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早春の図鑑

Earlyspring Flower Book

日本列島に咲く早春の花は、明るく爽やかです・早春の花図鑑を片手に、早春の花散歩に出かけましょう

更新2024.02.12

 日本列島に咲く早春の花を、写真図鑑にしました。日本列島に咲く早春の花は、明るくバラエティーに富んでいます。日本列島各地に咲く、早春の花図鑑をお楽しみください。早春の花々の写真図鑑と撮影地の地図も用意しました。早春の花図鑑を片手に、早春の花散歩に出かけましょう。湘南地方や伊豆半島、三浦半島、横浜鎌倉方面では、もう早春の花が見頃です。

《早春の花写真・早春の花図鑑のページ・早春の花案内》

エレモフィラニベア花画像

白絹衣花エレモフィラニベア

 ゴマノハグサ科エレモフィラ属二べア(白絹衣花Silky Eremophila Eremophila nivea 他)はオーストラリア西部の砂漠が原産の双子葉、常緑、低木です。エレモフィラ・ニベアは主に、種子、挿し木で増えます。エレモフィラ・ニベアの花色は薄紫色で、早春から春の街角や花壇を美しく飾ります。エレモフィラ・ニベアは葉や茎が白色の毛で覆われているのが特徴です。エレモフィラ・ニベアは早春から春に枝を伸ばし、薄紫色の筒状の花を次々に開花させます。エレモフィラ・ニベアの花はゴマノハグサ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5、雄蕊4です。エレモフィラ・ニベアは花期後、実を付けます。

菜の花

菜花ナノハナ

 アブラナ科アブラナ属ナノハナ(油菜・菜の花Vegetable Flower Brassica rapa)は西アジアから西ヨーロッパ原産の双子葉、二年生草本植物です。ナノハナはアブラナ科の植物の花の総称です。ナノハナと呼ばれる植物にはキャベツ、菜の花、油菜、蕪(カブ)、野沢菜、スグキナなどがあります。ナノハナの定義は定かではありませんが、野菜から咲く黄色く明るい花は、里に春を告げます。ナノハナ(菜の花)は主に種子で増えます。菜の花(ナノハナ)の花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月~5月頃に開花します。里に春を告げるナノハナの黄色い花は、世界中で人気があります。ナノハナを菜の花花写真、菜の花花散歩地図、ナノハナ花情報でお楽しみ下さい。

マーガレット花

木春菊マーガレット

 キク科モクシュンギク属モクシュンギク、マーガレット(木春菊Marguerite Argyranthemum frutescens)はカナリア諸島原産の双子葉合弁花、小低木です。マーガレットは主に挿し木で増やします。キク科のマーガレットは成長すると高さ20cm~80cm程に成長し茎は多数に枝分かれして、春にキク科特有の頭状花序の大きな花を多数付けます。マーガレットの花は大きさ6cm~8cmで白色、赤色、黄色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。マーガレットの花はキク科特有の頭状花序で、周辺に大きな目立つ舌状花と中心に管状花を付けます。

ヤブツバキ花写真

藪椿ヤブツバキ

 ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは主に種子で増え、樹高5m~6mほどの高木になります。ヤブツバキの枝はよく分かれ、互生の厚く表面に光沢のある深緑色の葉を付ける。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm~7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4~5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。

エリカの花

蛇目石楠ジャノメエリカ

 ツツジ科エリカ属ジャノメエリカ(蛇目エリカChannelled heath Erica canaliculata)は南アフリカ原産の双子葉、常緑低木の植物です。ジャノメエリカは主に挿し木で増やし、高さ2mほどに成長します。ジャノメエリカの花は温暖な地域では冬の12月頃から、多くの地域では3月~4月頃に開花します。ジャノメエリカの枝は良く分岐し、枝の先端に3個の紫色の釣鐘型の花を付けます。ジャノメエリカの紫色で可憐な釣鐘型の花は、とても人気があります。ジャノメエリカを花写真、ジャノメエリカ花散歩地図、ジャノメエリカ花情報でお楽しみ下さい。

