高原山麓の花図鑑
Hill and foot of Mountain Flowers Book
高原山麓の花は華やかで美しいです・各地の高原山麓の花図鑑をご覧ください
更新2025.12.30
日本の高原山麓は四季折々の自然や、花々が美しい場所です。美しい日本列島の四季を感じながら、日本各地の高原山麓を花散歩してみましょう。普段見ることのできない高原山麓の花々を、写真図鑑にしました。高原山麓の花々の写真と撮影地の地図、交通アクセスを用意しました。それでは、高原山麓の花図鑑をご覧下さい。
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燕万年青ツバメオモト
夏に志賀高原を花散歩していると、ツバメオモトの瑠璃色の実が稔っていました。ユリ科ツバメオモト属ツバメオモト(燕万年青 Clintonia udensis)は日本(奈良以北の高原、北海道)、東北アジアの高原の林内が原産のユリ科の単子葉、多年生、草本です。ツバメオモトは冬を根茎で過ごし、春から初夏に大型で厚みのある根生葉(長さ15~30㎝)の葉を付け、初夏に10~15㎝程の花茎を伸ばし総状花序の花被片が白色の花を咲かせます。ツバメオモト花はユリ科特有の花ですが花被片は離生します。ツバメオモトの花は花被片6、雌蕊1、雄蕊6、子房上位(3室)です。ツバメオモトは花期後青色(瑠璃色、黒青色)の実(液果)を付けます。北国の林の下で咲くツバメオモトの花と実は、可愛らしく涼し気です。ツバメオモトをツバメオモト実写真、ツバメオモト実観察地図、ツバメオモト実情報でお楽しみ下さい。

舞鶴草マイヅルソウ
キジカクシ科マイヅルソウ属マイヅルソウ(舞鶴草 Snakeberry Maianthemum dilatatum 他)は、日本など北東ユーラシアが原産の植物です。マイヅルソウは単子葉、多年生、草本で、高さ8~20㎝です。マイヅルソウの葉は互生で、ハート形で葉の形状から舞鶴草と名づけられたようです。マイヅルソウは種子、株分けで増え、春から初夏に白色の涼しげな花を咲かせます。マイヅルソウの花はキジカクシ科特有の花で、花被片4、雄蕊4、雌蕊1です。またマイヅルソウは花期後赤色の実(液果)を稔らせます。マイヅルソウを花実写真、マイヅルソウ花実観察地図、マイヅルソウ花実情報でお楽しみ下さい。

片栗カタクリ
雪解けの頃世界遺産白川郷を花散歩していると、紫色のカタクリの花の群落に出会いました。ユリ科カタクリ属カタクリ(片栗Japanese fawn lily Erythronium japonicum)は日本など東北アジアが原産の単子葉、多年生、草本です。カタクリは冬を鱗茎で過ごし、早春雪解けの頃に1~2枚の根生葉と高さ10~20cm程の花茎を通常1本伸ばし花茎の上部に1個の花被片が反り返った紫色(ピンク色)の花を咲かせます。カタクリの花はユリ科特有の花で、花被片6、雌蕊1(柱頭3裂)、雄蕊6です。早春の林の下を明るく飾るカタクリの花は、春の妖精の様です。雪解けの林下に咲く可愛らしいカタクリの花は、早春の花散歩の楽しみです。カタクリをカタクリ花写真、カタクリ花観察地図、カタクリ花情報でお楽しみ下さい。
御山竜胆オヤマリンドウ
夏の終わりに長野県白馬村にある八方尾根を花散歩していると、オヤマリンドウの花がミヤマアキノキリンソウと並んで咲いていました。リンドウ科リンドウ属オヤマリンドウ(御山竜胆Pasture GentianGentiana makinoi)は日本の亜高山帯、高原が原産の双子葉、多年生、草本です。オヤマリンドウの花はリンドウ属特有の花で、蕾は長楕円形で筒状で花は青色、青紫色などです。オヤマリンドウの花は、がく片5、花弁筒状5裂、5星形、雄蕊5、雌蕊1(柱頭2裂)です。オヤマリンドウは花期後、実を付けます。オヤマリンドウをオヤマリンドウ花観察地図、オヤマリンドウ花情報、オヤマリンドウ花写真で案内します。オヤマリンドウの青色の可愛らしい花をお楽しみください。
小鬼百合コオニユリ
夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、可愛らしいコオニユリの花が高原の湖を背景に咲いていました。ユリ科ユリ属コオニユリ(小鬼百合Leichtlins' Lily Lilium leichtlinii)は日本など東アジアの草原が原産の単子葉、多年生、草本です。コオニユリは冬を鱗茎で過ごし、初夏に互生の葉を付け、夏に高さ30cm~100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に数個の花被片が反り返った紅色、オレンジ色の花を咲かせます。コオニユリの花はユリ科特有の筒状花で、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。夏山の湿地や草原を明るく飾るコオニユリの花は、夏の草原の女王です。夏のの草原に咲く可愛らしいコオニユリは、夏の草原散歩の楽しみです。コオニユリをコオニユリ花写真、コオニユリ花観察地図、コオニユリ花情報でお楽しみ下さい。

筆竜胆フデリンドウ
遅い雪解けのやってきた岩手県尾入野湿生植物園を花散歩していると、青色のフデリンドウの花が束になって咲いていました。リンドウ科リンドウ属フデリンドウ(筆竜胆Gentiana zollingeri)は日本、中国、朝鮮半島、ロシアなど東北アジアが原産の双子葉、2年草、草本です。フデクリンドウは春に茎先に先端が5裂した青色の花を咲かせます。フデリンドウの花はリンドウ属特有の花で、蕾は螺旋に巻いた筒状長楕円形で、開くと五星形で、副片5です。フデリンドウの花はがく片5、花弁5裂、副片5、雄蕊5、雌蕊1(柱頭2裂)です。フデリンドウは花期後、実を付けます。フデリンドウの花をフデリンドウ花写真、フデリンドウ花観察地図、フデリンドウ花情報でお楽しみ下さい。

