香川花図鑑
Kagawa Flower Book
瀬戸内の香川県に咲く花は明るく華やかです・香川花図鑑を片手に香川花散歩を楽しみましょう
更新2024.3.7
瀬戸内海に面した香川県は、地中海と似た温暖で湿度の低い地域です。瀬戸内海気候と呼ばれる香川県では古くから、オリーブの栽培やサトウキビの栽培などを行ってきました。香川県に咲く花は、多様で明るく華やかです。瀬戸内香川に咲く四季の花を写真と花観察地図、香川花情報で案内いたします。
《香川の花写真図鑑・香川の花情報・香川の花図鑑お勧めのページ》
橄欖オリーブ
秋に瀬戸内海にある小豆島のオリーブ公園を花散歩していると、オリーブの実が稔っていました。モクセイ科オリーブ属オリーブ(橄欖Olive Olea europaea)は地中海沿岸地方が原産の双子葉、常緑、小高木です。オリーブは初夏に小さな4弁(花冠4裂)の花を咲かせます。オリーブの花はモクセイ科特有の花で、花色は白色、花冠4裂です。オリーブの花はがく片4、花弁4(花冠4裂)、雄蕊2、雌蕊1です。オリーブは花期後、楕円形の初め緑色、熟すと黒紫色の実を付けます。オリーブをオリーブ花実葉写真、オリーブ花実葉観察地図、オリーブ花実葉情報でお楽しみ下さい。
薄ススキ
秋に讃岐富士近くを花散歩していると、讃岐富士を背景にススキの穂が秋風に揺れていました。イネ科ススキ属ススキ(薄Susuki grassMiscanthus sinensis他)は日本など東アジアが原産の単子葉、多年生、草本です。ススキは夏から秋に花茎を伸ばし20〜30cmほどの赤紫色の花穂の花(尾花)を咲かせます。ススキは花が咲いた後、白い毛の生えた種子(枯れ尾花)をつけます。ススキの花と種子は万葉の時代から、たくさんの詩に読まれています。ススキは秋の七草にも選ばれていています。ススキの秋風に揺れる様子が、古くから好まれています。ススキの花を写真、ススキの花観察地図、ススキの花情報でお楽しみ下さい。
初冬に高松亀井戸水神社を花散歩していると、ツワブキの花が明るく咲いていました。キク科ツワブキ属ツワブキ(石蕗Farfugium japonicum)は、日本の南部、朝鮮半島、中国、台湾の海岸や渓谷の岩場に自生する常緑、多年生、草本植物です。ツワブキはフキ(蕗)に似ていて、葉が広く艶やかです。秋から初冬に花茎を伸ばし、5cmほどの頭状花序の黄色い花を咲かせます。ツワブキは園芸用植物としても人気で、海外でも愛好者の多い植物です。
山茶花サザンカ
初冬に四国八十八か所札所の大窪寺を花散歩していると、サザンカの花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属サザンカ(山茶花Camellia sasanqua)は日本を含む東アジア原産の双子葉、樹高5mに成長する常緑広葉樹の植物です。サザンカの花は直径5cm〜7cmほどで、5〜7枚のがく片、花弁5〜多数を付け、中心に雌しべと多数の雄しべが密集しています。サザンカの花はツバキのように花弁が基部で繋がらず、ばらばらに散るのが特徴です。寒い季節に咲くサザンカの華やかな花は、晩秋から冬の花散歩の楽しみです。
茶樹チャノキ
初冬に栗林公園を花散歩していると、チャノキの白色の花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属チャノキ(茶樹Camellia sinensis)は、中国南部原産の双子葉、常緑樹、小高木の植物です。チャノキは東アジア、インド、台湾、日本などでも栽培され、緑茶、紅茶、ウーロン茶などに加工され世界中で飲用されています。チャノキの若芽にはカフェインが多く含まれ嗜好品としても好まれています。またチャノキは秋から冬に白色(薄黄色)の爽やかな花を咲かせます。
藪椿ヤブツバキ