ソシンロウバイ花

蝋梅ロウバイ

 ロウバイ科ロウバイ属ロウバイ(蝋梅Japanese AallspiceChimonanthus praecox 他)は中国原産の双子葉、落葉、低木です。早春の山麓や里を黄色く飾る香りの良いロウバイの花は、春の花散歩の楽しみです。ロウバイは、主に種子、接木で増えます。ロウバイは秋に落葉し、早春に葉が出る前に枝に多数の黄色い花を一斉に咲かせます。ロウバイの花色は黄色(中心部暗紫色のものあり)で、稀に白色のものもあります。ロウバイの花はロウバイ科特有の花構造で、花皮片が多数です。ロウバイは花被片多数、雄蕊数個、雌蕊数個の花を咲かせます。ロウバイは花期が終わる頃、枝先に対生の比較的大きな葉を付けます。

ウメの花

梅花ウメ

 バラ科サクラ属ウメ(梅Japanese Apricot Prunus mume)は中国南部原産の双子葉、落葉高木の植物です。ウメは主に種子で増え、5m~6mほどに成長します。ウメの花は温暖な地域では冬の1月頃から、多くの地域では2月~3月頃に開花します。ウメの花は香りもよく古代より親しまれ、多くの絵画、句、文学にも取り上げられています。また初夏に実るウメの実は梅干を始め食品や飲料に使われます。ウメをウメの花実写真、ウメ花散歩地図、ウメ花実情報でお楽しみ下さい。

ニホンズイセン花

日本水仙ニホンズイセン

 ヒガンバナ科スイセン属ニホンズイセン(日本水仙Narcissus tazzetta ver. chinensis)は地中海原産の単子葉、多年生草本の植物です。ニホンズイセンは主に鱗茎(球根)で増え、初冬に厚みのある扁平な葉を20~50cmほど延ばします。ニホンズイセンは初冬から春にかけての寒い季節に花茎を伸ばし、白色の花を咲かせます。ニホンズイセンの花は直径3cm~5cmほどで、3枚の花弁、顎片3を付けます。ニホンズイセンの花は中心に黄色い筒状の副花冠があり、雌しべ1雄しべ6です。ニホンズイセンの花は香りが良く、。寒い季節に咲くニホンズイセンの清々しい花は、冬から春の花散歩の楽しみです。

デンドロビウム花画像

石斛蘭デンドロビウム

 ラン科セッコク属デンドロビウム(石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile 他)は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年草です。セッコク属には、デンドロビウム・ノビルなど1200種程が知られています。デンドロビウムは主に種子、バルブ(偽鱗茎)で増えます。デンドロビウムの美しい花は、早春から春の窓辺や室内を明るく飾ります。デンドロビウムは着生蘭ですが、比較的低温にも強く育てやすいランです。デンドロビウムの葉は、太く発達したバルブから互生の葉を付けます。デンドロビウムの花はラン科特有の花で、花弁6(外花被片3、内花被片3)です。デンドロビウムの花は内花被片3が発達し、特に唇弁が大きく前方に突きだしているのが特徴です。

コブシ花画像

辛夷コブシ

 モクレン科モクレン属コブシ(辛夷Kobushi Magnolia kobus)は日本原産の双子葉、落葉広葉樹、高木です。コブシは成長すると高さ10mにもなります。コブシは早春から春に白色(基部は薄赤色)の花を、葉が茂る前に一斉に咲かせます。コブシの花は大きさ10cm程で花弁は6枚、モクレン科特有の雌しべ多数、雄しべ多数が花の中心に螺旋状に配置しています。コブシの白色で爽やかな花は、春を告げる花として有名です。コブシをコブシ花写真、コブシ花観察地図、コブシ花情報でお楽しみ下さい。