浦島草ウラシマソウ
春に走水神社の裏山を花散歩していると、ユニークな形状のウラシマソウの花が咲いていました。サトイモ科ナンテンショウ属ウラシマソウ(浦島草Cobra lily Urashima Arisaema urashima)は日本の固有種で九州、四国、本州、北海道南部の山野の木陰が原産の双子葉の多年草、草本です。ウラシマソウは主に、種子、球茎で増えます。ウラシマソウは冬を球茎で過ごし、球茎から発芽した1枚の葉(小葉11~17)を付け、偽茎から花茎を直立し、暗紫色の仏炎苞をつけます。仏炎苞の中に多数の花をつけた肉穂花序があり、花序の延長部(付属体)が仏炎苞(5~10㎝)の外に出て高く立ち上がり、先が細くなって垂れ下がっています。ウラシマソウの名は釣糸状の付属体の形状から付けられています。ウラシマソウの花はサトイモ科特有の花で肉穂花序の小さな花(雌雄異株)と、花を取り囲む紫色の仏炎苞が特徴です。ウラシマソウをウラシマソウ花写真、ウラシマソウ花観察地図、ウラシマソウ花葉情報でお楽しみ下さい。

丘虎の尾オカトラノオ
夏に上高地ウエストン碑近くを花散歩していると、白色のオカトラノオの花が咲いていました。サクラソウ科オカトラノオ属オカトラノオ(丘虎の尾Gooseneck loosestrife Lysimachia clethroides 他)は日本、東アジアが原産の双子葉、多年生、草本です。オカトラノオは主に、種子で増えます。オカトラノオの花色は白色で、初夏から夏の草原や高原を美しく飾ります。オカトラノオは冬を根茎で過ごし、春に茎を直線に伸ばし互生の先のとがった長楕円形または狭卵形の葉を付けます。オカトラノオの高さは60㎝~100㎝程で、初夏から夏に虎の尾のように横に傾いた総状花序で白色の花を次々に開花させます。オカトラノオの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。オカトラノオは花期後、赤茶色球形の蒴果を付けます。オカトラノオをオカトラノオ花写真、オカトラノオ花観察地図、オカトラノオ花情報でお楽しみ下さい。

丸葉岳蕗マルバダケブキ
夏に長野県山田牧場を花散歩していると、黄色のマルバダケブキの花が牧場を背景に咲いていました。キク科メタカラコウ属マルバダケブキ(丸葉岳蕗Leopardplant Ligularia dentata)は、日本、中国の山地の湿った草地に自生する多年生、草本植物です。マルバダケブキの葉はフキ(蕗)に似ていて、葉が広く(腎円形)で縁は鋸歯状です。初夏から夏に40~120cm程の花茎を伸ばし、直径5cm~8㎝ほどの頭状花序の黄色の花を5~15個ほど咲かせます。マルバダケブキの黄色の明るい花は山地の草地を彩ります。マルバダケブキ写真、マルバダケブキの花観察地図、マルバダケブキ花情報でお楽しみ下さい。
釣鐘人参ツリガネニンジン
夏の終わりに長野県白馬村八方池山荘近くを花散歩していると、ツリガネニンジン(ハクサンシャジン)の花が咲いていました。キキョウ科ツリガネニンジン属ツリガネニンジン(釣鐘人参Japanese lady bell Adenophora triphylla 他)は日本など東アジア原産の双子葉、多年生、草本です。ツリガネニンジンは成長すると50~150cm程で紫色の筒状(釣鐘)の花を付けます。ツリガネニンジンは主に種子で増え、初夏から夏に直線状に茎を伸ばし、輪生の葉(3~6)を茂らせます。ツリガネニンジンは夏から秋に紫色の釣鐘状の花を輪生に付けます。ツリガネニンジンの花はキキョウ科特有の筒状の合弁花で、がく片5裂、花弁筒状5裂、雌蕊長く先端3裂です。ツリガネニンジンは花期後実(さく果)を付けます。ツリガネニンジンは食用、薬草、生薬、中医薬としても利用されます。ツリガネニンジンの釣鐘状の涼しげな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

小梅蕙草コバイケイソウ
夏に乗鞍畳平を花散歩していると、コバイケイソウの花が咲いていました。ユリ科シュロソウ属コバイケイソウ(小梅蕙草Japanese false hellebores Veratrum stamineum)は日本北海道中部以北の高山帯の草原や湿地が原産の単子葉、多年生、草本です。コバイケイソウは冬を根茎で過ごし、初夏に茎を取り囲む大型の互生の葉(15㎝~25㎝)を付け、夏に高さ60cm~100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に円錐花序の白色の小花を多数咲かせます。コバイケイソウの花はユリ科特有の花で、花被片6、花柱3、雄蕊6です。夏山の湿地や草原を明るく飾るコバイケイソウの花は、夏の草原を優雅に飾ります。夏の草原に咲くコバイケイソウは有毒な植物として知られていますが、夏の草原散歩の楽しみです。コバイケイソウをコバイケイソウ花実写真、コバイケイソウ花観察地図、コバイケイソウ花情報でお楽しみ下さい。

