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ツバキ科図鑑

Flower Walking with Theaceae Camellia Family

ツバキ科の植物は日本・アジア原産の美しく有用な植物です・ツバキ科の花は四季の花散歩の楽しみ

 ツバキ科(椿科Theaceae Camellia Family)は日本などの東アジア原産の双子葉、常緑樹、高木、灌木の植物です。ツバキ科の植物は主に、種子で増えます。ツバキ科の植物の葉は単葉、互生の葉を付けます。ツバキ科の植物は、花弁が合着した花をつけます。ツバキ科の植物は、雌しべ1は柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ツバキ科の植物は、実(蒴果)を稔らせます。ツバキ科の植物の実の中には油分の多い種子があり、種子から油を採取します。

《ツバキ科 Theaceae Camellia Familyの花写真・ツバキ科お勧めのページ》

台北市 ツバキ花

《台北市故宮博物院至善園に咲くタイワンヤブツバキ花写真》

ヤブツバキ花

藪椿ヤブツバキ

 ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは主に種子で増え、樹高5m~6mほどの高木になります。ヤブツバキの枝はよく分かれ、互生の厚く表面に光沢のある深緑色の葉を付ける。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm~7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4~5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。ヤブツバキ花写真、ヤブツバキ花散歩地図、ヤブツバキ花情報でお楽しみ下さい。

《ツバキ科 Theaceae Camellia Familyの花写真・ツバキ科お勧めのページ》

ヒメシャラ花写真

《横浜港の見える丘公園に咲くヒメシャラの花です》

ヒメシャラ花写真

姫沙羅ヒメシャラ

 ツバキ科ナツツバキ属ヒメシャラ(姫沙羅Japanese Stewartia Stewartia monadelpha)は日本原産の双子葉、落葉、高木です。ヒメシャラの花期は初夏から夏で、花色は白色です。ヒメシャラの花はナツツバキの花に似ていますが、少し小型です。ヒメシャラの花は、ツバキ科特有の花で、花弁5、雌蕊1、雄蕊多数です。ヒメシャラは山や、寺院で多く見かけます。ヒメシャラの白色で可愛らしい花は、初夏から夏の花散歩の楽しみです。ヒメシャラをヒメシャラ花写真、ヒメシャラ花観察地図、ヒメシャラ花情報でお楽しみ下さい。

《ツバキ科 Theaceae Camellia Familyの花情報・学名由来》

植物名 ツツジ目ツバキ科  漢字 椿科 英語 Camellia Family 中国語 山茶科
学名 Theaceae
科名 ツバキ科 Theaceae
属名 ツバキ属 Camellia ナツツバキ属 チャ属 他
花期 初冬花 冬の花 早春花 春の花 初夏花 夏の花 初秋花 秋の花
花色 赤色花:ツバキ、サザンカ、他
ピンク色:ツバキ、サザンカ、他
白色花:チャノキ、ナツツバキ、ヒメシャラ、サザンカ、ツバキ、他
原産 アジア、日本、他
観察地 京都府、奈良県、滋賀県、東京都、横浜市、鎌倉市、横須賀市、台北市、他
特徴 双子葉、常緑樹、ツバキ科、主に種子で増える、葉は単葉、互生、葉は厚く光沢
花は花弁5(基部で合着)、雌しべ1(柱頭が3~4)、雄しべ多数(基部で合着)
果実は3裂して開き、油分の多い種子ができる。油として利用される
利用 飲用、油採取、園芸植物、寺院の庭園、公園の樹木、茶花、化粧品、医薬品、生薬
意味 日本:ツバキ科=椿科、中国:山茶科(茶の仲間)、Camellia Family=ツバキ科
科名Theaceae=from Latin 'Thea' meaning tea=ラテン語で「茶」の意味

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《ツバキ科 Theaceae Camellia Familyの花写真・ツバキ科お勧めのページ》