クリスマスローズ花

生誕花クリスマスローズ

 キンポウゲ科クリスマスローズ属クリスマスローズ(Christmas rose Helleborus)はヨーロッパから西アジア原産の双子葉、多年生草本の植物です。クリスマスローズは種子または株分けで増やします。クリスマスローズは夏は休眠状態で、晩秋から冬に葉を茂らせ、冬から春に花茎を延ばし少しうつむき加減の花を咲かせます。クリスマスローズの花に見える部分は顎片で、紫色、白色、緑色等に見えます。クリスマスローズの花は、冬から春に開花し長い期間楽しめます。クリスマスローズの少しうつむき加減に咲く可憐な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。

《早春の花の特徴・早春の花の種類・早春の花情報》

名称 現代 早春の花 日本語 早春花 英語 Early Spring Flowers 中国語 早春的花朵
  二月、三月 如月(きさらぎ)、弥生(やよい) February、March 
西洋 クロッカス、スイートビー、マーガレット、ストック、パンジー、ムスカリ、イースター、他
日本 ウメ、フクジュソウ、ホトケノザ、ナズナ、ジンチョウゲ、カワヅザクラ、ヒカンザクラ、他
中国 レンギョウ、モクレン、シモクレン、ウメ、ロウバイ、レンコン、餃子、春節、他
韓国 ウメ、ツバキ、サザンカ、スイセン、レンギョウ、ユッケジャン、茶礼、他 
花色 白色:ウメ、コブシ、ユキヤナギ、ニホンズイセン、ハクモクレン、スノードロップ、他
ピンク:オトメツバキ、ヒカンザクラ、カワヅザクラ、マーガレット、ジャノメエリカ、他
青色:ムスカリ、ブルーデージ、スミレ、ヒヤシンス、ネモフィラ、他
赤色:ツバキ、アロエ、カランコエ、ヒナギク、クリスマスローズ、他
紫色:パンジー、ストック、クリスマスローズ、シバザクラ、デンドロビウム、他
オレンジ色:アロエ、ラナンキュラス、イソギク、ミコニス、マンサク、他
黄色:ラッパズイセン、ミモザ、タンポポ、レンギョウ、フクジュソウ、キク、他
気温 5℃~15℃
特徴 日照を好む(スミレ、パンジー、シバザクラ、ミコニス、タンポポ、他)
低温を好む(サザンカ、菊花、フクジュソウ、スノードロップ、ツバキ、他)
多湿を好む(フクジュソウ、クリスマスローズスノードロップ、ヒヤシンス、他)
乾燥を好む(アロエ、マツバボタン、ローズマリー、他)
利用 庭園、庭木、茶花、生け花、観賞用、漢方薬、食用、飾り、他
芸術 誕生花(クロッカス、スイートビー)、絵画(マーガレット、ウメ)、音楽(ツバキ)、他

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《早春の花写真・早春の花図鑑のページ・早春の花案内》

カワヅザクラ花写真

河津桜カワヅザクラ

 バラ科スモモ属カワヅザクラ(河津桜Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura)は日本が原産の双子葉、落葉、高木です。カワヅザクラは主に、挿し木で増えます。カワヅザクラは花色が桃色で長い期間咲くので世界中で人気の桜です。カワヅザクラは成長する10mになり、春に開花する桃色の花が人気です。カワヅザクラの花はバラ科特有の5弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊多数、雌蕊1、子房上位です。カワヅザクラの花は、同じバラ科のモモやウメの花とよく似た花構造をしています。カワヅザクラは花期後、赤色、オレンジ色の美しい実を付けます。カワヅザクラは並木道、庭園、鉢植え、観賞用として人気があります。

フクジュソウ花

福寿草フクジュソウ

 キンポウゲ科フクジュソウ属フクジュソウ(福寿草Amur adonis Adonis amurensis 他)は日本など東アジア原産の双子葉、多年生、草本です。早春の山麓や里の草地を黄色く飾るフクジュソウの花は、春の花散歩の楽しみです。フクジュソウは、主に種子、株分けで増えます。フクジュソウは、早春に葉が出る前に茎先に黄色い花を咲かせます。フクジュソウの花色は黄色で、稀に紅色、白色のものもあります。フクジュソウの花はキンポウゲ科特有の花構造で、花被片多数(がく片5~8、花弁5~24)、雄蕊多数、雌蕊複数個の花を咲かせます。フクジュソウは花期が終わる頃、枝に互生二回羽状複葉の葉を付けます。