春に高松四国村を花散歩していると、ヤブツバキの花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm〜7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3〜4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4〜5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。
南天ナンテン
秋に金刀比羅宮を花散歩していると、ナンテンの赤色の実が稔っていました。メギ科ナンテン属ナンテン(南天Nandina domestica)は東アジア原産で双子葉、常緑、低木樹の植物です。ナンテンは古い時代に中国から渡来したと言われています。ナンテンは庭園に植えられていることが多く、薬草としても有名です。初夏に咲くナンテンの白い花はとても気品があり、秋から冬に稔る赤色の実はとても美しいです。ナンテンの花と実は、四季の花実散歩の楽しみです。
《香川花図鑑案内・香川の花情報・香川の花種類》
植物名 | 香川の花 漢字 香川花 英語 Kagawa Flower 中国語 日本的香川花 |
気候 | 温帯(瀬戸内海気候) |
気温 | 2℃〜30℃ |
特性 | 瀬戸内海気候、冬暖かく、夏涼しい。気温差は少ない。湿度は低い、潮風あり |
花期 | 春花:ウメ、サクラ、ツバキ、ナノハナ、シャガ、ツツジ、ヤマブキ、他 初夏花:アジサイ、サツキ、ミヤコヨメナ、シャクナゲ、ハナショウブ他 夏花:ハス、スイレン、サルスベリ、キョウチクトウ、デュランタ、ムクゲ、他 秋花:フヨウ、シュウカイドウ、野菊、コスモス、ハギ、リンドウ、サガギク、他 冬花:サザンカ、チャノキ、ツワブキ、ナンテン実、センリョウ実、他 |
花色 | 青色花:トレニア、アジサイ、アヤメ、リンドウ、ツルリンドウ、他 赤色花:バラ、ツバキ、サザンカ、タチアオイ、フヨウ、ムクゲ、ヒガンバナ、他 白色花:シクラメン、ヤマボウシ、オオシマザクラ、ハナミズキ、スイレン、他 黄色花:ヤマブキ、タンポポ、ナノハナ、キンシバイ、ビョウヤナギ、レンギョウ、他 紫色花:シコンノボタン、シモクレン、オオムラサキツツジ、ハナショウブ、他 オレンジ色花:ザクロ、カンナ、マリーゴールド、クンシラン、カンゾウ、他 |
特徴 | ・古くから国際交流が盛んなため、古い時代に帰化した植物が多い ・植物の価値が理解され利用されている(オリーブ、サトウキビ、ムギ、ソバ、他) ・寺院には古くからの薬草や茶花が多い ・江戸時代初期には高度な植物図鑑が刊行されている(高松藩) ・平賀源内が栗林公園初代薬園頭として植物採取、研究を行っている ・平賀源内邸には薬草園がある。 ・海岸沿いには、海浜植物が多く見られる ・寺社で良く手入れされた植物が多い ・寺社では植物の価値が理解され、観光資源となっている |
観察地 | 栗林公園、小豆島、高松港、高松城、八栗寺、志度寺、満濃公園、大窪寺、他 |
特徴 | 固有種の他、薬草茶花などの帰化植物が多い、植物の利用がされている |
利用 | 茶花、芸術、食用、染色、鑑賞用、庭園、生薬、薬草、医薬品、バイオ燃料、他 |
科名 | キク科、マメ科、バラ科、ツツジ科、アヤメ科、キンポウゲ科、ユリ科、他 |
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紫式部ムラサキシキブ
秋に金毘羅大芝居金丸座近くを花散歩していると、ムラサキシキブの実が色付き始めていました。ムラサキシキブはクマツヅラ科ムラサキシキブ属の双子葉植物です。ムラサキシキブ属の植物は日本全国、朝鮮半島に分布する山野草で、夏に葉腋から1対の散房花序の薄紫色の花を咲かせます。ムラサキシキブの花と実は古くから好まれていています。ムラサキシキブの花と実を写真、ムラサキシキブの花実散歩地図、ムラサキシキブの花実情報でお楽しみ下さい。
扶桑花ハイビスカス
