceae) アオキ科 ミズキ科 |
属名 | アオキ属 Aucuba |
花期 | 早春の花 春の花 冬の実 赤色の実 |
花色 | 紫色花 他 |
原産 | 日本原産 |
観察 | 横浜市 鎌倉市 横須賀市 京都府 東京都 他 |
特徴 | 双子葉、常緑、小低木、アオキ属、種子、挿し木で増える、成長すると1~3m、葉は濃緑色 雌雄異株、花色紫花他、花期春、花被片4(紫色、褐色)、雄蕊4、翌冬に赤色実(約1cm) 庭園樹、街路樹、観賞用、鉢植え、観葉植物、正月飾り、薬草、 |
利用 | 庭園、街路樹、観賞用、鉢植え、フラワーアレンジメント、生け花、店内装飾、切り花 |
学名 意味 |
アオキ=青木(冬でも瑞々しく葉が青色の木=濃緑色の葉の木であるため) 属名Aucuba=ツンベルクThunberg銘々、アオキの日本の方言「あおきば」から 種名japonica=「日本の」意味、Aucuba属にはAucuba japonica、Aucuba chinensis等有り |
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《ガリア科アオキ属アオキ青木Japanese laurelAucuba japonicaの花実葉写真、花実葉観察地図》
冬から早春に赤色の美しい実を稔らせる本法寺のアオキ写真(撮影2006.2.25)
アオキ実観察地図京都本法寺地図Kyoto Honpo-ji Temple Map
ガリア科アオキ属アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は日本原産の双子葉、常緑、小低木です。アオキは19世紀にヨーロッパでGold plantと呼ばれ、その美しい葉と赤色の実が世界中で人気があります。早春に京都本法寺の中庭を花散歩していると、斑入り葉のアオキに赤色の1cm程の実(液果)が沢山付いていました(撮影2006.2.25)。本法寺のアオキの葉と赤色の実は、早春の日を浴びて輝いて見えました。アオキがGold plant(金の様に素晴らしい植物)と、呼ばれる意味が分かります。
早春の山下公園に稔るアオキの赤色の実と花芽写真(撮影2009.3.14)
アオキAucuba japonicaは、成長すると1~3m程になり主に種子、挿し木で増えます。アオキは常緑樹なので、冬の庭園を美しい葉で彩ることができます。また冬でも瑞々しいアオキの葉の間から覗く、赤色の実は見事です。アオキは赤色の実が落ちる早春頃に、枝先に花芽を付けます。早春の頃横浜山下公園を花散歩していると、アオキの赤色の実の横から新しい花芽が覗いて見えました(撮影2009.3.14)。アオキの花は、1年をかけて赤色の実に育ちます。
《ガリア科アオキ属アオキ青木Japanese laurelAucuba japonicaの花実葉写真、花実葉観察地図》
アオキの枝先の新芽とアオキの花写真(撮影2013.3.21)
アオキ(青木)は、早春から春に新芽と花芽を付けます。アオキの葉は対生で、長さ20cm程の長楕円形で葉の縁は鋸歯です。春に横浜山手ベーリックホール前庭を花散歩していると、アオキの枝先の新芽が伸びだしていました。横浜山手ベーリックホールのアオキの新芽は春の日を浴びて輝いて見えました(撮影2013.3.21)。アオキの葉が対生に付き、葉の縁が鋸歯であることがよく分かります。またアオキの新芽の下に、紫色の花が咲いているのが見えるでしょうか?
