ウツギ花散歩

初夏の野山を白く美しい花で飾るウツギ・ウノハナとも呼ばれるウツギの花は初夏の花散歩の楽しみ

　アジサイ科ウツギ属ウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata他）は、日本が原産の双子葉、落葉、低木です。ウツギは主に種子、挿し木で増えます。ウツギはウノハナ（卯の花）とも呼ばれ初夏に、香りの良い白い花を咲かせます。ウツギの花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。ウツギの花はウツギ属特有の花でがく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊10です。ウツギをウツギ花写真、ウツギ花観察地図、ウツギの花情報でお楽しみ下さい。

《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花写真・花観察地図》

横浜アメリカ山公園に咲く白色のウツギ花写真（撮影2015.4.19）

　アジサイ科ウツギ属ウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata他）は、日本が原産の双子葉、落葉、低木です。ウツギは主に種子、挿し木で増えます。ウツギはウノハナ（卯の花）とも呼ばれ初夏に、香りの良い白い花を咲かせます。春に横浜アメリカ山公園を花散歩していると、白色のウツギの花がマリンタワーを背景に咲いていました（撮影2015.4.19）。

　ウツギ（空木）の花期は初夏から夏で、花色は白色、薄紅色などです。ウツギの爽やかな花は初夏の花として人気があります。初夏に箱根芦ノ湖畔を花散歩していると、白色の爽やかな白色の花が箱根芦ノ湖の青い湖畔に輝いて見えました（撮影2021.6.17）。

鎌倉古道化粧坂切通に咲く白色のウツギ花写真（撮影2015.5.4）

　ウツギ（Utsugi）の花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。ウツギの花はウツギ属特有の花でがく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊10です。ウツギの花は香りが良く日本の初夏を代表する花です。春に鎌倉古道化粧坂切通を花散歩していると、白色のウツギの花が咲いていました（撮影2015.5.4）。

淡路奇跡の星植物館に咲く斑入り葉のウツギ花写真（撮影2019.4.30）

　ウツギ（Deutzia crenata他）の花は香りが良く、日本の初夏を代表する花です。ウツギはシーボルトが、日本を代表する植物の一つとして世界に紹介しています。春に淡路奇跡の星植物館を花散歩していると、斑入り葉のウツギに白色の涼しげな花が咲いていました（撮影2019.4.30）。

《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花情報・学名意味》

植物名	アジサイ科ウツギ属ウツギ漢字　空木　卯の花　英語　Utsugi　中国語　歯葉艘疏
学名	Deutzia crenata　Deutzia scabra　他
科名	アジサイ科
属名	ウツギ属　Deutzia
花期	初夏の花　夏の花
花色	白色花　赤色花（薄紅色）
原産	日本（本州、四国、九州、道南）
観察地	鎌倉市、逗子市、横浜市、横須賀市、箱根町、東京都、奈良県、京都府　他
特徴	双子葉、落葉、低木、高さ2～4m、主に挿し木で増える、葉対生、葉楕円形、鋸歯、卵形、紙質初夏に花、花色白花、がく片5、花弁5、雌蕊1（3裂）、雄蕊10、花は香りが良い、夏に果実（さく果）山林、庭木、公園樹、観賞用、鉢植え、生け花
利用	山林、庭木、公園樹、観賞用、鉢植え、生け花
学名意味	ウツギ＝空木（茎の心が中空であるため）、卯月（うつき：旧暦4月＝5月～6月）に咲く花であるから属名Deutzia＝name from Holland Botanist Johann van der Deutz＝オランダ植物学者の名から種名crenata＝is derived from Latin 'crena' meaning 'serration' reference to its leaves（葉が鋸歯）

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《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花写真・花観察地図》

鎌倉海蔵寺門前に咲く白色のウツギ花写真（撮影2014.5.11）

　アジサイ科ウツギ属ウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata他）は、日本が原産の双子葉、落葉、低木です。ウツギはウノハナ（卯の花）とも呼ばれ初夏に、香りの良い白い花を咲かせます。初夏に鎌倉海蔵寺を花散歩していると、門前に白色のウツギの花が咲いていました（撮影2014.5.11）。鎌倉海蔵寺門前に咲く白色のウツギの花は、初夏の新緑の中で輝くような清々しい花です。

初夏の観音崎公園に咲く白色のウツギ花写真（撮影2014.5.7）

　初夏に咲くウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata他）の花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。ウツギの花はウツギ属特有の花で、がく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊10です。初夏に三浦半島にある観音崎公園を花散歩していると、ウツギの花の白色の蕾が開き花弁5の可愛らしい花が咲き出していました（撮影2014.5.7）。ウツギの花をよく見ると、雌蕊１（3裂）と雄蕊10が分かります。初夏の観音崎公園に咲く白色のウツギの花と蕾は、とても爽やかに見えました。

《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花写真・花観察地図》

奈良長谷寺に咲き出した白色のウツギ花写真（撮影2014.4.30）

　ウツギDeutzia crenataの花は香りが良く、日本の初夏を代表する花です。ウツギは江戸時代にシーボルト（Philipp Frants von Siebold）が（日本植物誌Flora Japonica）の中で日本を代表する植物の一つとして世界に紹介しています。初夏の近い時期に奈良長谷寺境内を花散歩していると日本植物誌に描かれたウツギ（Deutzia crenata Sieb. et Zucc.）と似た雰囲気で咲いている、ウツギの花が観察できました（撮影2014.4.30）。奈良長谷寺に咲き出した白色のウツギの花と可愛らしい蕾はこれからやってくる初夏を祝っているように見えました。

