春の公園花図鑑
Spring Flowers Book of Park
日本各地の公園に咲く春の花は明るく素朴です・春の公園花図鑑を手に、地元の公園花散歩を楽しみましょう
更新2024.3.18
日本各地の公園に咲く春の花は、明るく素朴です。春の公園の陽だまりに咲く春の花は、ゆっくり眺めるととても美しく感動的です。日本列島各地の春の公園に咲く春の花を、写真図鑑にしました。春の公園に咲く赤色、青色、白色、黄色、紫色、オレンジ色、ピンク色の春の花を写真図鑑でお楽しみください。春の公園に咲く春の花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も春の公園花図鑑を片手に、地元の公園花散歩を楽しみましょう。
《春の公園花図鑑写真・春の公園花図鑑お勧めのページ・春の公園の花案内》
鞘冠菊ミコニス
春に横浜山公園を花散歩していると、黄色のミコニスの花が氷川丸を背景に咲いていました。キク科コレオステファス属ミコニス(鞘冠菊Coleostephus myconis 他)は地中海沿岸が原産の双子葉、一年生、草本です。ミコニスは一般的にはクリサンセマム・ムルチコーレとも呼ばれ春に咲く出す黄色い花が人気です。1年草のミコニスは主に、種子で増えます。ミコニスの黄色の明るい花は、春から初夏の庭園や窓辺を美しく飾ります。ミコニスは比較的寒冷にも強く栽培も容易です。ミコニスは横に広がる匍匐状の茎から互生の鋸歯のある少し厚みのある葉を付け、春にキクに似た黄色い花を咲かせます。ミコニスの花はキク科特有の頭状花序の花で、管状花と舌状花でできています。ミコニスの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。
木春菊マーガレット
春に横浜象の鼻パークを花散歩していると、綺麗なマーガレットの花が横浜港を背景に咲いていました。キク科モクシュンギク属モクシュンギク、マーガレット(木春菊Marguerite Argyranthemum frutescens)はカナリア諸島原産の双子葉合弁花、小低木です。マーガレットは主に挿し木で増やします。キク科のマーガレットは成長すると高さ20cm~80cm程に成長し茎は多数に枝分かれして、春にキク科特有の頭状花序の大きな花を多数付けます。マーガレットの花は大きさ6cm~8cmで白色、赤色、黄色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。マーガレットの花はキク科特有の頭状花序で、周辺に大きな目立つ舌状花と中心に管状花を付けます。
勿忘草ワスレナグサ
春に横浜山下公園を花散歩していると、青色のワスレナグサの花が春の横浜港を背景に咲いていました。ムラサキ科ワスレナグサ属ワスレナグサ(勿忘草Forget-me-not Myosotis scorpioides 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。ワスレナグサ属の植物は74種程が知られていますが、ワスレナグサの可愛らしい花は世界中で愛されています。ワスレナグサは主に、種子で増えます。ワスレナグサの5弁の青色の花は、春の草原を飾ります。ワスレナグサの花はムラサキ科特有の5弁の合弁の花で、花弁5、がく片5です。ワスレナグサの青色(藍色)の花は、世界中で栽培されています。
被服花プリムラ
春に横浜公園を花散歩していると、プリムラの花が横浜スタジアムを背景に咲いていました。サクラソウ科サクラソウ属プリムラ(Primrose Primula vulgaris 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。プリムラは主に、種子、根茎で増えます。プリムラは古くから品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、黄色、赤色、紫色、青色など様々な花色があり、春の街角を美しく飾ります。プリムラは地下に根茎があり根茎から伸びるロゼット状の根生葉で冬を越し、春に短い花茎を伸ばし、花を次々に開花させます。プリムラの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。プリムラの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。プリムラは花期後、さく果を付けます。プリムラはヨーロッパでは食用、茶、ワインなどに利用されます。