ストック花

紫羅蘭花ストック

 アブラナ科アラセイトウ属ストック(アラセイトウ紫羅蘭花Tenweek Stock Matthiola incana)は南ヨーロッパ原産の双子葉、多年生草本(日本では1年生草本)の植物です。ストックはアブラナ科の植物で、冬から春に高さ50cm程の花茎を延ばし、無限花序(総状花序)の花を次々に咲かせます。ストックの花は2.5cm~3cm程で、アブラナ科特有の4枚の十字花の花弁の花(紫色、白色、赤色)をつけます。ストックの花は冬から春に開花し長い期間咲き続けます。ストックの香りが良い紫色・白色の上品な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。

プリムラ花

被服花プリムラ

 サクラソウ科サクラソウ属プリムラ(Primrose Primula vulgaris 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。プリムラは主に、種子、根茎で増えます。プリムラは古くから品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、黄色、赤色、紫色、青色など様々な花色があり、春の街角を美しく飾ります。プリムラは地下に根茎があり根茎から伸びるロゼット状の根生葉で冬を越し、春に短い花茎を伸ばし、花を次々に開花させます。プリムラの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。プリムラの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。プリムラは花期後、さく果を付けます。プリムラはヨーロッパでは食用、茶、ワインなどに利用されます。

ニガナ花画像

苦菜ニガナ

 キク科ニガナ属ニガナ(苦菜Ixeris dentata 他)は双子葉、多年生(1年生)、草本の植物で、アジアが原産の植物です。ニガナ属はアジアを中心に、30種程がリストアップされています。ニガナは日当たりの良い環境を好み、花色は黄色(白色)です。ニガナの花はキク科特有の頭状花序で、タンポポのように舌状花の集合でできています。ニガナは花期後実(痩果)を付けます。日当たりの良い海岸や街路を飾るニガナの黄色く明るい花を、写真と観察場所の地図、撮影年月日で案内いたします。

カンヒザクラ花画像

寒緋桜カンヒザクラ

 バラ科スモモ属カンヒザクラ(寒緋桜Taiwan cherry Prunus campanulata)は中国南部、台湾原産の双子葉、落葉高木の植物です。カンヒザクラの花は1.5cm~2.5cm程でバラ科特有の5枚の赤色(稀に白色)の花弁をつけます。カンヒザクラの花は温暖な地域では正月頃から、多くの地域では春の2月~3月頃に開花します。カンヒザクラの赤く明るい花はTaiwan cherryと呼ばれ世界中で人気があります。カンヒザクラを花写真、カンヒザクラ花散歩地図、カンヒザクラ花情報でお楽しみ下さい。

ソメイヨシノ花画像

桜花サクラ花散歩

 バラ科スモモ属サクラ(桜花Prunus jamasakura他)はバラ科スモモ属の植物で、双子葉、落葉、小高木です。サクラ(桜花)の定義はあいまいなところもありますが、バラ科スモモ属で主に春に咲く5弁(八重のものもある)の植物を指します。サクラは主に種子、挿し木で増えます。サクラの花期は春で、葉を茂らす前に枝先に多数の花を付けます。サクラの花はバラ科に特有の花構造でがく片5、花弁5、雌しべ1、雄しべ多数です。春に開花するサクラの花は公園樹、桜並木などにも適しています。サクラをサクラ花写真、サクラ花観察地図、サクラ開花情報、サクラ花情報で案内します。

《早春の花写真・早春の花図鑑のページ・早春の花案内》

ジンチョウゲ花

沈丁花ジンチョウゲ

 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属ジンチョウゲ(沈丁花Daphne odora)は中国南部原産の双子葉、常緑低木です。ジンチョウゲは挿し木で増やします。ジンチョウゲは成長すると高さ1m程に成長しますが、寿命は8~10年と言われています。ジンチョウゲの葉は肉厚で冬場にも濃緑で美しいです。春に枝先に赤色、白色の手毬状の花(20個程)を咲かせます。ジンチョウゲの花は大きさ8mm~1cm程で肉厚で香りが良いのが特徴です。ジンチョウゲの花は先が4裂したがく片(花弁はない)が反り返るように咲きます。

