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ヤツデ花実葉散歩

Flower Walking with Japanese Aralia Fatsia japonica

日本固有種のヤツデは葉と花実葉が特徴的・ヤツデの花と実、葉は秋から春の花散歩の楽しみ

 ウコギ科ヤツデ属ヤツデ(八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica)は日本南部原産の双子葉、常緑、小低木です。ヤツデは根元から枝をあまり分岐せず、直接ヤツデの名の通りの特徴的な葉を付けます。ヤツデの葉は50cm程の大きなもので5~9裂し、肉厚で団扇のように広がっています。ヤツデは秋から冬に円錐花序の花穂を伸ばし、白色の球状に多数集まった小さな花を咲かせます。ヤツデの花はヤツデ属特有の花で、花弁5で雌蕊1(先端5裂)、雄蕊5です。ヤツデの実(果実)は球状に集まり、白色、緑色、紫色、濃紫色と変化してゆきます。ヤツデをヤツデ花実葉写真、ヤツデ花実葉観察地図、ヤツデ花実葉情報でお楽しみ下さい。

《ウコギ科ヤツデ属ヤツデ八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica花実葉写真・花実葉観察地図》

ヤツデ花

観音崎公園に咲くヤツデの花と花蕾写真(撮影2009.10.27)

ヤツデ花観察地図観音崎公園地図Yokosuka Kanonzaki Park Map

 ヤツデ(八つ手)は日本南部原産の植物です。ヤツデは秋から冬に円錐花序の花穂を伸ばし、白色の球状に多数集まった小さな花を咲かせます。ヤツデの花はヤツデ属特有の花で、花弁5で雌蕊1(先端5裂)、雄蕊5です。秋に神奈川県三浦半島にある観音崎公園を花散歩していると、ヤツデが円錐花序の花穂を伸ばし、白色の球状に多数集まった小さな花を咲かせていました(撮影2009.10.27)。観音崎公園に咲くヤツデの花は、白色の花弁5と、雄蕊5が良く見えました。ヤツデは虫媒花で、ヤツデの花は多くの蜜を分泌するので、花に多数の昆虫たちが集まっていました。三浦半島の爽やかな青空の下に咲く、ヤツデの白色の花は輝いて見えました。

ヤツデ実画像

香川県栗林公園で結実しだしたヤツデの実写真(撮影2018.11.12)

ヤツデ花観察地図香川県栗林公園Kagawa Takamatsu Ritsurin Park Map

 ヤツデ(Fatsia japonica)は、秋から冬に円錐花序の花穂を伸ばし、白色の球状の花を付けます。ヤツデは花期後、冬から春に実(果実)を付けます。秋に香川県栗林公園を花散歩していると、ヤツデの実が早くも結実しだしていました。

ヤツデの実画像

フランス山公園の木道沿いに稔るヤツデの実写真(撮影2013.3.28)

ヤツデ花観察地図横浜フランス山公園地図Yokohama French Park Map

 ヤツデ(Japanese Aralia)の実(果実)は球状に集まり、白色、緑色、紫色、濃紫色と変化してゆきます。ヤツデの実は春になると、段々重くなってきます。ヤツデの実の付いた円錐花穂は実(果実)の重みで下に垂れ下がってきます。春に横浜港の見える丘公園からフランス山公園に向けて花散歩していると、ヤツデの緑色の実が遊歩道に垂れ下がっていました(撮影2013.3.28)。重く垂れ下がったヤツデの緑色の実も綺麗です。 

ヤツデ実画像

横浜開港広場近くに稔るヤツデの実写真(撮影2017.5.11)

ヤツデ花観察地図横浜開港広場地図Yokohama Port Open Memorial Map

 ヤツデ(八角金盤)の花期は晩秋から冬で、花色は白色です。ヤツデは花期後実(果実)を付けます。ヤツデの実は白色、緑色、紫色、濃紫色、黒色と変化してゆきます。初夏に横浜開港広場近くを花散歩していると、ヤツデの実が熟し濃紫色から黒色に見えるヤツデの実が観察できました(撮影2017.5.11)。