風信子ヒヤシンス
春に横浜グランモール公園を花散歩していると、青色の涼し気なヒヤシンスの花が咲いていました。ユリ科ヒヤシンス属ヒヤシンス(風信子Hyacinth Hyacinthus orientalis)は南西アジア原産の単子葉、多年生、草本の植物です。ヒヤシンスは春に高さ20cm~35cm程の花茎を伸ばし、総状花序の花を2~50個程付けます。ヒヤシンスの花色は青色、赤色、黄色、白色など様々です。ヒヤシンスの花はユリ科特有の花で、花被片6、雌しべ1、雄しべ6です。春に咲くヒヤシンスの美しく香りの良い花は、春の花散歩の楽しみです。ヒヤシンスをヒヤシンス花写真、ヒヤシンスの花観察地図、ヒヤシンスの花情報でお楽しみ下さい。
喇叭水仙ラッパスイセン
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、黄色のラッパスイセンの花が咲いていました。ヒガンバナ科スイセン属ラッパスイセン(喇叭水仙Wild Daffodil Narcissus pseudonarcissus)は西ヨーロッパ原産の単子葉、多年生草本の植物です。ラッパスイセンは主に鱗茎(球根)で増え、早春に厚みのある扁平な葉を20~50cmほど延ばします。ラッパスイセンは春に花茎を伸ばし、花茎の先端に1個の黄色の花を咲かせます。ラッパスイセンの花は直径3cm~5cmほどで、花弁3、がく片3を付けます。ラッパスイセンの花は中心に大きく黄色い筒状の副花冠があるのが特徴で、雌しべ1、雄しべ6です。ラッパスイセンの花は黄色く可愛らしい花です。早春に咲く黄色いラッパスイセンの可愛らしい花は、春の花散歩の楽しみです。
浜大根ハマダイコン
春に横須賀観音崎公園の海辺を花散歩していると、薄紫色のハマダイコンの花が春の海を背景に咲いていました。アブラナ科ダイコン属ハマダイコン(浜大根Beach Radish Raphanus sativus var.raphanistroides)は東南アジアが原産の双子葉、多年生、草本です。ハマダイコンは主に、種子で増えます。ハマダイコンは花色が薄紫色から白色では早春の海岸を美しく飾ります。ハマダイコンは長く太い根から伸びる根生葉で冬を越し、春に高さ50cm程の花茎を伸ばし、春に総状花序で薄紫色の花を開花します。ハマダイコンの花はアブラナ科特有の十字花で、がく片4、花弁4で、雄蕊6、雌蕊1、子房上位です。ハマダイコンの花は、同じアブラナ科のダイコンやアブラナの花とよく似た花構造をしています。ハマダイコンは花期後、串珠状の実を付けます。ハマダイコンは食用、漢方薬にも利用されます。
深山苧環ミヤマオダマキ
春に横浜公園を花散歩していると、きれいな青紫色のミヤマオダマキの花が咲いていました。キンポウゲ科オダマキ属ミヤマオダマキ(深山苧環 Fan columbine Aquilegia flabellata 他)は日本など東北アジアの寒冷地や高山が原産の双子葉、多年生、草本です。ミヤマオダマキは成長すると20~30cm程で3㎝程の青色(青紫色)の花を付けます。ミヤマオダマキは冬根茎で過ごし、初夏から夏に茎を伸ばし、2回3出複葉の葉を茂らせます。ミヤマオダマキの花はキンポウゲ科特有の花で、がく片5、花弁5、心皮5、雄蕊多数でできています。ミヤマオダマキは花期後5室の袋果を付けます。ミヤマオダマキは観賞用としても利用されます。ミヤマオダマキの涼し気で爽やかな花は、夏の花散歩の楽しみです。ミヤマオダマキをミヤマオダマキ花写真、ミヤマオダマキ花観察地図、ミヤマオダマキ花情報でお楽しみ下さい。
常磐万作トキワマンサク
