センリョウ花実散歩
Flower Walking with Sarcandra glabra
冬の庭園を赤色黄色の実で明るく飾るセンリョウの実・センリョウの実は冬の花実散歩の楽しみ
センリョウ科センリョウ属センリョウ(千両Sarcandra glabra)は日本など東アジア原産の双子葉、常緑、小低木です。センリョウの花期は6月~7月頃で穂状花序の黄緑色の花を咲かせます。センリョウの花はセンリョウ科特有の原始的な花で、花弁は無く雌雄花合生で雄蕊1、子房1(無花柱)です。センリョウは10月から2月頃直径5mm~6mmほどの赤色、黄色の小さな実(果実)を茎先に付けます。センリョウをセンリョウ花実写真、センリョウ花実観察地図、センリョウ花実情報でお楽しみ下さい。
《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabra花実写真・花実観察地図》
京都霊鑑寺に稔る赤色のセンリョウの実写真(撮影2014.11.25)
センリョウ実観察地図京都鹿ケ谷霊鑑寺地図Kyoto Shishigatani Reikanji Temple Map
センリョウ(千両Sarcandra glabra)は日本など東アジア原産の双子葉、常緑、小低木です。センリョウは成長すると50cm~1m程になります。センリョウの葉は対生で鋸歯があります。初冬に京都鹿ケ谷にある霊鑑寺の庭園を花散歩していると、直径6㎜程の赤色のセンリョウの実が稔っていました(撮影2014.11.25)。京都霊鑑寺に稔る赤色のセンリョウの実は、霊鑑寺の緑色の苔に映えます。
横浜公園に咲く薄黄色のセンリョウの花写真(撮影2013.6.24)
センリョウ実観察地図横浜公園地図Yokohama Park Map
センリョウ(千両Sarcandra glabra)の花は、センリョウ科特有の原始的な花で花弁は無く、雌雄花合生で雄蕊1、子房1(無花柱)です。初夏に横浜公園を花散歩していると、黄緑色の花が咲いていました。緑色の丸い部分が雌蕊で、楕円形の黄緑色の部分が雄蕊です。横浜公園に咲く薄黄色のセンリョウの花は目立たない花ですが、初夏らしく涼しげな花です。
京都常寂光寺に稔る黄色のセンリョウの実写真(撮影2016.11.16)
センリョウ実観察地図京都常寂光寺地図Kyoto Jyojyako-ji Temple Map
センリョウは初冬から正月の庭園を赤色、黄色の美しい実で飾ります。センリョウは主に種子、挿し木で増えます。センリョウは成長すると50cm~1m程になります。センリョウの葉は対生で鋸歯があります。初冬に京都常寂光寺を花散歩していると、黄色のセンリョウの実が膨らみだしていました(撮影2016.11.16)。
《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabraの花実情報・学名意味》
植物名 | センリョウ科センリョウ属センリョウ 漢字 千両 仙寥 英語 中国語 草珊瑚 |
学名 | Sarcandra glabra Chloranthus glaber 他 |
科名 | センリョウ科 |
属名 | センリョウ属 Sarcandra |
花期 | 初夏(6月~7月) |
花色 | 黄緑色 果実は赤色の実 黄色の実 |
原産 | 東アジア原産(日本からインド) |
観察 | 京都府 奈良市 横浜市 鎌倉市 東京都 他 |
特徴 | 双子葉、常緑、低木、半日影、多湿を好む、種子、株分けで増える、高さ50cm~1m、葉は対生 穂状花序、雌雄花合生、花色黄緑色、花弁無、雌雄花合生、雄蕊1、子房1(無花柱)、 果実5mm~6mm、冬に赤色、黄色の実、庭園、観賞用、鉢植え、生け花、正月飾り、漢方薬 |
利用 | 観賞用、庭園、鉢植え、生け花、正月飾り、漢方薬(草珊瑚)、 |
学名 意味 |
センリョウ=千両(実がたくさん付き縁起が良いため)、仙寥(千両の古名) 属名Sarcandra=from the Greek sarkos(flesh:果肉) and andros(gland:腺、ドングリ) 種名glabra=from the Latin glabra(smooth or hairless)=ラテン語で滑らかな、無毛の意味 |
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《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabra花実写真・花実観察地図》