祇園白川巽橋に咲くウツギの白色の花写真（撮影2014.5.1）

　ウツギの学名はDeutzia crenata他です。ウツギの属名Deutzia＝name from Holland Botanist Johann van der Deutz＝オランダ植物学者の名（ウツギ属の銘々者）から付けられました。またウツギの種名crenata＝is derived from Latin 'crena' meaning 'serration' reference to its leaves（ラテン語'crena'＝ウツギの葉が鋸歯であるため、シーボルトが銘々）です。初夏の近い京都祇園白川巽橋付近を花散歩していると、ウツギの白色の花が咲いていました（撮影2014.5.1）。祇園白川に咲くウツギの葉を良く見ると、葉が長卵形で鋸歯でした。祇園白川巽橋に咲くウツギの白色の花と葉は白川の川面に映えます。

横浜アメリカ山公園に咲く白色のウツギ花写真（撮影2014.5.6）

　ウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata他）は、日本が原産の双子葉、落葉、低木（2m～4m）です。ウツギは主に挿し木で比較的簡単に増えます。背があまり高くならないウツギは、公園の植え込みとしても適しています。初夏に横浜にあるアメリカ山公園を花散歩していると、白色のウツギの花がアメリカ山公園を美しく飾っていました（撮影2014.5.6）。アメリカ山公園は西洋風の公園ですが、日本原産のウツギの花と違和感はありません。

鎌倉川喜多映画記念館に咲くウツギ花写真（撮影2014.5.11）

　ウツギ（空木 Utsugi Deutzia scabra他）は、初夏に似合う花です。ウツギはウノハナ（卯の花）とも呼ばれ古代から万葉集や多くの文学に取り上げられてきました。初夏に鎌倉鶴岡八幡宮の近くにある川喜多映画記念館の庭を花散歩していると、白色のウツギDeutzia scabra他が咲いていました（撮影2014.5.11）。鎌倉川喜多映画記念館に咲くウツギの花は新緑の鎌倉を美しく飾ります。ウツギの花が咲く初夏の鎌倉川喜多映画記念館では、「卯の花の、におう垣根に・・・」の歌の通りの情景が目の前に広がります。

《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花写真・花観察地図》

逗子海岸田越川沿いに咲くウツギ属の花写真（撮影2013.5.12）

　ウツギ属Deutziaの植物は世界に60種ほどが知られ、日本には約12種が生育しています。ウツギ属の葉は対生で楕円形、長楕円形、鋸歯が特徴です。初夏に逗子海岸から田越川沿いを花散歩していると、白色のウツギ属の花が咲いていました（撮影2013.5.12）。田越川沿いに咲く白い花を始め見たときはウツギ属とすぐに確信できませんでしたが、葉を良く見ると対生で短い柄でウツギ属であることが分かりました。逗子海岸田越川沿いに咲く白く爽やかなウツギ属の花は、田越川の川面に映えます。

　ウツギは、鎌倉市内でよく見かける植物です。初夏に鎌倉亀ヶ谷切通しを花散歩していると、白色のウツギの花が咲いていました（撮影2014.5.11）。鎌倉亀ヶ谷切通しに咲くウツギの葉は楕円形、卵形でした。鎌倉亀ヶ谷切通しに咲くウツギはマルバウツギDeutzia scabraでしょうか？鎌倉亀ヶ谷切通しに自生して咲くウツギの花も白く爽やかです。

　初夏に北鎌倉駅に近い東慶寺の境内を花散歩していると、背丈が30cm程のウツギの花が咲いていました（撮影2014.5.11）。鎌倉東慶寺に咲くウツギの葉は、鎌倉亀ヶ谷切通しに咲くウツギの葉と形がずいぶん違います。鎌倉東慶寺に咲くウツギの葉は細く長楕円状披針形です。鎌倉東慶寺に咲くウツギの花は初夏の日に輝いて見えました。

明月院近くの水路沿いに咲くウツギの花写真（撮影2014.5.11）

　ウツギは日本の初夏を代表する植物の一つです。初夏に北鎌倉駅から紫陽花寺の名で知られる明月院に向けて花散歩していると、水路沿いに白く爽やかなウツギの花が咲いていました（撮影2014.5.11）。明月院近くの水路沿いに咲く白く爽やかなウツギの花は北鎌倉に初夏の訪れを告げます。

《アジサイ科ウツギ属ウツギ空木Utsugi Deutzia crenataの花写真アルバム・花観察地図》

初夏の京都宝ヶ池畔に咲くウツギの花は長い雄蕊が印象的です

初夏の観音崎公園に咲く白色のウツギ花写真（撮影2015.5.5）

小石川後楽園に咲く赤色のウツギの花写真（撮影2017.5.24）

京都先斗町の店先に飾られたウツギの花写真（撮影2016.5.17）

鎌倉海蔵寺の初夏の陽に輝く白色のウツギ花写真（撮影2014.5.11）

鎌倉海蔵寺の初夏の陽に輝く白色のウツギの花は目にまぶしいです

　アジサイ科ウツギ属ウツギ（空木 Utsugi Deutzia crenata）は、日本が原産の白く香りの良い花の咲く植物です。ウツギの白色で香りの良い花は、初夏の野山、公園や庭園を美しく飾ります。ウノハナ（卯の花）とも呼ばれるウツギの白く爽やかな花は初夏の花散歩、夏の花散歩には欠かせない植物です。ウツギはアジサイ科なので、アジサイ科の植物（アジサイ）と同じ部分と異なる部分を探してみるのも、おもしろいかもしれませんね。このページの中で皆様が気に入ったウツギの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　ウツギ花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？ウツギの香りの良い花はとても清々しいです。皆様もこのページの地図を片手に、ウツギ花散歩を楽しんでください。初夏の野山や庭園、公園で、ウツギ花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、ウツギの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらエゴノキ花散歩も眺めていってください。