春に横浜公園を花散歩していると、赤紫色のトキワマンサクの花が開港当時からの大通りの日本大通を背景に咲いていました。マンサク科トキワマンサク属トキワマンサク(常磐万作 Chinese fringe flower Loropetalum chinense 他)は日本や中国が原産の双子葉、常緑、小高木です。早春の森林を飾るトキワマンサクの花は春の花として人気があります。トキワマンサクは主に、種子、挿し木で増えます。トキワマンサクの花はトキワマンサク属特有の赤色(紅色、白色等)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊4、です。トキワマンサクの花は、生け花などとしても人気があります。トキワマンサクをトキワマンサク花写真、トキワマンサク花観察地図、トキワマンサク花情報でお楽しみ下さい。
著莪シャガ
春に香川県高松市にある栗林公園を花散歩していると、シャガの花が沢山咲いていました。アヤメ科アヤメ属シャガ(著莪Iris japonica)は中国原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。シャガは根茎から25cm~60cm程の光沢のある剣形の葉を付け、春から初夏に高さ40cm~60cmの分岐した花茎に直径5cm程の薄紫色(ペールブルー)の花を5~12個咲かせます。シャガの花はアヤメ科特有の花被片6(外花被片3、内花被片3)で、雌蕊(花柱)の先は3分枝し花弁状で、雄蕊3です。シャガは中国では薬草としても知られています。シャガのペールブルーの爽やかな花は、初夏を告げる花として人気があります。シャガをシャガ花写真、シャガ花観察地図、シャガ花情報でお楽しみ下さい。
庭薺アリッサム
春に横浜山公園を花散歩していると、青紫色のアリッサムの花が氷川丸を背景に咲いていました。アブラナ科ニワナズナ属スイートアリッサム(庭薺Sweet Alyssum Lobularia maritima)は地中海原産の双子葉、多年生草本です。アリッサムは主に種子で増やします。アブラナ科のアリッサムは秋に発芽し高さ5cm~30cm程に成長し茎は多数に枝分かれして春に総状花序の小さな花を咲かせます。アリッサムの花は大きさ5mm程で白色、紫色、ピンク色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。アリッサムの花はアブラナ科特有の離弁花で花弁は4枚です。アリッサムの花は中心に雌しべ1、雄しべ6があり、香りが良いのが特徴です。
長実雛芥子ナガミヒナゲシ
春に横浜蒔田公園を花散歩していると、オレンジ色のナガミヒナゲシの花が咲いていました。ケシ科ケシ属ナガミヒナゲシ(長実雛芥子long-headed poppy Papaver dubium 他)はヨーロッパからアメリカ大陸が原産の双子葉、1、2年生、草本です。ナガミヒナゲシの花は赤色、オレンジ色、他で直径3cm~4cm程の大きさでケシ科特有の花でがく片2、花弁4です。ナガミヒナゲシの花の蕾は毛で覆われ垂れ下がっています。ナガミヒナゲシの雌蕊は太く、多数の雄蕊が取り囲んでいます。ナガミヒナゲシのオレンジ色の花は、春から初夏の道端や草原を飾ります。ナガミヒナゲシをナガミヒナゲシ花写真、ナガミヒナゲシ花観察地図、ナガミヒナゲシ花情報でお楽しみ下さい。
灯台躑躅ドウダンツツジ
春に金沢城公園を花散歩していると、白色のドウダンツツジの花が咲いていました。ツツジ科ドウダンツツジ属ドウダンツツジ(灯台躑躅Dodant Azalea Enkianthus perulatus 他)は、日本原産の双子葉、落葉、広葉樹、小低木です。ドウダンツツジは花が咲く前に互生の、黄緑色の美しい菱形で互生の新葉を出します。ドウダンツツジの花はツツジ科特有の花でがく片5、内花被片釣鐘状先端5裂、雌蕊1、雄蕊10です。ドウダンツツジは花が白色で可愛らしく、世界中で人気があります。ドウダンツツジをドウダンツツジ花写真、ドウダンツツジ花観察地図、ドウダンツツジの花情報でお楽しみ下さい。
金魚草キンギョソウ