天龍寺に稔るセンリョウの赤色の実写真(撮影2012.11.13)
センリョウ実観察地図天龍寺地図Kyouto Tenryu-ji Temple Map
センリョウ科センリョウ属センリョウ(千両Sarcandra glabra)は、日本など東アジア原産の植物です。センリョウは成長すると、50cm~1m程になります。センリョウの葉は、対生で鋸歯があります。センリョウは晩秋から冬に、茎先に5mm~6mm程の赤色、黄色の可愛らしい実(果実)を付けます。晩秋の紅葉が美しい頃、京都嵯峨野嵐山にある世界遺産に登録された天龍寺庭園を花散歩していると、センリョウの赤い実が色づきだしていました(撮影2012.11.13)。小倉山山麓にある天龍寺庭園に稔るセンリョウの赤色の実が、時雨(しぐれ)に濡れる様子も風情があります。
《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabra花実写真・花実観察地図》
南禅寺塔頭最勝院境内に稔るセンリョウの黄色い実写真(撮影2013.11.9)
センリョウ実観察地図南禅寺地図Map and Access to Kyoto Nanzen-ji Temple
センリョウは正月の庭園を赤色、黄色の美しい実で飾ります。センリョウは主に種子、挿し木で増えます。センリョウは10月から2月頃直径5mm~6mmほどの赤色、黄色の小さな実(果実)を茎先に付けます。晩秋に南禅寺塔頭最勝院境内を花散歩していると、緑色の苔に覆われた庭園にセンリョウの黄色(オレンジ色)い実が稔っていました(撮影2013.11.9)。センリョウの黄緑色の葉は対生で鋸歯ですが、ヒイラギの葉の様で葉も楽しむことができます。
京都圓通寺に稔る赤色のセンリョウの実写真(撮影2015.12.1)
センリョウ実観察地図京都圓通寺地図Kyoto Entsuji Temple Map
センリョウ(千両Sarcandra glabra)はセンリョウ属で属名はSarcandra=from the Greek sarkos(flesh:果肉) and andros(gland:腺、ドングリ)=古代ギリシャ語で「果肉がリンパ腺状」の意味です。冬に京都岩倉にある圓通寺境内を花散歩していると、赤色のセンリョウの実が稔っていました。京都圓通寺に稔る赤色のセンリョウの実は、リンパ腺の様にも見えます。
初夏の横浜公園に咲くセンリョウの黄緑色の花写真(撮影2013.6.24)
センリョウの花期は初夏6月~7月頃で、穂状花序の黄緑色の小さな花を咲かせます。センリョウの花はセンリョウ科特有の原始的な花で、花弁は無く雌雄花合生で雄蕊1、子房1(無花柱)です。初夏に横浜公園内の彼我庭園を花散歩していると黄緑色のセンリョウの花が咲いていました(撮影2013.6.24)。センリョウの花は見ての通り、黄緑色の小さな花であまり目立ちません。緑色の部分が雌蕊で、色の薄い部分が雄蕊です。初夏に咲く横浜公園のセンリョウの黄緑色の花や葉はとても爽やかに見えます。
初夏に結実し始めた緑色のセンリョウの実写真(撮影2013.7.7)
センリョウの花は双子葉植物としては原始的で、風媒花です。センリョウの花は黄緑色の小さな花であまり目立ちませんが、風が媒花するために目立つ必要が無いためです。初夏に横浜公園を花散歩していると、結実し始めた緑色のセンリョウの実が膨らみだしていました(撮影2013.7.7)。同じ場所で2週間前に咲いていた、センリョウの花が結実し始めたようです。横浜公園で結実し始めた緑色のセンリョウの実は初夏の清々しさを喜んでいるようです。晩秋から初冬のセンリョウの実の稔りが楽しみです。
《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabra花実写真・花実観察地図》
京都法然院に稔る赤色のセンリョウの実写真(撮影2016.11.14)
センリョウ実観察地図京都法然院地図Kyoto Honenin Temple Map
赤色や黄色い美しい実を付けるセンリョウ(千両Sarcandra glabra)は、世界中で人気があります。またセンリョウは中国などでは、生薬(草珊瑚)として重宝されています。初冬に京都にある法然院境内を花散歩していると、赤色のセンリョウのみが稔っていました(撮影2016.11.14)。京都法然院に稔る赤色のセンリョウの実は、とても鮮やかに見えました。