ヨコハマヒザクラ花画像

横浜緋桜ヨコハマヒザクラ

 バラ科スモモ属ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜Yokohamahizakura Prunus jamasakura'Kenrokuen Kumagai x Plunus Campanulata)はケンロクエンクマガイとカンヒザクラの交配種で、双子葉、落葉、小高木です。ヨコハマヒザクラは主に挿し木で増え、春に葉が茂る前に枝先に多数の花を咲かせます。ヨコハマヒザクラの花は直径2.5cm~3.5cm程で、少し下向きに咲くことが特徴です。花色は赤色(緋色)です。ヨコハマヒザクラの花はバラ科特有の花でがく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊多数です。ヨコハマヒザクラの花は横浜に春を告げる花として人気があります。

シモクレン花画像

紫木蓮シモクレン

 モクレン科モクレン属シモクレン(紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora)は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。シモクレンは成長すると高さ3m~5m程で、春先に葉が芽吹く前に紫色の美しい花を枝いっぱいに付けます。シモクレンの花は長さ8cm~10cm程で、花被片は紫色で9~12枚、花弁6~9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。シモクレンの紫色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本を始め世界中で人気があります。シモクレンをシモクレン花写真、シモクレン花観察地図、シモクレン花情報でお楽しみ下さい。

ハボタン画像

葉牡丹ハボタン

 アブラナ科アブラナ属ハボタン(葉牡丹Ornamental Kale Brassica oleracea)はヨーロッパ南西部原産の双子葉、二年生、草本です。ハボタンは野生のキャベツ(野生甘藍Wild cabbageBrassica oleracea)から品種改良されたもので、冬場の観葉植物として重宝されています。ハボタンは主に種子で増えます。ハボタンは成長すると20cm~80cm程になります。ハボタンの茎は短くロゼット状で生育し、葉は広く肉厚です。ハボタンは春に1m程の花穂を伸ばし、黄色い花を咲かせます。ハボタンの花はアブラナ科特有の十字花で、顎片(外花被片)4、花弁(内花被片)4で雌蕊1、雄蕊6、子房1室です。ハボタンの実はアブラナの実(菜種)と似ており、数個の油成分を多く含む種子ができます。ハボタンをハボタン花葉写真、ハボタン花葉観察地図、ハボタン花葉情報でお楽しみ下さい。

ノースポール花

北極菊ノースポール

 キク科フランスギク属ノースポール(North Pole Chrysanthemum paludosum)は地中海原産の双子葉、多年草(場所により一年草)植物です。ノースポールは主に種子で増えます。ノースポールの花は2cm~3cmで外側に白い舌状花、中心部に多数の黄色い管状花をつけます。ノースポールの花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月~4月頃に開花します。ノースポールの白く爽やかな花は、世界中で人気があります。ノースポールを花写真、ノースポール花散歩地図、ノースポール花情報でお楽しみ下さい。

ユリオプスデージー花

硫黄掬ユリオプスデージー

 キク科ユリオプス属ユリオプスデージー(Euryops Daisy Euryops pectinatus)は南アフリカ原産の双子葉、常緑低木の植物です。ユリオプスデージーの花は5cm程でキク科特有の外側に黄色い舌状花、中心部に多数の黄色い管状花をつけます。ユリオプスデージーの花は温暖な地域では一年中、多くの地域では春の2月~5月頃に開花します。ユリオプスデージーの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。ユリオプスデージーを花写真、ユリオプスデージー花散歩地図、ユリオプスデージー花情報でお楽しみ下さい。