春に山下公園を花散歩していると、色とりどりのキンギョソウの花が豪華客船を背景に咲いていました。ゴマノハグサ科キンギョソウ属キンギョソウ(金魚草Snapdragon Antirrhinum majus他)は、地中海沿岸原産の双子葉、多年草、草本です。キンギョソウは主に種子で増え、成長すると50cm~80cm程(園芸品種は30cm程度)の高さなります。キンギョソウは春から初夏に、総状花序の金魚に似た形状の可愛らしい花を次々に付けます。キンギョソウの花色は赤色、紫色、白色、ピンク色、黄色などで、長い期間楽しむことができます。キンギョソウの花はゴマノハグサ科や近縁のシソ科特有の形状の花で外花被片5裂、内花被片筒状(唇状)合着し5裂(唇状)、雌蕊1(先端2裂)、雄蕊4です。キンギョソウの花は、明るくユーモラスで世界中で人気があります。
蕃紅花クロッカス
春に横浜新港中央広場を花散歩していると、紫色のクロッカスの花が汽車道を背景に咲いていました。アヤメ科クロッカス属クロッカス(蕃紅花Crocus Crocus vernus 他)はアルプスから地中海沿岸が原産の単子葉、多年生、草本です。クロッカスは主に球根、種子で増えます。クロッカスの花色は紫色、白色、黄色などで、早春から春の草原や花壇を美しく飾ります。クロッカスは高さ10cm程で、鉢植え、水耕にも適します。クロッカスは早春から春に針状の葉と短い花茎を伸ばし、紫色のチューリップの花に似た可愛らしい花を開花させます。クロッカスの花はアヤメ科特有の花構造で外花被片3、内花被片3、雌蕊1(先端3裂)、雄蕊3です。クロッカスは花期後、実(蒴果)を付けます。
雲南黄梅ウンナンオウバイ
春に淡路島にある明石海峡公園を花散歩していると、黄色のウンナンオウバイの花が咲いていました。モクセイ科ソケイ属ウンナンオウバイ(雲南黄梅Primerose Jasmine Jasminum mesnyi 他)はベトナム、中国南部が原産の双子葉、落葉(常緑)、低木(灌木)です。ウンナンオウバイは主に挿し木、種子で増えます。ウンナンオウバイの花色は黄色で、早春から春の花壇や生垣を美しく飾ります。ウンナンオウバイは高さ0.5~5m程で、生垣にも適します。ウンナンオウバイは早春から春に四角形で枝垂れた枝に、対生で三出複葉の葉と花芽を付けます。ウンナンオウバイの花はソケイ属特有の花構造で、蕾は鐘状で花被裂片6~8、雄蕊2、雌蕊1、子房2室です。ウンナンオウバイは花期後、実を付けます。
木五倍子キブシ
春に伊豆下田公園を花散歩していると、黄色のキブシの花が春の伊豆の海を背景に咲いていました。キブシ科キブシ属キブシ(木五倍子Kibushi Stachyurus praecox 他)は日本が原産の双子葉、落葉、低木です。春の森林を飾るキブシの黄色い房状の花は春の花として人気があります。キブシは主に、種子、挿し木で増えます。キブシの花はキブシ属特有の総状花序の房状の黄色(黄緑色)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊8、雌蕊1です。キブシの花は、生け花などとしても人気があります。
化粧桜プリムラマラコイデス
春に東京お台場海浜公園を花散歩していると、白色のプリムラマラコイデスの花がレインボーブリッジを背景に咲いていました。サクラソウ科サクラソウ属プリムラ・マラコイデス(Fairy primrose Primula malacoides 他)は中国雲南省他が原産の双子葉、二年生、草本です。プリムラ・マラコイデスは主に、種子、根茎で増えます。マラコイデスの花色は白色、赤色、紫色などで、早春から春の街角を美しく飾ります。マラコイデスは早春から春に花茎を伸ばし、傘形花序の花を次々に開花させます。マラコイデスの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。マラコイデスの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。マラコイデスは花期後、さく果を付けます。マラコイデスは中国では、薬用などにも利用されます。
線葉金合歓ミモザ