冬に稔るセンリョウの実写真(撮影2013.1.11)
冬に横浜公園を花散歩していると、センリョウの赤い実がたくさん稔っていました(撮影2013.1.11)。中国ではセンリョウを、草珊瑚と言います。センリョウの赤い実は珊瑚(サンゴ)のように印象的な実です。また中国ではセンリョウを漢方薬(漢方薬名草珊瑚)として、利用しています。センリョウの属名Sarcandra=from the Greek sarkos(flesh:果肉) and andros(gland:腺、ドングリ)を表しています。またセンリョウの種名glabra=from the Latin glabra(smooth or hairless)=ラテン語で滑らかな、無毛の意味です。
北嵯峨直指庵で色づき始めた赤色のセンリョウの実写真(撮影2012.11.12)
センリョウ実観察地図直指庵地図Kyoto Saga Jikishi-an Temple Map
センリョウの実は、初冬から冬に見頃を迎えます。初冬から冬の嵯峨野は紅葉が美しいです。初冬に北嵯峨直指庵を花散歩していると、赤色のセンリョウの実が色づき始めていました(撮影2012.11.12)。静かな北嵯峨直指庵で色づき始めた赤色のセンリョウの実も印象的に見えました。
奥嵯峨鳥居本に稔る黄色のセンリョウの実写真(撮影2011.11.28)
センリョウ実観察地図鳥居本交通アクセス地図Map and Access to Kyoto Toriimoto
初冬の奥嵯峨鳥居本は紅葉が美しい場所です。初冬の鳥居本奥嵯峨を花散歩していると、黄色いセンリョウの実が丸々と稔っていました(撮影2011.11.28)。黄色いセンリョウの実(果実)は液果で、とてもみずみずしく見えます。
《センリョウ科センリョウ属センリョウ千両Sarcandra glabra花実写真・花実観察地図》
京都地蔵院に稔るセンリョウの実写真(撮影2009.12.6)
センリョウ実観察地図京都地蔵院地図Kyoto Jizo-in Temple Map
初冬に京都竹の寺として知られる地蔵院竹の寺を花散歩していると、境内にセンリョウの実がたくさん稔っていました(撮影2009.12.6)。京都地蔵院に稔るセンリョウの実も風情がありました。
大徳寺に稔る黄色いセンリョウの実写真(撮影2011.12.27)
センリョウ実観察地図大徳寺地図Map and Access to Kyoto Daitoku-ji Temple
センリョウの実は正月の飾りとして人気があります。センリョウは黄緑色の美しい葉と、かわいい赤色や黄色の実のバランスが良いです。暮れに京都大徳寺を花散歩していると、苔むした庭園に黄色いセンリョウの実が稔っていました(撮影2011.12.27)。センリョウのかわいらしい実は、暮れから正月の花散歩に最適です。
京都三年坂に稔る赤色のセンリョウの実写真(撮影2015.12.2)
センリョウ実観察地図京都三年坂地図Kyoto Higashiyama Sannenzaka Pass Map
冬に京都三年坂を花散歩していると、赤色のセンリョウの実が通りを飾っていました。
センリョウ科センリョウ属センリョウ(千両Sarcandra glabra)は日本など東アジア原産の植物です。センリョウの赤色の実や黄色の実は、秋から冬の庭園を美しく飾ります。またセンリョウは中国では、漢方薬としても重宝されています。また科は違いますが、正月に好まれるマンリョウの実と同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったセンリョウの花実写真が、一枚でもあれば幸いです。
センリョウ花実散歩楽しんでもらえたでしょうか?センリョウの初夏に咲く清々しい花と正月の庭園を美しく飾る赤色、黄色の実は見事です。皆様もこのページの地図を片手にセンリョウ花実散歩を楽しんでください。センリョウ花実散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、センリョウの花実が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらナンキンハゼ花実散歩も眺めていってください。
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