プリムラマラコイデス花画像

被春花プリムラマラコイデス

 サクラソウ科サクラソウ属プリムラ・マラコイデス(Fairy primrose Primula malacoides 他)は中国雲南省他が原産の双子葉、二年生、草本です。プリムラ・マラコイデスは主に、種子、根茎で増えます。マラコイデスの花色は白色、赤色、紫色などで、早春から春の街角を美しく飾ります。マラコイデスは早春から春に花茎を伸ばし、傘形花序の花を次々に開花させます。マラコイデスの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。マラコイデスの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。マラコイデスは花期後、さく果を付けます。マラコイデスは中国では、薬用などにも利用されます。

シンビジウム花写真

大花惠蘭シンビジウム

 ラン科シンビジウム属シンビジウム(大花惠蘭 Boat Orchid Cymbidium sp.)は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年草です。シンビジウムは、主に種子、バルブ(偽鱗茎)で増えます。早春に咲くシンビジウムの美しい花は庭先や窓辺、室内を明るく飾ります。シンビジウムは比較的暑さ寒さにも強く、鉢植えや露地栽培にも適した植物です。シンビジウムの葉は、バルブの基部から線状の長い葉を付けます。シンビジウムの花はラン科特有の花で、花弁6(外花被片3、内花被片3)です。シンビジウムの花期は1~4月です。

ヒヤシンス花

風信子ヒヤシンス

 ユリ科ヒヤシンス属ヒヤシンス(風信子Hyacinth Hyacinthus orientalis)は南西アジア原産の単子葉、多年生、草本の植物です。ヒヤシンスは主に鱗茎で増え、早春に長さ15cm~35cm程の被針形肉厚の葉を付けます。ヒヤシンスは春に高さ20cm~35cm程の花茎を伸ばし、総状花序の花を2~50個程付けます。ヒヤシンスの花色は青色、赤色、黄色、白色など様々です。ヒヤシンスの花は筒状、肉厚で直径2cm~3.5cmほどです。ヒヤシンスの花はユリ科特有の花で、花被片6、雌しべ1、雄しべ6です。ヒヤシンスの花は香りが良く水栽培にも向いています。春に咲くヒヤシンスの美しく香りの良い花は、春の花散歩の楽しみです。

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シャリンバイ花

車輪梅シャリンバイ

 バラ科シャリンバイ属シャリンバイ(車輪梅Rhaphiolepis indica var. umbellata)は温暖な東アジア沿岸地方の原産で双子葉、常緑低木樹の植物です。シャリンバイはバラ科で、花がウメ(梅)に似ているので車輪梅と漢字でかかれます。シャリンバイは温暖な海岸地方に自生しています。初夏に咲くシャリンバイの花はとても美しく、秋から冬に稔る黒紫色の実もきれいです。シャリンバイの花と実は四季の花実散歩の楽しみです。シャリンバイ花実写真、シャリンバイの花実散歩地図、シャリンバイの花実情報でお楽しみ下さい。

アザレア花写真

唐山躑躅アザレア

 ツツジ科ツツジ属アザレア(Belgian Azalea Rhododendron simsii 他)は日本など東アジアが原産のツツジ属の植物が、ヨーロッパで品種改良された双子葉、常緑、低木です。アザレアは主に挿し木で増えます。アザレアは品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、赤色、紫色などの花色があり、冬から春の花鉢や街角を美しく飾ります。アザレアは冬から春に枝先に美しい花を次々に開花させます。アザレアの花はツツジ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5(10)、雌蕊1です。アザレアの花は、同じツツジ科のツツジの花とよく似た花構造をしています。アザレアは花期後、さく果を付けます。アザレアは他のツツジ科の植物と同じように有毒成分を含みます。

アリッサム花

庭薺アリッサム

 アブラナ科ニワナズナ属スイートアリッサム(庭薺Sweet Alyssum Lobularia maritima)は地中海原産の双子葉、多年生草本です。アリッサムは主に種子で増やします。アブラナ科のアリッサムは秋に発芽し高さ5cm~30cm程に成長し茎は多数に枝分かれして春に総状花序の小さな花を咲かせます。アリッサムの花は大きさ5mm程で白色、紫色、ピンク色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。アリッサムの花はアブラナ科特有の離弁花で花弁は4枚です。アリッサムの花は中心に雌しべ1、雄しべ6があり、香りが良いのが特徴です。