夏にレオマワールドを花散歩していると、ハイビスカスの花が咲いていました。アオイ科フヨウ属ブッソウゲ・ハイビスカス(扶桑花Chinese Hibiscus Hibiscus rosa-sinensis他)は東アジア原産の双子葉、熱帯性、常緑樹、低木です。ハイビスカスHibiscus rosa-sinensisは成長すると高さ2.5m〜5mになります。ハイビスカスの花はフヨウ属特有の筒状で、花弁が5裂しています。ハイビスカスの花色は赤色、黄色、ピンク、白色他でがく片5裂(苞葉あり)、花弁5裂です。雌蕊は先端が5裂し、雄蕊多数が雌蕊に合着しています。ハイビスカスは各地で品種改良され、世界中で人気のある花です。ハイビスカスをハイビスカス花写真、ハイビスカス花観察地図、ハイビスカス花情報でお楽しみ下さい。
紫陽花アジサイ
初夏に八栗寺を花散歩していると、アジサイの花が咲いていました。アジサイ属アジサイ(紫陽花Ajisai Hydrangea macrophylla)は日本、中国原産の双子葉、落葉性、小低木(潅木)です。アジサイは成長すると1m〜2mでになります。アジサイは冬は葉を落葉させ、春に倒卵形、楕円形の長さ6〜15cmの大きな葉を茂らせ、初夏に分枝した枝先に直径8〜20cm程の、球形に近い傘房状の花房を多数付けます。アジサイの花はがく片が大きく、花弁は目立ちません。アジサイのがく片の色は青色、赤色、紫色、白色、他で時間により変化します。アジサイのがく片は4(1.4〜2.4cm)、花弁4(2〜4mm)です。アジサイの花の花柱は3、雄蕊10です。アジサイの涼しげな花は、初夏、梅雨時の花として世界中で人気があります。アジサイをアジサイ花写真、アジサイ花情報でお楽しみ下さい。
著莪シャガ花散歩
春に香川県の名園である栗林公園を花散歩していると、シャガの花が涼し気に咲いていました。アヤメ科アヤメ属シャガ(著莪Iris japonica)は中国原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。シャガは根茎から25cm〜60cm程の光沢のある剣形の葉を付け、春から初夏に高さ40cm〜60cmの分岐した花茎に直径5cm程の薄紫色(ペールブルー)の花を5〜12個咲かせます。シャガの花はアヤメ科特有の花被片6(外花被片3、内花被片3)で、雌蕊(花柱)の先は3分枝し花弁状で、雄蕊3です。シャガは中国では薬草としても知られています。シャガのペールブルーの爽やかな花は、初夏を告げる花として人気があります。シャガをシャガ花写真、シャガ花観察地図、シャガ花情報でお楽しみ下さい。
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鬱金香チューリップ
春に満濃公園を花散歩していると、チューリップの花が見頃でした。ユリ科チューリップ属チューリップ(鬱金香Tulip Tulipa gesneriana他)は地中海沿岸、中央アジア原産の単子葉、球根性、多年生草本です。チューリップは球根(鱗茎)で冬を越し、春に長楕円状の葉を球根(鱗茎)から延ばします。チューリップは春に高さ35cm〜55cmほどの花茎を伸ばし花茎の先に長さ5cm〜7.5cm程の大きな花を咲かせます。チューリップの花は、ユリ科特有の6枚の花被片、雌蕊1(花柱基部まで3裂)、雄蕊6です。チューリップの赤色で明るく元気な花は、春を告げる花として世界中で人気があります。赤色のチューリップを赤色チューリップ花写真、赤色チューリップ花観察地図、赤色チューリップ花情報でお楽しみ下さい。
法国万寿菊マリーゴールド
秋に小豆島を花散歩していると、マリーゴールドの花が見頃でした。キク科マンジュギク属マリーゴールド(法国万寿菊French marigold Tagetes patula)はメキシコの高地が原産の高さ30〜50cm程の双子葉、1年生、草本です。マリーゴールドは主に種子、挿し芽で増えます。マリーゴールドの花はキク科特有の頭状花で、舌状花と管状花で出来ていて、花色は黄色、赤色、白色などです。マリーゴールドの管状花は花被片5、雌蕊1、雄蕊5です。マリーゴールドの黄金色の明るい花は初夏から秋の庭園や道端を美しく飾ります。マリーゴールドをマリーゴールド花写真、マリーゴールド花観察地図、マリーゴールド花情報でお楽しみ下さい。