水芭蕉ミズバショウ
春に岩手県雫石に近い尾入野湿生植物園を花散歩していると、ミズバショウの花が咲いていました。サトイモ科ミズバショウ属ミズバショウ(水芭蕉Japanese swamp lantern Lysichiton camtschatcensis)は日本の北部からカムチャッカの高原地帯の湿原が原産の双子葉の多年性、草本です。ミズバショウは主に、種子、株分けで増えます。ミズバショウは冬を根茎で過ごし雪解けの頃に根茎から発芽した葉の間から白色の仏炎苞と呼ばれる30㎝程の苞を開きます。ミズバショウの花はサトイモ科特有の花で黄色を帯び花軸に密集した肉穂花序の小さな花と、花を取り囲む白色の仏炎苞が特徴です。ミズバショウをミズバショウ花葉写真、ミズバショウ花葉観察地図、ミズバショウ花葉情報でお楽しみ下さい。

日光黄萱ニッコウキスゲ
夏に長野県車山山麓を花散歩していると、ニッコウキスゲの花が咲いていました。ユリ科ワスレグサ属ニッコウキスゲ(日光黄萱Nikkokisuge Hemerocallis esculenta)は日本など東アジアが原産の単子葉、多年生、草本です。ニッコウキスゲはゼンテイカとも呼ばれ高原に夏を告げる花として親しまれています。ニッコウキスゲは主に株分け、種子で増えます。ニッコウキスゲは地下茎(根茎)で冬を過ごし、初夏に細長い根出葉を叢生し、線状の細長い葉を2列に並んで付けます。夏に葉心から1本の花茎(高さ60~80cm)を直立し、上部は2分岐し各先端に3~4個の黄色(黄橙色)の花を総状に付けます。ニッコウキスゲの花はユリ科特有の花で、ラッパ状(筒状で先端は開き6裂)です。ニッコウキスゲの花は花被片6、雄蕊6、雌蕊1、子房3室です。ニッコウキスゲは花期後、さく果を付けます。
立山竜胆タテヤマリンドウ
初夏に八方尾根を花散歩していると、青色のタテヤマリンドウの花が開いていました。リンドウ科リンドウ属タテヤマリンドウ(立山竜胆Tateyama Gentian Gentiana thunbergii var. minor )は日本の北海道、中部山岳地帯以北の亜高山帯、高山帯が原産の双子葉、越年草、草本です。タテヤマリンドウの花はリンドウ属特有の花で、蕾は長楕円形で筒状で花は青色です。タテヤマリンドウの花は、がく片5、花弁筒状5裂(副花冠5裂で10枚に見える)、雄蕊5、雌蕊1(柱頭2裂)です。タテヤマリンドウは花期後、実を付けます。タテヤマリンドウをタテヤマリンドウ花観察地図、タテヤマリンドウ花情報、タテヤマリンドウ花写真で案内します。高山に咲くタテヤマリンドウの青色の可愛らしい花をお楽しみください。
下野草シモツケソウ
夏に長野県白馬村八方尾根を花散歩していると、シモツケソウの花が咲いていました。バラ科シモツケソウ属シモツケソウ(下野草Japanese meadowsweet Filipendula multijuga)は日本の高原が原産の高さ20cm~1m程の双子葉、多年生、草本です。シモツケソウは主に種子で増え、初夏に対生、5裂した羽状複葉の鋸葉のある葉を付け、夏から秋に枝先に多数の花を散房花序に付けます。シモツケソウの花はバラ科特有の花で、直径4~5㎜程度の小さなもので、雄蕊が長いのが特徴です。シモツケソウの花はがく片4~5、花弁3~5、雄蕊多数です。シモツケソウの可愛らしい花は夏から秋の山野を美しく飾ります。シモツケソウをシモツケソウ花写真、シモツケソウ花観察地図、シモツケソウ花情報でお楽しみ下さい。

河骨コウホネ
夏も涼しい青森県弘前城公園を花散歩していると、お堀にコウホネの花が咲いていました。スイレン科コウホネ属コウホネ(河骨East Asian yellow water-lily Nuphar japonica他)は日本、朝鮮半島などに分布する双子葉、多年生、水生草本です。コウホネの花色は黄色で、園芸植物としても人気があります。コウホネの花はがく片5、花弁多数、雄蕊多数です。コウホネの雌蕊は多数の心皮が集合して1個の雌蕊を構成し柱頭盤を形成し、柱頭盤(黄色)には心皮数の柱頭があります。コウホネは地下茎が、生薬として利用されています。コウホネをコウホネ花写真、コウホネ花観察地図、コウホネ花情報でお楽しみ下さい。
九蓋草クガイソウ
夏に長野県上高地を花散歩していると、クガイソウの花が咲いていました。オオバコ科クガイソウ属クガイソウ(九蓋草Herb Weiling Ascitesgrass Veronicastrum sibiricum)は日本など東アジア北部が原産の双子葉、多年生、草本です。クガイソウは穂状の総状花序の花が美しく成長すると80~150cmになります。クガイソウは冬はひげ根に覆われた根茎で過ごし、初夏から夏に円形の直立する茎を伸ばし、4~8枚の輪生の葉を茂らせます。クガイソウは夏から秋に長さ10~25cm程の円錐状の総状花序の薄紫色、白色の花を多数開花させます。クガイソウの花はクガイソウ属特有の花で、花冠は筒状で先が4裂し、雄蕊は2本です。クガイソウは花期後蒴果を付けます。クガイソウの涼しげな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