アオキ実

青木アオキ

 ガリア科アオキ属アオキ(青木Japanese laurelAucuba japonica)は日本原産の双子葉、常緑、小低木です。アオキは成長すると1~3m程になり主に種子、挿し木で増えます。アオキはその名の通り冬でも青色=濃緑色の美しい葉が特徴の小低木です。アオキは雌雄異株で、春に新芽が出る頃紫色、褐色の小さな花を多数付けます。アオキの花色は紫色のものが多いですが、褐色のものもあります。アオキの花はガリア科特有の花被片4、子房下位で、雌雄異株です。アオキは翌年冬に赤色、緑色の色鮮やかな1cm程の実(液果)を付けます。

リュウキュウコスミレ花

琉球小菫リュウキュウコスミレ

 スミレ科スミレ属リュウキュウコスミレ(琉球小菫 Viola Yedoensis var. pseudo-japonica)は九州南部から沖縄県原産の双子葉、草本の植物です。リュウキュウコスミレの花は1.5cm~2.5cm程で、スミレ属特有の5枚の紫色(稀に白色)の花弁をつけます。リュウキュウコスミレの花は冬から春(沖縄県地方)に開花します。リュウキュウコスミレの紫色の上品な花は、沖縄県地方の冬から春の花散歩の楽しみです。リュウキュウコスミレを花写真、リュウキュウコスミレ花散歩地図、リュウキュウコスミレ花情報でお楽しみ下さい。

パンジー花

三色菫パンジー

 スミレ科スミレ属パンジー(三色菫Viola Tricolor)はヨーロッパ原産の双子葉、1年生草本(寒冷地では短期多年生草本)の植物です。パンジーは主に種子で増え、10cm~40cmほどに成長します。パンジーは温暖地では冬、寒冷地では春に紫色、黄色、オレンジ色、白色など様々な色の花を咲かせます。パンジーの花は3cm~6cmほどで花弁は5枚(上弁2、側弁2、唇弁1)、顎片5で、中心に雌しべ1、短い雄しべ5があります。パンジーの花は世界中の人から愛され、観賞用として人気があります。パンジー花写真、パンジー花散歩地図、パンジー花情報でお楽しみ下さい。

《早春の花写真・早春の花図鑑のページ・早春の花案内》

ナンテンの実

南天ナンテン

 メギ科ナンテン属ナンテン(南天Nandina domestica)は東アジア原産で双子葉、常緑低木樹の植物です。ナンテンは古い時代に中国から渡来したと言われています。ナンテンは中国名の南天竹から、日本では南天と漢字でかかれます。ナンテンは庭園に植えられていることが多く、薬草としても有名です。初夏に咲くナンテンの白い花はとても気品があり、秋から冬に稔る赤色の実はとても美しいです。ナンテンの花と実は四季の花実散歩の楽しみです。ナンテン花実写真、ナンテンの花実散歩地図、ナンテンの花実情報でお楽しみ下さい。

アセビの花

馬酔木アセビ

 ツツジ科アセビ属アセビ(馬酔木Japanese Andromeda Pieris japonica)は日本や台湾、中国など東アジア原産の双子葉、常緑低木の植物です。アセビは成長すると樹高1~4mになります。葉は楕円形で少し光沢があり毒性があります。春に枝先に複総状の花序を垂らし多くの白(稀に赤)い釣鐘状の花を付けます。アセビの花は0.6cm~0.8cm程で、釣鐘状の合弁花です。アセビの花は早春から春に開花し比較的長い期間咲き続けます。アセビの小さく可愛らしい白色の花は、春の花散歩の楽しみです。