藤フジ
春に四国村を花散歩していると、新緑の木々を背景にフジの花が咲いていました。マメ科フジ属フジ(野田藤Japanese Wisteria Wisteria floribunda)は日本原産の双子葉、つる性、落葉木本です。フジはつる性の植物で成長すると30m程にもなります。フジは春に羽状複葉の葉を付け、長さ30cm〜80cm程の房状の紫色の花を咲かせます。フジの花はマメ科特有の蝶形花で、5枚の花弁(旗弁1、翼弁2、竜骨弁2)からなり、雌蕊1、雄蕊10です。フジの紫色で高貴な花は、初夏を告げる花として古代から人気があります。紫色のフジをフジ花写真、フジ花観察地図、フジ花情報でお楽しみ下さい。
文目アヤメ
春に志度寺を花散歩していると、涼しげなアヤメの花が咲いていました。アヤメ科アヤメ属アヤメ(文目Japanese Iris Iris sanguinea)はアジア原産の植物で単子葉、多年生、草本です。アヤメの花色は青色、紫色、白色、他で直径6cm〜7cm程の大きさです。アヤメの花はアヤメ科特有の、花被片6(外花被片3、内花被片3)です。アヤメの華やかな花は、初夏を告げる花として人気があります。アヤメをアヤメ花写真、アヤメ花観察地図、アヤメ花情報でお楽しみ下さい。
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三葉躑躅ミツバツツジ
春に栗林公園を花散歩していると、ミツバツツジの花と葉が綺麗でした。ツツジ科ツツジ属ミツバツツジ(三葉躑躅Rhododendron dilatatum 他)は日本原産の双子葉、落葉、低木です。里や山を紫色に飾るミツバツツジの花は、春の花散歩の楽しみです。ミツバツツジは秋に落葉し、春に葉が出る前に枝先に多数の花を一斉に咲かせます。ミツバツツジの花色は紫色、薄紫色で、稀に白色のものもあります。ミツバツツジの花はツツジ科特有の花構造で、筒状の花です。ミツバツツジはがく片5、花被片5(筒状5裂)、雄蕊5(10)、雌蕊1の花を咲かせます。ミツバツツジは花期が終わる頃、枝先に黄緑色の3枚の美しい葉を付けます。ミツバツツジをミツバツツジ花写真、ミツバツツジ花観察地図、ミツバツツジ花情報でお楽しみ下さい。
野葡萄ノブドウ
秋に丸亀城を花散歩していると、ノブドウの実が稔っていました。ブドウ科ノブドウ属ノブドウ(野葡萄Wild Grape Ampelopsis brevipedunculata他)は日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、つる性、木本です。ノブドウの葉は互生、3〜5裂です。ノブドウは夏に小さな5弁の小さな花を咲かせます。ノブドウの花はブドウ科特有の花で、花色は白色、花冠5裂です。ノブドウの花はがく片5、花弁5、雄蕊5、雌蕊1(子房2室)です。ノブドウは花期後、初め緑色、熟すと青紫色、赤紫色の実を付けます。ノブドウをノブドウ花実葉写真、ノブドウ花実葉観察地図、ノブドウ花実葉情報でお楽しみ下さい。
薔薇バラ
初夏に高松港を花散歩していると、バラの花が瀬戸内海のフェリーを背景に咲いていました。バラ科バラ属バラ(薔薇RoseRosa)はヨーロッパ、アジアの温帯が原産の双子葉、低木、潅木です。バラの花はバラ科特有の離弁花で、がく片5、花弁5(八重咲きのものもある)、雄蕊多数です。バラの花色は基本は紅色ですが黄色、紫色、白色、オレンジ色など多くの色のバラがあります。バラの花は香りが良く香水として使われる他、食用、薬用、蜂蜜採取などにも使われ世界中で親しまれています。日本ではバラ属の中でハマナス、ノイバラ、サンショウバラなどが原産となっています。バラをバラ花写真、バラ花観察地図、バラ花情報でお楽しみ下さい。