山母子ヤマハハコ
夏に長野県上高地梓川河畔を花散歩していると、ヤマハハコの花が梓川を背景に咲いていました。キク科ヤマハハコ属ヤマハハコ(山母子 Pearly Everlasting Anaphalis margaritacea)は日本などユーラシア、北アメリカが原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマハハコの茎は白い綿毛で覆われ、白いヴェールを被ったような白く美しい植物です。ヤマハハコは日当たりの良い山地の草原や水辺に生え、初夏から夏に白い綿毛に覆われた茎に披針形の葉を互生に付け、夏に白い総苞片に覆われた黄色い頭花(管状花)を散房状に付けます。ヤマハハコの花はキク科特有の花で、管状花(筒状花)だけからできています。ヤマハハコの白く真珠のように輝く花は、世界中で愛されています。ヤマハハコの白く可愛いらしい花は、夏の花散歩の楽しみです。
唐糸草カライトソウ
夏に長野県白馬村八方尾根を花散歩していると、カライトソウの花が咲いていました。バラ科ワレモコウ属カライトソウ(唐糸草Hakusan Burnet Sanguisorba hakusanensis)は日本朝鮮半島の高山や寒冷地が原産の双子葉、多年生、草本です。カライトソウは初夏から夏に地下茎から互生の羽状複葉の根生葉を茂らせ、夏~秋に1m程の花茎を伸ばし花茎の先に円形、長円形の赤紫色の穂状の花を咲かせます。カライトソウの花はがく片4、花弁は無く、雌蕊1、雄蕊6~12で長いのが特徴です。カライトソウをカライトソウ花写真、カライトソウ花観察地図、カライトソウ花情報でお楽しみ下さい。

反魂草ハンゴンソウ
夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、ハンゴンソウの花にミツバチが止まっているのが観察でいました。キク科キオン属ハンゴンソウ(反魂草Senecio cannabifolius)は日本や東アジアが原産の双子葉、多年生、草本です。ハンゴンソウは日本では北海道、本州の高原に分布します。ハンゴンソウは高原の水辺や湿地で高さ2m程に成長し、春から初夏に3~7の切れ込みのある葉を茂らせます。ハンゴンソウは夏に花茎を伸ばし、直径2cm程の黄色い頭状花を散房状に多数咲かせます。ハンゴンソウの花はキク科特有の頭状花で、舌状花は5~7です。ハンゴンソウの花は周辺部の黄色い雌性の舌状花(5~7)と中心部の黄色い両性の筒状花からなります。

白吾亦紅ナガボノシロワレモコウ
初秋に北海道ニセコ神仙沼を花散歩していると、ナガボノシロワレモコウの花に蝶が止まっているのを観察できました。バラ科ワレモコウ属ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾亦紅White Japanese burnet Sanguisorba tenuifolia)は日本、朝鮮半島、モンゴル、シベリアの高原が原産の双子葉、多年生、草本です。ナガボノシロワレモコウは初夏から夏に地下茎から互生の羽状複葉の根生葉を茂らせ、夏~秋に1m程の花茎を伸ばし花茎の先に円形、長円形の白色の穂状の花を咲かせます。ナガボノシロワレモコウの花はがく片4、花弁は無く、雌蕊1、雄蕊6~12で長いのが特徴です。ナガボノシロワレモコウをナガボノシロワレモコウ花写真、ナガボノシロワレモコウ花観察地図、ナガボノシロワレモコウ花情報でお楽しみ下さい。
《山高原の植物の特徴・山高原植物の種類・山高原植物花情報》
| 名称 | 現代 山高原植物 日本語 山野草 英語 Alpine plants 中国語 垫状植物 |
| 環境 | 本州の標高の高い山、北海道では標高の低い山あり、沿岸部、積雪地、強風地、他 |
| 葉 | ロゼット状(ウサギギク、イワギキョウ、他) 針状葉(ハイマツ、イワツメクサ、トウヤクリンドウ、イワヒゲ、他) 羽状葉(コマクサ、ヨツバシオガマ、チングルマ、イワオオギ、他) 肉厚(コケモモ、イワベンケイ、イワウメ、他) 毛で覆われる(チシマギキョウ、オキナグザ、ヤマハハコ、ウスユキソウ、他) |
| 根 | 根が発達(ウルップソウ、イワベンケイ、他)、根が深く広がる(コマクサ、イワツメクサ、他) |
| 茎 | 短い(イワウメ、イワカガミ、ユキワリソウ)、匍匐(コケモモ、イワヒゲ、) |
| 花 | 大きく目立つものが多い(ウサギギク、イワギキョウ、コマクサ、クロユリ、他) 筒状(イワギキョウ、チシマギキョウ、シャクナゲ、トウヤクリンドウ、クルマユリ、他)が多い |
| 花色 | 白色:ミズバショウ、スズラン、ゴマナ、ゴゼンタチバナ、ノコギリソウ、他 ピンク色:コマクサ、コスモス、カワラナデシコ、ヤナギラン、カライトソウ、他 青色:チシマギキョウ、イワギキョウ、オヤマリンドウ、ツルリンドウ、キキョウ、他 赤色:ヤナギラン、タカネバラ、ツツジ、シャクナゲ、オニユリ、シモツケソウ、他 黄色:ウサギギク、ヤマブキ、ニッコウキスゲ、アキノキリンソウ、キブシ、他 紫色:コスモス、スミレ、コマクサ、フジバカマ、シモツケ、ワレモコウ、マツムシソウ、他 オレンジ色:クルマユリ、ニッコウキスゲ、コオニユリ、マンサク、ハンゴンソウ、他 |
| 気温 | -30℃~20℃ |
| 特徴 | 根や地下茎が発達、葉は硬く肉厚、針状、光沢を持つものが多い、高さは低い 匍匐性のものが多い、ロゼット状のものも多い、花の形状は筒状や合弁のものが多い、 花は比較的大きく目立つものが多い、乾燥に強い、観賞価値の高いものが多い |
| 利用 | 食用(コケモモ、イワベンケイ、等)、生薬(トウヤクリンドウ等)、観賞、香水、他 |
| 芸術 | 絵画(クロユリ、コマクサ、)、句歌(クルマユリ、ゴゼンタチバナ、クモマグサ、他) |
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鳥兜トリカブト
夏に長野県上高地梓川河畔を花散歩していると、トリカブトの花が河童橋を背景に咲いていました。キンポウゲ科トリカブト属(鳥兜Monkushood Aconitum)は日本などユーラシア大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。トリカブト属の植物は、世界中で250種以上が知られています。トリカブトは、主に種子、根塊で増えます。トリカブトは毒草として有名ですが、青紫色の花は美しく、レイジンソウ(伶人草)と呼ばれている種類もあります。トリカブトは冬を根塊で過ごし、春から初夏に茎を直立させ、互生の切れ込みのある葉を茂らせます。トリカブトは夏に茎先、葉脇に青紫色の烏帽子に似た花を咲かせます。トリカブトの花はキンポウゲ科特有の花で、青紫色(青色、紫色)の花でがく片5、花弁2、雄蕊多数、雌蕊3~5です。トリカブトは花期後、実を付けます。
駒草コマクサ
ケシ科コマクサ属コマクサ(駒草Komakusa Dicentra peregrina)は日本シベリアの高山や寒冷地が原産の双子葉、多年生、草本です。コマクサは初夏から夏に根状茎から羽状複葉の根生葉を茂らせます。コマクサは夏に10~15cm程の花茎を伸ばし、花茎に総状花序の心臓型の花を次々に付けます。コマクサの花はケシ科特有の花で、がく片2、花弁4、雌蕊1、雄蕊6です。コマクサは花期後黒色の実(蒴果)を付けます。コマクサをコマクサ花写真、コマクサ花観察地図、コマクサ花情報でお楽しみ下さい。