《ウコギ科ヤツデ属ヤツデ八つ手Japanese Aralia Fatsia japonicaの花実葉情報・学名由来》 

植物名 ウコギ科ヤツデ属ヤツデ 漢字 八つ手 英語 Japanese Aralia 中国語 八角金盘
学名 Fatsia japonica 他
科名 ウコギ科
属名 ヤツデ属 Fatsia
花期 初秋花 秋の花 初冬花 冬の花
花色 白色花 (実は白色、緑色、黒色と変化)
原産 日本(南西諸島、本州南部)
観察 横浜市 鎌倉市 大磯町 東京都 横須賀市 京都市 他
特徴 双子葉、常緑、小低木、半日影を好む、種子挿し木で増える、高さ3m、葉は広く肉厚、
葉は5~9裂、穂状花序、花色白色、花弁5、雌蕊1(5裂)、雄蕊5、果実は球状、
果実は球状に集まる、種子多数、庭園、観賞用、庭木、生薬、虫除け、魔除け
利用 観賞用、庭園、鉢植え、薬草(八角金盤)、虫除け、招運
意味 ヤツデ=八つ手(葉が手のように見え、八つ手の様に裂して見えるから)
属名Fatsia, name from 'fatsi' Japanese old word means 'hachi'(日本の8の古語「ふぁし」から)
種名japonica=ラテン語で「日本の」、「日本固有の」意味

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《ウコギ科ヤツデ属ヤツデ八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica花実葉写真・花実葉観察地図》

ヤツデ花

京都北嵯峨直指庵門前に咲くヤツデの花写真(撮影2012.11.12)

ヤツデ花観察地図京都北嵯峨直指庵地図Kyoto Saga Jikishi-an Temple Map

 ヤツデ(八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica)は日本南部原産の双子葉、常緑、小低木です。ヤツデは主に種子で増えます。ヤツデは半日陰の樹木下を好み、成長すると3m程になります。ヤツデの花は小さく白色なのであまり目立たないように思われますが、秋から冬の西日を浴びるとその花は白く輝くように目だって見えます。秋に京都北嵯峨にある直指庵を花散歩していると、苔むした門前にヤツデの白色の花が輝いて見えました。直指庵門前に咲くヤツデの花はまだつぼみが多く、これから冬にかけて楽しめそうでした。

ヤツデ花

春節の横浜中華街に咲くヤツデの花写真(撮影2011.2.6)

ヤツデ花観察地図横浜中華街地図Map and Access to Yokohama China Town

 ヤツデは半日陰の樹木下を好み、成長すると3m程になります。ヤツデは根元から枝をあまり分岐せず、直接ヤツデの名の通りの特徴的な葉を付けます。ヤツデの葉は50cm程の大きなもので5~9裂し、肉厚で団扇のように広がっています。ヤツデの属名Fatsiaはname from 'fatsi' Japanese old word means 'hachi'(日本の8の古語「ふぁし」から)来ています。実際にはヤツデの葉は属名の8ではなく、奇数の5~9裂に切れ込むがあります。春節の頃(早春)に横浜中華街を花散歩していると、3m程に育ったヤツデの木に、白色の花が咲いていました(撮影2011.2.6)。

《ウコギ科ヤツデ属ヤツデ八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica花実葉写真・花実葉観察地図》

ヤツデ葉実

横浜山手に芽吹くヤツデの葉と緑色の実写真(撮影2013.4.1)

ヤツデ葉実観察地図イタリア山庭園地図Map and Access to Yokohama Yamate Italy Garden

 ヤツデの葉は常緑で美しくエキゾチックなので、海外でも人気の観葉植物です。ヤツデは根元から枝をあまり分岐せず、直接ヤツデの名の通りの特徴的な葉を付けます。春に横浜山手を花散歩していると、ヤツデの幹から直接大きな9に裂した葉の新芽が開きだしていました(撮影2013.4.1)。ヤツデの葉は、団扇(うちわ)の様に見えます。

ヤツデ実

横浜山手公園の木の下に稔る白色のヤツデの実写真(撮影2013.12.2)