野紺菊ノコンギク
秋に金刀比羅宮を花散歩していると、ノコンギクの花が見頃でした。キク科シオン属ノコンギク(野紺菊Aster microcephalus ver. ovatus)は日本原産の双子葉、多年生、草本です。ノコンギクは野辺や山麓に自生する植物で、秋に紫色、薄紫色、白色の美しい散房状の頭状花多数を次々に咲かせるのが特徴です。ノコンギクの花はキク科特有の花で周辺部の薄紫色の舌状花と中心部の黄色い管状花から成ります。ノコンギクは秋に痩果を付けますが先端に冠毛があるのが特徴です。ノコンギクの薄紫色の花は美しく、秋の山麓や野辺を飾ります。ノコンギクをノコンギク花写真、ノコンギク花観察地図、ノコンギク花情報でお楽しみ下さい。
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夾竹桃キョウチクトウ
夏に高松丸亀商店街近くを花散歩していると、薄紅色の綺麗なキョウチクトウの花が咲いていました。キョウチクトウ科キョウチクトウ属キョウチクトウ(夾竹桃Oleander Nerium oleander)は西南アジアが原産の双子葉、常緑、小高木です。キョウチクトウの花は2.5〜5cmで、キョウチクトウ科特有の筒状の合弁花で、回旋状で花弁は5裂(八重も多い)しています。キョウチクトウの花色は赤色、薄紅色、白色、薄黄色です。キョウチクトウの花は花冠筒内側に長い柔毛が伸びているのが特徴で、雌蕊1、雄蕊は5です。
槿ムクゲ
夏に高松港を花散歩していると、ムクゲの花が涼しげに咲いていました。アオイ科フヨウ属ムクゲ(木槿Hibiscus syriacus)は東アジア原産の双子葉、落葉低木です。ムクゲはインド中国が原産の植物ですが、日本へは古い時代に渡来し、観賞用や茶花として好まれています。ムクゲはハイビスカス(フヨウ)の仲間です。ハイビスカスは夏から秋にかけて、白色、赤色、紫色などの直径10cm〜18cmほどのハイビスカスに似た花を咲かせます。
衝羽根朝顔ペチュニア
夏にレオマワールドを花散歩していると、ペチュニアの花が讃岐富士を背景に咲いていました。ナス科ペチュニア属ペチュニア(衝羽根朝顔Petunia Petunia x hybrida他)は南アメリカ原産の双子葉、多年草、草本です。ペチュニアは初夏から秋に茎の先にナス科特有の漏斗型の先が5裂した美しい花を次々に咲かせます。ペチュニアの花色は白色、赤色、青色、他でがく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊5(花弁に合着)です。ペチュニアは品種改良され、世界中で人気のある花です。ペチュニアをペチュニア花写真、ペチュニア花観察地図、ペチュニア花情報でお楽しみ下さい。
菊花キク
秋に高松城を花散歩していると、見事なキクの花が飾られていました。キク科菊花科Aster Family、Asteraceaeの植物はキク目に属する双子葉植物です。キク科の植物は世界中に約1900属3000種が知られています。キク科の植物は草本のものが多いですが稀に木本のものもあります。キクの花は頭状花序が特徴で管状花、舌状花と呼ばれる小花の集合した花を咲かせます。キク科の華やかで明るい花は、四季の花散歩の楽しみです。キク科の植物をキク科花写真図鑑、キク科花観察地図、キク科花情報でお楽しみ下さい。
香川花図鑑の写真を、楽しんでもらえたでしょうか?香川県は気候も安定して、花の美しい地域にあります。香川県付近は古代から国際交流や来訪する方が多い地域で多様な文化と多様な植物を観察できる場所です。皆様も香川花図鑑の写真と地図を片手に、香川花散歩をゆっくり楽しんでください。香川花図鑑の花写真は、すべて現地取材で撮影したものです。1枚でも気に入った香川花図鑑の花写真があれば、光栄です。
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