七竈ナナカマド
バラ科ナナカマド属ナナカマド(七竈Japanese Rowan Sorbus commixta)は日本サハリンなど東アジアの寒冷地原産の双子葉、落葉、高木です。ナナカマドは寒冷な環境を好み、秋に赤色の美しい実を付け葉が赤く紅葉するのが特徴です。ナナカマドは成長すると樹高10m近くなります。ナナカマドは初夏に、奇数羽状複葉を枝先に付け、枝先に散房状の白い花を多数咲かせます。ナナカマドの花はバラ科特有の花でガク片5枚、花弁5枚、雌蕊は複数が融合、柱頭は3~5裂、雄蕊20です。ナナカマドは秋に赤い実を稔らせ葉は赤く紅葉します。ナナカマドの実と紅葉は美しく、世界中から愛されています。
山蛍袋ヤマホタルブクロ
キキョウ科ホタルブクロ属ヤマホタルブクロ(山蛍袋Campanula punctata var. hondoensis)は日本の高原地帯が原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマホタルブクロは冬を宿根で過ごし、初夏に互生の毛におおわれた葉を茂らせ、夏に花茎を伸ばし、釣り鐘状の下向きに咲く花を次々に咲かせます。ヤマホタルブクロの花色は紫色、白色などで、ホタルブクロの高山型変種です。ヤマホタルブクロの花は、キキョウ科特有の花でがく片5、花弁筒状5裂、雌蕊3裂、雄蕊5です。夏の山道に咲くヤマホタルブクロのかわいらしい花は夏の高原の花散歩の楽しみです。
糊空木ノリウツギ
アジサイ科アジサイ属ノリウツギ(糊空木Hydrangea paniculata他)は東アジア原産の双子葉、落葉、低木です。ノリウツギは成長すると高さ2m~5mになります。ノリウツギは春から初夏に卵形、楕円形の対生の葉を茂らせ、夏に枝先に白色の円錐状の両性花と装飾花を付けます。ノリウツギの花は白色で、両性花は花弁が5で雌蕊3裂、雄蕊10です。ノリウツギの装飾花はがく片4~5、花弁4~5です。ノリウツギはシーボルトが日本など東アジア固有の植物として紹介しました。ノリウツギの花は涼しげで、夏の高原の花散歩に最適な花です。

岩桔梗イワギキョウ
夏に乗鞍山麓の畳平を花散歩していると、イワギキョウの花が咲いていました。キキョウ科ホタルブクロ属イワギキョウ(岩桔梗Alaska Harebell Campanula lasiocarpa 他)は日本やシベリ、アラスカなどの寒冷地が原産の双子葉、多年生、草本です。イワギキョウは成長しても10cm程で、青紫色のホタルブクロに似た花を咲かせます。イワギキョウは砂礫地を好み、主に種子で増えます。イワギキョウはロゼット状に鋸歯のある根生葉を茂らせ、夏から秋に10cm程の花茎を伸ばし、花茎の先にキキョウに似た大きな花を横から上向きに咲かせます。イワギキョウの花は青紫色で、キキョウ科特有の花で、がく片5、花弁先端5裂、雄蕊5、雌蕊1(先端3裂)です。イワギキョウは花期後実(蒴果)を付けます。イワギキョウは夏から秋の高原の花でベル状の涼しげな花が人気です。イワギキョウの青紫色の優しげな花は、秋の高原の花散歩の楽しみです。
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田村草タムラソウ
初秋に長野県上高地田代湿原を花散歩していると、タムラソウの花が咲いていました。キク科タムラソウ属タムラソウ(田村草Plumeless saw-wort Serratula coronata 他)は日本などユーラシア大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。タムラソウは成長すると70~150cm程で、紫色のアザミに似た棘の無い花を咲かせます。タムラソウは主に種子で増えます。タムラソウの茎は直立し、葉は羽状で全裂しています。タムラソウは夏の終わりから秋に花茎を伸ばし、花茎の先にアザミの花に似た頭状花序の花を咲かせます。タムラソウの花は赤紫色で、キク科特有の頭状花序の花で筒状花のみでできています。タムラソウは花期後実(痩果)を付けます。タムラソウは秋の高原の花で薬草、漢方薬としても利用されます。タムラソウの赤紫色の優しげな花は、秋の高原の花散歩の楽しみです。