ヤツデ実観察地図横浜山手公園地図Yokohama Yamate Park Map

 ヤツデFatsia japonicaの種名japonica=ラテン語で「日本の」、「日本固有の」意味です。ヤツデは日本の固有種で、古くからある寺院や公園でよく見かけます。クリスマスの飾りが華やかな初冬に日本最古の西洋式公園である横浜山手公園を花散歩していると、西洋式東屋近くの木の下のヤツデの花が咲き終わり、白い実が結実し始めていました(撮影2013.12.2)。横浜山手公園の木の下に稔る白色のヤツデの実は、初冬の日を浴びて輝いて見えました。

ヤツデ実

鎌倉浄智寺に稔るヤツデの実写真(撮影2013.3.10)

ヤツデ実観察地図浄智寺地図Map and Access to Kamakura Jyochi-ji Temple

 ヤツデの実(果実)は球状に集まり、白色、緑色、紫色、濃紫色と変化して行きます。春に鎌倉の浄智寺を花散歩していると、緑色のヤツデの実がありました(撮影2013.3.10)。ヤツデの緑色の実も、爽やかに見えます。

ヤツデ実

横浜公園に稔る濃紫色のヤツデの実写真(撮影2008.5.2)

ヤツデ実観察地図横浜公園地図Yokohama Park Map

 ヤツデの実(果実)は花穂に球状に集まって付きますが、白色、緑色、紫色、濃紫色と変化します。春に横浜公園を花散歩していると、濃紫色のヤツデの実が稔っていました(撮影2008.5.2)。横浜公園に稔る濃紫色のヤツデの実は、力強く見えます。

ヤツデ葉実

大磯町鴫立庵前に稔るヤツデの実写真(撮影2008.2.7)

ヤツデ花実葉観察地図大磯町鴫立庵地図Map and Access to Oiso Shigitachi-an

 早春に神奈川県大磯町にある西行縁の鴫立庵を訪問すると、鴫立庵前にヤツデの実が稔っていました。日本原産のヤツデは、半日陰の古い建築物近くに多く見られます。大磯町鴫立庵前のヤツデの実は、3m程伸びた幹の上方に稔っていました。

《ヤツデ八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica花実葉写真アルバム・花実葉観察地図》

ヤツデ実画像

横浜元町公園に稔るヤツデの実写真(撮影2015.1.8)

ヤツデ花実葉観察地図ジェラール水屋敷貯水槽地図Motomachi Gerard Waterworks Map

横浜元町公園ジェラール水屋敷貯水槽に稔るヤツデの実も綺麗です

ヤツデ葉画像

京都大原三千院門前の手水とヤツデの葉写真(撮影2016.5.18)

ヤツデ花実葉観察地図京都大原三千院地図Map and Access from Kyoto Ohara Sanzenin Temple

初夏の京都大原三千院門前の手水とヤツデの葉はとても涼しげです

ヤツデ実画像

年末の新宿御苑に稔るヤツデの実写真(撮影2014.12.23)

ヤツデ花実葉観察地図新宿御苑Tokyo Shinjyukugyoen Royal Garden Map

年末の新宿御苑に稔るヤツデの実も美しい

ヤツデ実画像

港の見える丘公園に咲くヤツデの白色の花写真(撮影2012.11.22)

ヤツデ花実葉観察地図港の見える丘公園Map and Access to Minatonomieruoka Park

港の見える丘公園に咲くヤツデの白色の花は爽やかです

 ウコギ科ヤツデ属ヤツデ(八つ手Japanese Aralia Fatsia japonica)は日本南部原産の植物です。ヤツデの白色の花と特徴的は大きな葉、様々な色に変化する実は、晩秋から春の庭園、庭先、公園を美しく飾ります。また日本の固有種ヤツデは、古い時代から庭木や生薬、魔除けとしても重宝されています。ヤツデ花実葉散歩を皆様もお楽しみ下さい。また同じウコギ科のシェフレラと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったのヤツデ花実葉写真が、一枚でもあれば幸いです。

 ヤツデ花実葉散歩楽しんでもらえたでしょうか?ヤツデの花と実、葉は冬から春に私達を楽しませてくれます。皆様もこのページの地図を片手にヤツデ花実葉散歩を楽しんでください。ヤツデ花実葉散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、ヤツデの花実葉が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらハボタン花葉散歩も眺めていってください。

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