アオキの枝先の新芽とアオキの花写真(撮影2013.3.21)
アオキは雌雄異株で、春に新芽が出る頃紫色、褐色の小さな花を円錐花序(複総状花序)の花穂に付けます。アオキの花色は紫色のものが多いですが、褐色のものもあります。アオキAucuba japonicaの花はガリア科特有の花被片4、子房下位で、雌雄異株です。春に横浜山手ベーリックホールを花散歩していると、アオキの紫色の雌花が咲いていました(撮影2013.3.21)。アオキの雌花は直径8mm程で、花の中心に緑色の花柱が見えます。
鎌倉浄智寺に咲くアオキの雄花写真(撮影2013.4.10)
アオキ花観察地図鎌倉浄智寺地図Kamakura Jyochi-ji Temple Map
春に北鎌倉にある浄智寺境内を花散歩していると、アオキの紫色の雄花(直径4mm~8mm)が咲いていました。鎌倉浄智寺に咲くアオキの雄花には黄色い雄蕊4が見えます。アオキの雄花は雌花に比べて少し小さめで、多数付けるのが特徴です。春の鎌倉浄智寺に咲くアオキの雄花は、ベーリックホールに咲く雌花より少し小さめです。またアオキの雄花の円錐花序(複総状花序)の花は多く付いているように見えます。
横須賀市走水水源地近くに咲くアオキの雄花写真(撮影2013.3.29)
アオキ=青木(冬でも瑞々しく葉が青色の木=濃緑色の葉の木であるため)です。またアオキの属名Aucuba=ツンベルクThunberg銘々で、アオキの日本の方言「あおきば」から来ています。春に馬堀海岸から横須賀市走水水源地近くを花散歩していると、山の斜面に自生している高さ3m程のアオキの木に薄紫色の雄花が咲いていました(撮影2013.3.29)。横須賀市走水水源地近くに咲くアオキの雄花には、雄蕊4が良く見え黄色い花粉も付いていました。横須賀市走水水源地は1876年にフランス人技術者ヴェルニーが築造した日本で古い時代の西洋式上水道です。春のサクラが咲く頃横須賀市走水水源地は一般公開され、ソメイヨシノやオオシマザクラの花見ができます。
《ガリア科アオキ属アオキ青木Japanese laurelAucuba japonicaの花実葉写真、花実葉観察地図》
神奈川県民ホール前に稔るアオキの赤色緑色の実写真(撮影2013.12.28)
春に咲いたアオキの花は受粉すると、冬から早春に赤色、緑色の美しい実を稔らせます。アオキの実は始め緑色ですが、霜が降りる頃赤く色づきます。初冬に神奈川県民ホール前を花散歩していると、アオキの赤色緑色の美しい実が稔っていました(撮影2013.12.28)。アオキの赤色、緑色の実(液果)は冬から早春の花散歩の楽しみです。
冬に稔るアオキの赤色の実写真(撮影2009.1.31)
アオキ実観察地図横浜三渓園地図Yokohama Sanke-en Garden Map
アオキAucuba japonicaの葉は冬でも緑色が濃く美しいです。またアオキの実は寒くなると赤色が濃くなります。真冬の最も寒い頃アオキの濃い緑色の葉と赤い実は美しくなります。真冬に横浜三渓園を花散歩していると、アオキの赤い実がアオキの濃い緑色の葉を背景に輝いて見えました(撮影2009.1.31)。アオキの実と美しい葉は、冬の庭園を美しく飾ります。
港の見える丘公園のアオキの若葉と雌花写真(撮影2013.4.1)
アオキ花葉観察地図港の見える丘公園地図Minatonomieruoka Park Map
真冬の頃のアオキの濃い緑色の葉も美しいですが、若葉の頃のアオキの葉もきれいです。春に港の見える丘公園を花散歩していると、ポーリン橋の下のアオキの若葉が輝くように萌えていました(撮影2013.4.1)。またアオキの若葉の下には紫色の雌花も咲いています。このアオキの雌花は、この冬(2014年)から春にどのような実になるのでしょうか?アオキの花実葉は、一年中を通して楽しめます。
ガリア科アオキ属アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は日本原産の植物です。アオキの美しい赤色の実と葉は、世界中で親しまれています。アオキは冬から春の花散歩には欠かせない花です。アオキと近縁のハナミズキと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったアオキの花実葉写真が、一枚でもあれば幸いです。
アオキ花実散歩楽しんでもらえたでしょうか?アオキの赤色の美しい実と濃い緑色の葉は、冬から春の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にアオキ花実散歩を楽しんでください。アオキ花実散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、アオキの花実葉が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらハボタン花散歩も眺めていってください。
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