オカメツバキ花画像

鎌倉鶴岡八幡宮に咲くオトメツバキ花写真》

オカメツバキ花画像

乙女椿オトメツバキ

《ツバキ科 Theaceae Camellia Familyの花写真・ツバキ科お勧めのページ》

ナツツバキ花画像

東慶寺に咲くナツツバキ花写真》

ナツツバキ花画像

夏椿ナツツバキ

 ツバキ科ナツツバキ属ナツツバキ(夏椿、沙羅Japanese Stewartia Stewartia pseudocamellia)は日本、朝鮮半島原産の双子葉、落葉、高木です。ナツツバキは成長すると、10~15m程になります。ナツツバキは木肌が滑らかで、春に互生の黄緑色の葉を茂らせ、初夏から夏に葉脇から白色の5~7cmほどの大きな花を咲かせます。ナツツバキの花は、ツバキ科特有の花で、花弁5、雌蕊1、雄蕊多数です。ナツツバキは沙羅樹とも呼ばれ、寺院で多く見かけます。ナツツバキの白色で爽やかな花は、初夏から夏の花散歩の楽しみです。ナツツバキをナツツバキ花写真、ナツツバキ花観察地図、ナツツバキ花情報でお楽しみ下さい。

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サザンカ花画像

横浜外国人墓地に咲く赤色のサザンカ花写真》

サザンカ花画像

山茶花サザンカ

 ツバキ科ツバキ属サザンカ(山茶花Camellia sasanqua)は日本を含む東アジア原産の双子葉、樹高5mに成長する常緑広葉樹の植物です。サザンカの葉は光沢があり、鋸歯があります。サザンカは木枯らしの吹き出す晩秋から冬の寒い季節に白色、赤色の同属のツバキに似た花を咲かせます。サザンカの花は直径5cm~7cmほどで、5~7枚のがく片、花弁5~多数を付け、中心に雌しべと多数の雄しべが密集しています。サザンカの花はツバキのように花弁が基部で繋がらず、ばらばらに散るのが特徴です。寒い季節に咲くサザンカの華やかな花は、晩秋から冬の花散歩の楽しみです。サザンカ花写真、サザンカの花散歩地図、サザンカの花情報でお楽しみ下さい。

チャノキ若葉画像

建仁寺のチャノキの若葉写真》

チャノキ花画像

茶樹チャノキ

 ツバキ科ツバキ属チャノキ(茶樹Camellia sinensis)は、中国南部原産の双子葉、常緑樹、小高木の植物です。チャノキは東アジア、インド、台湾、日本などでも栽培され、緑茶、紅茶、ウーロン茶などに加工され世界中で飲用されています。チャノキの若芽にはカフェインが多く含まれ嗜好品としても好まれています。またチャノキは秋から冬に白色(薄黄色)の爽やかな花を咲かせます。チャノキ花写真、チャノキ花散歩地図、チャノキ花情報でお楽しみ下さい。

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エゴノキ花画像

クイーンズスクエアに咲くエゴノキ花写真》

エゴノキ花画像

野茉莉エゴノキ(ツツジ目エゴノキ科)

 エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ(Japanese snowbell Styrax japonica)は、日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、小高木です。エゴノキは主に種子、挿し木で増えます。エゴノキは初夏に、香りの良い花を咲かせます。エゴノキの花色は白色(薄紅色)で、香りが良いのが特徴です。エゴノキの花はエゴノキ科特有の花でがく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10です。エゴノキの花は香りが良く白い実も可愛らしいです。エゴノキはシーボルトが、日本を代表する植物の一つ、として世界に紹介しています。エゴノキをエゴノキ花写真、エゴノキ花観察地図、エゴノキの花情報でお楽しみ下さい。

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コマクサ花画像

多様日本各地の花図鑑

 日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。意外に広く変化に富んだ日本列島各地の花植物を、写真図鑑と花観察地図で案内いたします。

サクラ花画像

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 バラ科スモモ属サクラ(桜花Prunus jamasakura他)はバラ科スモモ属の植物で、双子葉、落葉、小高木です。サクラ(桜花)の定義はあいまいなところもありますが、バラ科スモモ属で主に春に咲く5弁(八重のものもある)の植物を指します。サクラは主に種子、挿し木で増えます。サクラの花期は春で、葉を茂らす前に枝先に多数の花を付けます。サクラの花はバラ科に特有の花構造でがく片5、花弁5、雌しべ1、雄しべ多数です。春に開花するサクラの花は公園樹、桜並木などにも適しています。サクラをサクラ花写真、サクラ花観察地図、サクラ開花情報、サクラ花情報で案内します。