車百合クルマユリ
ユリ科ユリ属クルマユリ(車百合Wheel Lily Lilium medeoloides)は日本など東アジア寒冷地が原産の単子葉、多年生、草本です。クルマユリは冬を鱗茎で過ごし、初夏に輪生の葉を付け、夏に高さ30cm~100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に数個の花被片が反り返った紅色、オレンジ色の花を咲かせます。クルマユリの花はユリ科特有の筒状花で、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。夏山の草原を明るく飾るクルマユリの花は、高山植物の女王的存在です。高山の草原に咲く可愛らしいクルマユリは、夏山散歩の楽しみです。

御前橘ゴゼンタチバナ
夏に八ヶ岳縞枯山近くを花散歩していると、ゴゼンタチバナの花が咲いていました。ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ(御前橘Canadian bunchberry Cornus canadensis)は日本などアジア、北アメリカ北部が原産の高さ10cm~20cm程の双子葉、多年生、草本です。ゴゼンタチバナは冬を地下茎で過ごし、初夏に輪生に見える4~6枚の葉を付け、夏に頭状花序の白い花を咲かせます。ゴゼンタチバナの花はミズキ科特有の花で、外側の4枚の花弁に見える総苞片の中に数十個の小さな花(花弁4、雌蕊1、雄蕊4)を付けます。ゴゼンタチバナは花期後赤色の可愛らしい実(核果)を付けます。ゴゼンタチバナをゴゼンタチバナ花実写真、ゴゼンタチバナ花実観察地図、ゴゼンタチバナ花実情報でお楽しみ下さい。

吾亦紅ワレモコウ
夏に長野県白馬村八方尾根を花散歩していると、ワレモコウの花が白馬三山を背景に咲いていました。バラ科ワレモコウ属ワレモコウ(吾亦紅Great Burnet Sanguisorba officinalis)はユーラシア大陸の寒冷地原産の双子葉、多年生、草本です。ワレモコウは寒冷な高原を好み、秋に赤紫色の穂状の花を咲かせるのが特徴です。ワレモコウは初夏から夏に地下茎から互生の羽状複葉の根生葉を茂らせ、夏~秋に1m程の花茎を伸ばし花茎の先に円形、長円形の赤紫色の穂状の花を咲かせます。ワレモコウの花はがく片4、花弁は無く、花柱細長、雄蕊4です。ワレモコウの花はガーネットのような美しさで、世界中から愛されています。
松虫草マツムシソウ
初秋に長野県白馬村八方尾根を花散歩していると、マツムシソウの花が咲いていました。マツムシソウ科マツムシソウ属マツムシソウ(松虫草Japanese Scabiosa Scabiosa japonica 他)は日本が原産の双子葉、一年生(多年生)、草本です。マツムシソウは成長すると10~80cm程で、紫色のキクに似た頭状花序の花を付けます。マツムシソウは主に種子で増え、夏に直線状に茎を伸ばし、対生で羽状の葉を茂らせます。マツムシソウは夏から秋に紫色の頭状花序の花を付けます。マツムシソウの花はキク科に似た頭状花序の花で、総苞片葉状で、花弁筒状5裂、雌蕊長、雄蕊2~4です。マツムシソウは花期後実(痩果)を付けます。マツムシソウは園芸、観賞用、薬草、生薬としても利用されます。マツムシソウの涼しげな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。
山苧環ヤマオダマキ
夏に長野県麦草峠を花散歩していると、ヤマオダマキの花が咲いていました。キンポウゲ科オダマキ属ヤマオダマキ(山苧環 Columbine Aquilegia buergeriana 他)は日本が原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマオダマキは成長すると30~70cm程で黄色(紫色)の透明感のある花を付けます。ヤマオダマキは冬根茎で過ごし、初夏から夏に茎を伸ばし、2回3出複葉の葉を茂らせます。ヤマオダマキは夏から秋に黄色の花を付けます。ヤマオダマキの花はキンポウゲ科特有の花で、がく片5、花弁5、心皮5、雄蕊多数でできています。ヤマオダマキは花期後5室の袋果を付けます。ヤマオダマキは観賞用としても利用されます。ヤマオダマキの透明感のある爽やかな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。
靫草ウツボグサ
夏に長野県白馬村八方尾根を花散歩していると、ウツボグサの花が咲いていました。シソ科ウツボグサ属ウツボグサ(靫草、空穂草Heal-all Prunella vulgaris 他)は日本など北半球が原産の双子葉、多年生、草本です。ウツボグサは成長すると20~30cm程で紫色の穂状の花を付けます。ウツボグサは主に種子で増え、初夏から夏に匍匐茎を伸ばし、対生の葉を茂らせます。ウツボグサは夏から秋に紫色の穂状の花を付けます。ウツボグサの花はシソ科特有の花で、がく片2裂、花弁筒状5裂(上唇2が合着、下唇3裂)、雄蕊4でできています。ウツボグサは花期後実を付けます。ウツボグサは薬草、生薬、中医薬としても利用されます。ウツボグサの穂状のユニークな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。
胡麻菜ゴマナ
夏に長野県木戸池湖畔を花散歩していると、ゴマナの花にアキアカネが止まっているのが観察できました。キク科シオン属ゴマナ(胡麻菜Aster glehnii var. hondoensis他)は日本など東アジア北部、高原が原産の双子葉、多年生、草本です。ゴマナは白色の頭状花序の花を散房状に付け100~150cmになります。ゴマナは冬は横に広がる根茎で過ごし、初夏から夏に茎を伸ばし、互生長楕円形のざらつく葉を茂らせます。ゴマナは夏から秋に白色の頭状花序の花を散房状に付けます。ゴマナの花はキク科特有の花で、白色の舌状花と黄色い管状花でできています。ゴマナは花期後痩果を付けます。ゴマナは食用、としても利用されます。ゴマナの素朴で爽やかな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。
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当薬竜胆トウヤクリンドウ
夏に乗鞍山麓の鶴が池畔を花散歩していると、トウヤクリンドウの花が咲いていました。リンドウ科リンドウ属トウヤクリンドウ(当薬竜胆Gentiana algida)は日本などユーラシア大陸、北アメリカが原産の双子葉、多年生、草本です。トウヤクリンドウは、主に種子、根茎で増えます。トウヤクリンドウは、薬草、漢方薬として知られています。トウヤクリンドウは冬を根茎で過ごし、初夏に茎を直立させ、対生の披針形の葉を茂らせます。トウヤクリンドウは夏の終わりから秋に茎先に先端が5裂した花を咲かせます。トウヤクリンドウの花はリンドウ属特有の花で、蕾は螺旋に巻いた筒状長楕円形で、開くと五星形です。雄蕊5、雌蕊1(柱頭2裂)です。トウヤクリンドウは花期後、実を付けます。