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、黄色のミモザの花が春の青空を背景に咲いていました。マメ科アカシア属ミモザ(線葉金合歓Sydney wattle Acasia decurrens 他)はオーストラリアが原産の双子葉、常緑、高木です。ミモザはアカシア・デカレンスとも呼ばれ春に咲く黄色い華やかな花が人気です。ミモザは種子、挿し木で増えます。ミモザの黄色の明るい花は、春の庭園を華やかに飾ります。ミモザは成長すると10m以上にもなります。ミモザの葉は線形で羽状の葉で二回羽状複葉です。ミモザの花はマメ科アカシア属特有の房状の花で、花弁5、がく片5、雄蕊多数です。ミモザの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。
《春の公園花の特徴・春の公園花の種類・春の公園花情報》
名称 | 日本語 春の公園花 英語 Spring Park Flowers 中国語 春天的公园花 |
月 | 二月、三月、四月 如月、弥生、卯月 February、March、April |
西洋 | クロッカス、スイートビー、マーガレット、ストック、パンジー、ムスカリ、イースター、他 |
日本 | ウメ、モモ、ジンチョウゲ、カワヅザクラ、ソメイヨシノ、ツバキ、ヤマブキ、花見、他 |
中国 | レンギョウ、モクレン、シモクレン、ウメ、ロウバイ、レンコン、モモ、春節、他 |
韓国 | ウメ、ツバキ、サザンカ、スイセン、レンギョウ、ユッケジャン、茶礼、他 |
花色 | 白色:ウメ、コブシ、ユキヤナギ、オオシマザクラ、ハクモクレン、スノードロップ、他 ピンク:オトメツバキ、ヒカンザクラ、カワヅザクラ、マーガレット、ジャノメエリカ、他 青色:ムスカリ、ブルーデージ、スミレ、ヒヤシンス、ネモフィラ、デルフィニウム、他 赤色:ツバキ、アロエ、カランコエ、ヒナギク、クリスマスローズ、チューリップ、他 紫色:パンジー、ストック、クリスマスローズ、シバザクラ、デンドロビウム、他 オレンジ色:アロエ、ラナンキュラス、イソギク、ミコニス、マンサク、他 黄色:ラッパズイセン、ミモザ、タンポポ、レンギョウ、フクジュソウ、キク、他 |
気温 | 10℃~20℃ |
特徴 | 日照を好む(スミレ、パンジー、シバザクラ、ミコニス、タンポポ、他) 低温を好む(サザンカ、菊花、フクジュソウ、スノードロップ、ツバキ、他) 多湿を好む(フクジュソウ、クリスマスローズ、スノードロップ、ヒヤシンス、他) 乾燥を好む(アロエ、マツバボタン、ローズマリー、フレンチラベンダー、他) |
利用 | 庭園、庭木、茶花、生け花、観賞用、漢方薬、食用、飾り、創薬、バイオエネルギー、他 |
芸術 | 誕生花(クロッカス、スイートビー)、絵画(マーガレット、サクラ)、音楽(ツバキ)、他 |
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《春の公園花図鑑写真・春の公園花図鑑お勧めのページ・春の公園の花案内》
菜の花ナノハナ
春に三浦半島にある小松が池公園を花散歩していると、黄色のナノハナの花がカワヅザクラを背景に咲いていました。アブラナ科アブラナ属ナノハナ(油菜・菜の花Vegetable Flower Brassica rapa)は西アジアから西ヨーロッパ原産の双子葉、二年生草本植物です。ナノハナはアブラナ科の植物の花の総称です。ナノハナと呼ばれる植物にはキャベツ、菜の花、油菜、蕪(カブ)、野沢菜、スグキナなどがあります。ナノハナの定義は定かではありませんが、野菜から咲く黄色く明るい花は、里に春を告げます。ナノハナ(菜の花)は主に種子で増えます。菜の花(ナノハナ)の花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月~5月頃に開花します。里に春を告げるナノハナの黄色い花は、世界中で人気があります。ナノハナを菜の花花写真、菜の花花散歩地図、ナノハナ花情報でお楽しみ下さい。
大紫羅蘭花オオアラセイトウ
