チゴユリ花散歩

山林の木陰を涼し気に飾るチゴユリの花・チゴユリの可愛らしい花は春から初夏の花散歩の楽しみ

　イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ（稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum ）は日本など東アジア原産の単子葉、多年生、草本です。チゴユリは多年草で、地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草です。チゴユリは林の下に生育し高さ15～30㎝になり、葉は平行葉で互生、披針形です。チゴユリは春から初夏に枝先に数個の花柄を伸ばし白色の広鐘状の小花を垂れ下げて咲かせます。チゴユリの花はイヌサフラン科特有の花で、花被片6、花柱1、雄蕊6です。チゴユリは花期後黒紫色の実（液果）を付けます。チゴユリの花は可愛らしく観賞用植物として利用されています。チゴユリをチゴユリ花実写真、チゴユリ花観察地図、チゴユリ花情報でお楽しみ下さい。

《イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum 花写真・花観察地図》

　チゴユリ（稚児百合）は日本など東アジア原産の単子葉、多年生、草本です。チゴユリは林の下に生育し高さ15～30㎝になり、葉は平行葉で互生、披針形です。チゴユリの可愛らしい花は人気があります。春に鎌倉光則寺境内を花散歩していると、チゴユリの可愛らしい花が2個並んで咲いていました（撮影2016.4.09）。

北海道大沼国定公園に咲くチゴユリ花写真（撮影2003.6.02）

　チゴユリ（Japanese Fairy Bells）は多年草で、地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草です。チゴユリは春から初夏に枝先に数個の花柄を伸ばし白色の広鐘状の小花を垂れ下げて咲かせます。初夏に北海道大沼国定公園の林の中を花散歩していると、チゴユリの可愛らしい花が2個並んで咲いていました（撮影2003.6.02）。

《イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum の花情報・学名由来》

植物	チゴユリ属チゴユリ　漢字　稚児百合　英語　Japanese Fairy Bells　中国語　山东万寿竹
学名	Disporum smilacinum　他
科名	イヌサフラン科　Colchicaceae　ユリ科
属名	チゴユリ属　Disporum
花期	春の花　初夏の花
花色	白色花
原産	東アジア（日本、中国、朝鮮半島）
観察	横浜市、鎌倉市、京都市、長野県、岐阜県、北海道、宮城県、他
特徴	単子葉、多年生、草本、イヌサフラン科、種子地下根茎で増える、樹林、高さ15～60㎝、葉は互生花期初夏、花色（白色）、花は広鐘型、花被片6、花柱1、雄蕊6、子房3室、花期後黒色実（液果）
利用	観賞用、鉢植え、庭園花、絵画、芸術、他
意味	チゴユリ＝稚児百合、英語＝Japanese Fairy Bells、中国語＝山东万寿竹属名Disporum＝from Latin meaning "di (two)"and "spora(seed)"＝ラテン語で「2の種子」の意味種名smilacinum＝from Latin meaning "smile"＝古代ラテン語で「笑顔」の意味

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《イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum 花写真・花観察地図》

　チゴユリ（Disporum smilacinum ）の花期は春から初夏で、花色は白色です。チゴユリの花は枝先に垂れ下がった形で咲くのが特徴です。チゴユリの花はイヌサフラン科特有の花で、花被片6、花柱1、雄蕊6です。春に鎌倉長谷にある光則寺を花散歩していると、チゴユリの白色の花が2個垂れ下がって咲いていました（撮影2016.4.09）。

　チゴユリ（稚児百合）は花期後、黒紫色の実（液果）を付けます。チゴユリの下向きに咲く花と、秋に稔る実は可愛らしく、観賞用植物として利用されています。秋に京都大原にある実光院境内を花散歩していると、チゴユリの可愛らしい実が1個稔っていました（撮影2015.10.20）。

《イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum 花写真・花観察地図》

　チゴユリ（Disporum smilacinum ）はイヌサフラン科チゴユリ属の植物で、チゴユリ属の植物は東アジアを中心に約20種程が知られています。チゴユリ属の属名Disporum＝from Latin meaning "di (two)"and "spora(seed)"＝ラテン語で「2の種子」の意味です。チゴユリの黒紫色の実（液果）の中には実際には1個の種子が入っています。

横浜山手ベーリックホールに咲くチゴユリ花蕾写真（撮影2015.6.14）

　チゴユリ（Disporum smilacinum ）の種名smilacinum＝from Latin meaning "smile"＝古代ラテン語で「笑顔」の意味です。チゴユリの下向きに咲く可愛らしい花は、見ていると笑顔になる花です。初夏に横浜山手の洋館ベーリックホールを訪問すると、涼し気な苔むした器にチゴユリの花蕾が生けられていました。

　イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ（稚児百合Japanese Fairy Bells Disporum smilacinum ）は、日本など東アジア原産の植物です。春から初夏の明るい樹林を飾るチゴユリ（稚児百合）の広鐘状の可愛らしい花は花散歩の楽しみです。チゴユリ（稚児百合）の可愛らしい下向きに咲く花と実は園芸植物としても人気があります。チゴユリ（稚児百合）と同属のホウチャクソウの花と同じ部分と、異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったチゴユリ（稚児百合）の花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　チゴユリ（稚児百合）花散歩楽しんでもらえたでしょうか？春から初夏の明るい樹林を飾るチゴユリ（稚児百合）の広鐘状の可愛らしい花は、樹林の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にチゴユリ（稚児百合）花散歩を楽しんでください。チゴユリ（稚児百合）花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。チゴユリ（稚児百合）の可愛らしい花と実は園芸植物としても人気があります。なお資料写真の背景がボケていますが、チゴユリ（稚児百合）の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらヤマハハコ花散歩も眺めていってください。