オオシマザクラ花

大島桜オオシマザクラ

 バラ科スモモ属オオシマザクラ(大島桜Prunus speciosa )は伊豆半島から伊豆諸島原産の双子葉、落葉高木の植物です。オオシマザクラの木花は成長すると10m以上になります。オオシマザクラの花は2.5cm~3cm程で、バラ科特有の5枚の白色の花弁の花をつけます。オオシマザクラの花は2月下旬から4月頃に開花します。オオシマザクラの輝くような白色の上品な花は、伊豆半島から関東沿岸地方の春の花散歩の楽しみです。オオシマザクラを花写真、オオシマザクラ花散歩地図、オオシマザクラ花情報でお楽しみ下さい。

シクラメン花

篝火花シクラメン

 サクラソウ科シクラメン属シクラメン(篝火花、豚の饅頭Persian cyclamen Cyclamen persicum)は地中海原産の双子葉、多年生、草本です。シクラメンは冬から早春に咲く花が世界中で人気で主に種子、塊茎で増えます。シクラメンは秋に球茎から芽を出し、ハート型の艶のある葉を付けます。シクラメンは晩秋から冬に花茎を付け少し下向きに咲く紫色、白色、赤色などの美しい花を咲かせます。シクラメンの花はサクラソウ科特有の外花被片5、花被片5、雄蕊5の花を咲かせます。シクラメンは早春に果実(朔果)を付けます。

アロエ花

蘆薈アロエ

 ユリ科アロエ属アロエ(蘆薈Aloe Aloe arborescens他)はアフリカ南部原産の単子葉、多年生、草本です。アロエの仲間は世界中に500種ほど知られていますが、日本ではキダチアロエAloe arborescensが一般的です。冬から春に咲くアロエの赤い花は、暖地の庭園や海岸を美しく飾ります。アロエは主に種子、株分け、挿し木で増えます。キダチアロエは成長すると50cm~3m程になります。アロエの葉は肉厚で、葉の縁に棘があります。アロエの花期は冬から春で総状花序の赤色、オレンジ色の花を咲かせます。アロエの花はユリ科特有の管状花で花被片6(外花被片3+内花被片3)で雌蕊1、雄蕊6、柱頭3裂(子房3室)です。

ゲットウ花写真

月桃ゲットウ

 ショウガ科ハナミョウガ属ゲットウ(月桃Shell Ginger Alpinia zerumbet)は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。ゲットウは主に、種子で増えます。ゲットウは花や葉が美しく、香りが良いので世界中で人気です。ゲットウは成長する1.5~2mになり、常緑の美しい葉と美しい花が人気です。ゲットウの花はショウガ科特有の円錐花序の筒状花で、がく片筒状3裂、花弁筒状3裂で、雄蕊(唇状)6、雌蕊1は合着し唇状になっています。ゲットウの花は、同じショウガ科のショウガの花とよく似た花構造をしています。ゲットウは花期後、赤色、オレンジ色の美しい実を付けます。ゲットウは庭園、鉢植え、観賞用の他、薬草(漢方薬)として利用されています。ゲットウの葉には芳香成分が含まれ、月桃餅や化粧品など多方面に利用されています。

サザンカ花

山茶花サザンカ

 ツバキ科ツバキ属サザンカ(山茶花Camellia sasanqua)は日本を含む東アジア原産の双子葉、樹高5mに成長する常緑広葉樹の植物です。サザンカの葉は光沢があり、鋸歯があります。サザンカは木枯らしの吹き出す晩秋から冬の寒い季節に白色、赤色の同属のツバキに似た花を咲かせます。サザンカの花は直径5cm~7cmほどで、5~7枚の花弁、顎片5~多数を付け、中心に雌しべと多数の雄しべが密集しています。サザンカの花はツバキのように花弁が基部で繋がらず、ばらばらに散るのが特徴です。寒い季節に咲くサザンカの華やかな花は、晩秋から冬の花散歩の楽しみです。

 早春の花図鑑を楽しんでもらえたでしょうか?日本列島に咲く早春の花は、明るく華やかです。早春の花図鑑のページの写真は、全て現地取材して1枚1枚撮影したものです。1枚でも早春の花図鑑の写真の中で、皆様が気に入った写真があれば光栄です。早春の花図鑑の地図を片手に、皆様も早春の花散歩を楽しんでください。

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