春に横浜富岡総合公園を花散歩していると、紫色のオオアラセイトウの花が群生して咲いていました。アブラナ科オオアラセイトウ属オオアラセイトウ(大紫羅蘭花・諸葛菜Chinese violet cross Orychophragmus violaceus)は中国原産の双子葉、越年草、草本です。オオアラセイトウの紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。オオアラセイトウは主に種子で増えます。オオアラセイトウは冬から早春に種子が発芽し、根生葉を茂らせ春に10cm~50cm程の単茎を伸ばし、茎先に総状花序の紫色の美しい花を咲かせます。オオアラセイトウの花はアブラナ科特有の十字架植物で、花被片4、雄蕊6、雌蕊1の花を咲かせます。オオアラセイトウは花期が終わると果実(長角果)を付け、黒い種子ができます。
鬱金香チューリップ
春に香川にある国営まんのう公園を花散歩していると、赤色のチューリップの花が咲いていました。ユリ科チューリップ属チューリップ(鬱金香Tulip Tulipa gesneriana他)は地中海沿岸、中央アジア原産の単子葉、球根性、多年生草本です。チューリップは球根(鱗茎)で冬を越し、春に長楕円状の葉を球根(鱗茎)から延ばします。チューリップは春に高さ35cm~55cmほどの花茎を伸ばし花茎の先に長さ5cm~7.5cm程の大きな花を咲かせます。チューリップの花は、ユリ科特有の6枚の花被片、雌蕊1(花柱基部まで3裂)、雄蕊6です。チューリップの赤色で明るく元気な花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
葡萄風信子ムスカリ
春に赤レンガパークを花散歩していると、青色のムスカリの花が咲いていました。ユリ科ムスカリ属ムスカリ(Armenian Grape Hyacinth Muscari armenicum)は地中海原産の単子葉、球根性多年草です。ムスカリは球根で冬を越し、春に細く厚みのある葉を球根から伸ばし、春先に高さ15cm程の花茎付けます。ムスカリの花は青色(藍色)の0.5cm程の鈴壷形で、多数の花を花茎に螺旋状の鈴なりに咲かせます。花被片は青色(藍色)でユリ科特有の6枚が壷状に合わさり、先端がわずかに6裂しています。雌蕊6、雄しべ1、子房1(3室からなる)です。ムスカリの青色で上品な花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
大犬の陰嚢オオイヌノフグリ
春に横浜新港中央広場を花散歩していると、青色の可愛らしいオオイヌノフグリの花が赤レンガ倉庫を背景に咲いていました。ゴマノハグサ科クワグタソウ属オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢Percian speedwell Veronica persica)はユーラシア大陸が原産の双子葉、越年草、草本です。オオイヌノフグリは主に種子で増えます。オオイヌノフグリは道端や草原で春一番に咲く花で、青色の可愛らしい花は世界中で愛されています。オオイヌノフグリは秋に発芽し、冬に匍匐性の茎を草地に伸ばします。オオイヌノフグリの花はクワガタソウ属特有の花で、がく片4、花弁4(左右相称、上側1弁大、下側1弁小)で、雄蕊2、雌蕊1です。オオイヌノフグリは花期後、小さな桃の実に似たさく果を付けます。
樟クスノキ
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、クスノキの小さな花が春の青空を背景に咲いていました。クスノキ科ニッケイ属クスノキ(樟Camphor Tree Cinamomum camphora)は、東南アジア原産の双子葉、常緑、高木です。クスノキは古代から漢方薬、医薬品、防虫剤、建築材料等に使われてきました。クスノキは主に種子、挿し木で増え、成長すると高さ40mもの巨木になります。クスノキは春から初夏に赤色の新芽を出し、枝脇から円錐花序の白色の花を咲かせます。クスノキの花はクスノキ科特有の花で花被片6(外花被片3、内花被片3)、雌蕊1、雄蕊12(有能雄蕊9+退化雄蕊3)です。クスノキは秋に黒色の果実(液果)を付けます。香りの良いクスノキは世界中で漢方薬、医薬品、防虫剤、建材などとして広く利用されています。