鋸草ノコギリソウ
夏に上高地ウエストン碑近くを花散歩していると、ノコギリソウの花が北アルプスの峰々を背景に咲いていました。キク科ノコギリソウ属ノコギリソウ(鋸草Chinese yarrow Achillea alpina)は日本などユーラシア、北アメリカ大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。ノコギリソウは、高地や寒冷地に生育するキク科の植物で、主に種子、宿根で増えます。ノコギリソウは世界中で、薬草や漢方薬として利用されています。ノコギリソウは宿根で冬を過ごし、鋸歯のある葉を茂らせ夏に高さ50~100cm程の花茎を伸ばします。ノコギリソウは夏に花茎の先に散房状の頭花(白色、薄紅、赤色)を付けます。ノコギリソウの花はキク科特有の花で、舌状花と管状花で出来ています。ノコギリソウは花期後、痩果を付けます。
兎菊ウサギギク
夏に乗鞍山麓の畳平を花散歩していると、ウサギギクの花が咲いていました。キク科ウサギギク属ウサギギク(兎菊Arnica unalascensis)は、日本の中部山岳地帯以北の高山帯、亜高山帯に分布する多年生、草本植物です。ウサギギクは高さ15cm~25cm程で、葉がへら状で兎の耳に似ています。ウサギギクは夏に花茎を伸ばし、3~4cmほどのキク科特有の頭状花序の黄色い花を1輪咲かせます。ウサギギクの黄色の明るく可愛らしい花は、高山の草原を飾ります。ウサギギクをウサギギク花写真、ウサギギク花観察地図、ウサギギクの花情報でお楽しみ下さい。

草牡丹クサボタン
夏に長野県上高地梓川河畔を花散歩していると、クサボタンの花が岳沢カールを背景に咲いていました。キンポウゲ科センニンソウ属クサボタン(草牡丹Kusabotan Clematis stans 他)は日本が原産の双子葉、多年性、植物です。クサボタンの花は、キンポウゲ科特有の花でがく片4、花弁なし、雌蕊多数(多心皮)、雄蕊多数です。クサボタンの可愛らしい花は河原や草原を華やかに飾ります。クサボタンをクサボタン花写真、クサボタン花観察地図、クサボタン花情報でお楽しみ下さい。
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山法師ヤマボウシ
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ(山法師Japanese Dogwood Cornus kousa)は日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、広葉樹、高木です。ヤマボウシは、主に種子で増えます。ヤマボウシの白く涼しげな花は、世界中で人気があります。ヤマボウシは成長すると5~10m程の高木になります。ヤマボウシは春に対生の卵円形の葉を付け初夏に白色(薄紅)の花弁状総苞片4枚の中に20~30個の薄黄色花を付けます。ヤマボウシの花はミズキ科特有の花で、がく片筒状4、花弁4、雄蕊4、子房下位(2室)です。ヤマボウシは花期後、赤色の実を付けます。

鈴蘭スズラン
スズラン属スズラン(鈴蘭Lily of the valley Convallaria majalis)は日本などユーラシア大陸が原産の単子葉、多年生、草本(宿根草)です。スズランは主に種子、地下茎で増えます。スズランの可愛らしく香りの良い花は世界中で人気があります。スズランは地下茎で冬を過ごし、春に16~20cm程の卵円形の根生葉を数枚伸ばします。初夏に高さ15~30cm程の花茎を伸ばし、鈴型の白色の花を総状花序に咲かせます。スズランの花はユリ科特有の鈴型の筒状花で、花弁は先端6裂で、雄蕊6、雌蕊1です。スズランは花期後、オレンジ色の実を付けます。

下野シモツケ
バラ科シモツケ属シモツケ(下野Japanese Spiraea Spiraea japonica)は日本など東アジアが原産の高さ1.2~2m程の双子葉、落葉、低木です。シモツケは主に挿し木で増え、春から初夏に互生、惰円形(長楕円形)の鋸葉のある葉を付け、夏から秋に枝先に多数の花を総状花序に付けます。シモツケの花はバラ科特有の花で、直径5~8㎜程度の小さなものです。シモツケの花はがく片5、花弁5、心皮5、雄蕊多数です。シモツケの可愛らしい花は夏から秋の山野を美しく飾ります。