ネモフィラ花画像

花色図鑑のページ★

 日本列島各地に咲く、色とりどりの花は華やかで美しいです。約300種類の日本列島に咲く花を、花の色ごとに分類しまとめてみました。日本列島に咲く色とりどりの花を、花色ごとにお楽しみください。日本列島各地に咲く花を、多数の写真で花色ごとにまとめてあります。日本の花色を、多数の花写真図鑑でお楽しみください。

チューリップ花画像

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 日本列島に、花が美しい季節がやてきました。美しい日本列島の季節の風に吹かれながら、日本各地の四季の花図鑑を楽しんでみましょう。日本列島に咲く各季節の花を、写真図鑑と各季節の花観察地図で案内いたします。

イワギキョウ花画像

高山植物花図鑑のページ★

 日本の高山地帯は自然が厳しいですが、短い夏に咲く高山植物の花は美しくけなげです。美しい日本列島の高山帯に咲く花や植物の植物図鑑をご覧ください。高山帯で普段見ることのできない高山植物や、美しい風景に出会えたら幸せですね。それでは、高山植物図鑑を片手に、高山植物花散歩に出かけましょう。

ゴクラクチョウカ花画像

熱帯植物花図鑑のページ★

 日本列島は一般的には狭いと言われますが、分布する植物は熱帯、亜熱帯、温帯、亜寒帯、高山植物など、世界でも豊富で多様な植物が分布しています。今日は日本列島付近で観察される熱帯、亜熱帯が原産の植物を熱帯植物花図鑑で紹介いたします。熱帯亜熱帯植物の花写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も熱帯亜熱帯植物図鑑を片手に熱帯植物花散歩に出かけましょう。

オオハマボウ花画像

海浜植物花図鑑のページ★

 日本列島は四面が海に囲まれ、四季折々の自然や海、花々が美しい場所です。日本列島の浜辺に咲く海浜植物を写真図鑑にしました。海浜植物の写真と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も海浜植物花図鑑を片手に、海浜植物花散歩に出かけましょう。

ライラック花写真

涼しげ北海道花図鑑

 北海道は日本列島で最も北に位置する地域で、亜寒帯や寒帯、高山帯を擁する地域です。北海道は本州に比べ気温湿度が低く温暖差が大きくなっているため、植物の花色などにも多少の変化があります。北海道の植物は花色が鮮やかで、花が大きなものが多く見られます。北海道の固有種の他、牧畜による牧草輸入のため帰化植物も多く見られます。北海道も花を花写真、北海道の花観察地図、北海道の花情報でお楽しみ下さい。

スズラン花画像

四季花暦図鑑

 古くから使われている日本語に「花暦(はなごよみ)」という言葉があります。「花暦」は美しい言葉ですね。自然界は正直なもので、コロナ騒ぎの中でも毎年同じように花が開花します。年によって多少の遅い早いはありますが、花の咲く順番はそれほど変わることがありません。そのため古くは「花暦」を農作業などの指標にもしていたようです。現代でも「花暦」を意識して、デパートなどの飾りつけなども行われているようです。日本列島に咲く月毎の花を、写真図鑑と月毎の花観察地図で案内いたします。

 ツバキ科(椿科Theaceae Camellia Family)は日本などの東アジア原産の双子葉、常緑樹、高木、灌木の植物です。ツバキ科の植物は花も美しく有用な植物が多いです。ツバキ科と同じツツジ目のエゴノキの花と同じ部分と異なる部分を比較してみるのも面白いです。このページの中で皆様が気に入ったのツバキ科の花写真が、一枚でもあれば幸いです。

 ツバキ科(椿科Theaceae Camellia Family)花図鑑は役に立ったでしょうか?ツバキ科の花はとても美しいだけでなく、お茶などの飲用や椿油など様々に利用されています。皆様もこのページの写真と地図を片手にツバキ科花散歩を楽しんでください。美しい庭園や青空、寺社を見ながら、ツバキ科散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、ツバキ科の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらバラ科花図鑑も眺めていってください。

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