御前橘ゴゼンタチバナ
ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ(御前橘Canadian bunchberry Cornus canadensis)は日本などアジア、北アメリカ北部が原産の高さ10cm~20cm程の双子葉、多年生、草本です。ゴゼンタチバナは冬を地下茎で過ごし、初夏に輪生に見える4~6枚の葉を付け、夏に頭状花序の白い花を咲かせます。ゴゼンタチバナの花はミズキ科特有の花で、外側の4枚の花弁に見える総苞片の中に数十個の小さな花(花弁4、雌蕊1、雄蕊4)を付けます。ゴゼンタチバナは花期後赤色の可愛らしい実(核果)を付けます。ゴゼンタチバナをゴゼンタチバナ花実写真、ゴゼンタチバナ花実観察地図、ゴゼンタチバナ花実情報でお楽しみ下さい。

四葉鵯ヨツバヒヨドリ
キク科ヒヨドリバナ属ヨツバヒヨドリ(四葉鵯Fortune Bogorchid Eupatorium chinense)は日本など東アジアが原産の高さ80cm~100cm程の双子葉、多年生、草本です。ヨツバヒヨドリは冬を根茎で過ごし、初夏に輪生の4枚(3~5)程の葉を付け、夏に頭状花序の薄紫色、白色の花を咲かせます。ヨツバヒヨドリの花はヒヨドリバナ属特有の管状花で、散房状に多数付けます。ヨツバヒヨドリの管状花は花弁5裂、雌蕊1、雄蕊5です。ヨツバヒヨドリは薬草、漢方薬としても利用されています。
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海浜海浜植物図鑑
日本列島は、四面を海に囲まれている国です。日本列島の沿岸に咲く美しい四季の花々を紹介しながらの、海浜植物花散歩を楽しんでください。海浜植物の写真、海浜植物の撮影場所の便利な地図や交通アクセスも用意しました。皆様も海浜植物花散歩を楽しんでください。

四季花暦図鑑
古くから使われている日本語に、「花暦(はなごよみ)」という言葉があります。「花暦」は美しい言葉ですね。自然界は正直なもので、コロナ騒ぎの中でも毎年同じように花が開花します。年によって多少の遅い早いはありますが、花の咲く順番はそれほど変わることがありません。そのため古くは「花暦」を、農作業などの指標にもしていたようです。現代でも「花暦」を意識して、デパートなどの飾りつけなども行われているようです。日本列島に咲く月毎の花を、写真図鑑と月毎の花観察地図で案内いたします。
図鑑万葉植物図鑑
万葉集は7世紀前半から759年までの約130年間の、日本最古の和歌集です。万葉集には天皇から庶民まで各階層、東北から九州まで各地域の和歌約4500首が収められています。万葉集には植物が詠われているものも多く、約180首が挙げられます。当時万葉集に詠われた植物名が不明なものもありますが、万葉に読まれた植物をいくつか紹介したいと思います。万葉の植物を写真と花観察地図、万葉の花情報で案内いたします。
公園公園花図鑑
日本各地の公園に咲く身近な四季の花は、明るく華やかで素朴です。各地の身近な公園に咲く四季の花は、ゆっくり眺めるととても美しく感動的です。日本列島各地の多様性のある四季の公園に咲く花を、写真図鑑にしました。身近な四季の公園に咲く赤色、青色、白色、黄色、紫色、オレンジ色、ピンク色の花を写真図鑑でお楽しみください。四季の公園に咲く花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も公園花図鑑を片手に、地元の公園花散歩を楽しみましょう。

高原の花八方尾根花散歩1
八方尾根は北アルプス唐松岳(標高2696m)の稜線にある眺めの良い尾根です。八方尾根からは白馬村の街並みや白馬三山の白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を望むことができます。また八方尾根周辺には高山植物の花畑も広がり植物観察にも最適な場所です。八方尾根へは山の初心者でもゴンドラとリフトで気軽に行くことができます。八方尾根花散歩1ではゴンドラ兎平駅(標高約1400m)から八方池山荘(標高約1830m)付近の植物を写真と地図で案内いたします。八方尾根付近は亜高山地帯、高山帯ですので、天候の急変や降雪、落雷には充分気をつけてください。

高山植物八方池高山植物
八方池は北アルプス唐松岳(標高2696m)の八方尾根にある天上の眺めの素晴らしい池です。八方池の標高は2060mで八方池からは白馬三山の白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を望むことができます。また八方池周辺には高山植物の花畑も広がり植物観察にも最適な場所です。八方池へはゴンドラとリフトで八方池山荘(標高1830m地点)まで行くことができます。八方池へは標高差230m、約90分の道のりを歩けば着くことができます。しかし八方池は高山地帯で、標高2060mあります。天候の急変や降雪、落雷には充分気をつけてください。八方池周辺の花畑の高山植物を写真と地図、交通アクセス、八方池散策情報で案内いたします。

各地各地の花図鑑
日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。意外に広く変化に富んだ日本列島各地の花植物を、写真図鑑と花観察地図で案内いたします。
庭園庭園花散歩
日本列島各地の庭園・名園に咲く、色とりどりの花は華やかで美しいです。日本列島にはたくさんの庭園や名園があります。日本の気候は変化に富んでいますので、それぞれの庭園に咲く花も異なっています。日本列島各地の庭園名園の花散歩をお楽しみください。日本列島各地の庭園の花散歩を写真と地図、交通アクセスで案内いたします。
高原山麓の花図鑑2に続く
高原山麓の花の続きです。更に高原山麓の花をゆっくりお楽しみください
高原山麓の花図鑑を、楽しんでもらえたでしょうか?高原山麓を花散歩すると、思わぬ美しい花に出逢うことができます。高原山麓の花図鑑を片手に、皆様も高原山麓の花散歩を楽しんでください。よろしかったら湖沼池花旅も眺めていってください。
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