迷迭香ローズマリー
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、青紫色のローズマリーの花が春の海を背景に咲いていました。シソ科マンネンロウ属ローズマリー(迷迭香Rosemary Rosmarinus officinalis)は、地中海原産の双子葉、常緑、小潅木です。古代から香草、薬草として知られるローズマリーの青く香りの良い花は世界中で愛されています。ローズマリーは主に挿し木で増え、葉は細く対生です。ローズマリーは春に短い枝先に総状花序の青色(紫色、ピンク色)の花を多数咲かせます。ローズマリーの花はシソ科特有の花で唇状で花弁5(上唇2裂、下唇3裂)、雌蕊1、雄蕊2です。ローズマリーは花期後、種子(4個)を付けます。ローズマリーは香草、薬草、漢方薬、消臭剤、殺菌剤として広く利用されています。
木瓜ボケ
春に北京市景山公園を花散歩していると、赤色のボケの花が皇帝の遊楽地であった綺望樓を背景に咲いていました。バラ科ボケ属ボケ(木瓜Flowering Quince Chaenomeles speciosa)は中国原産の双子葉、落葉、低木の植物です。ボケは主に種子、挿し木で増え、春に葉が茂る前に短枝脇に数個の花を枝いっぱいに咲かせます。ボケの花は直径2.5cm~3.5cm程で花色は赤色、紅色、白色などです。ボケの花はバラ科特有の花でがく片5、花弁5(八重咲きあり)、雌蕊1(花柱5)、雄蕊多数(約30)です。ボケの花は春を告げる花として、世界中で人気があります。ボケは秋に、8cm程の大きく香りの良い実を付けます。
仏座ホトケノザ
春に伊豆下田公園を花散歩していると、紫色のホトケノザの花が春の光る伊豆の海を背景に咲いていました。シソ科オドリコソウ属ホトケノザ(仏の座Common Henbit Lamium amplexicaule 他)は地中海が原産の双子葉、1年生、草本です。ホトケノザはサンガイグサ(三階草)とも呼ばれ、春に咲く紫色のユニークな花と蓮華座を思わせる対生の葉(抱茎葉)が特徴です。ホトケノザは主に、種子で増えます。ホトケノザの紫色の筒状で唇状の花は、春の草原を飾ります。ホトケノザの花はシソ科特有の唇状の花で、花弁(合弁・筒状・唇状花)、がく片5、雄蕊4です。ホトケノザの紫色のユニークな花は、世界中で人気があります。
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山吹ヤマブキ
春に金沢城公園を花散歩していると、黄色のヤマブキの花が咲いていました。バラ科ヤマブキ属ヤマブキ(山吹Golden guinea Kerria japonica)は日本原産の双子葉、落葉低木です。ヤマブキの高さは1m~2mで枝はしなやかで垂れ下がります。春に葉を茂らせ、晩春に枝いっぱいに3cm~5cm程の黄色い花を咲かせます。ヤマブキの花は黄色(山吹色)で、八重咲きのものもあります。ヤマブキはバラ科特有の5枚の花弁で、離弁花です。ヤマブキは心皮5~8が合わさり、雄しべ多数です。ヤマブキの黄色で元気な花は、山麓に春を告げる花として人気があります。
牡丹一華アネモネ
春に横浜アメリカ山公園を花散歩していると、青紫色のアネモネの花が咲いていました。キンポウゲ科イチリンソウ属アネモネ(牡丹一華Anemone Anemone coronaria)は地中海原産の双子葉、多年生、草本の植物です。アネモネは主に塊茎で増え、早春に切れ込みのある葉をロゼット状に付けます。アネモネは春に高さ20cm~40cm程の花茎を伸ばし、花茎の先端に1個の花を咲かせます。アネモネの花色は赤色、青色、黄色、白色など様々です。アネモネの花は直径3cm~8cmほどで、花被片5~8(八重咲きは多数)を付けます。アネモネの花はキンポウゲ科特有の花で、雌しべ多数、雄しべ多数です。アネモネの花は薄く繊細で、花冠の様に美しい花です。春に咲くアネモネの美しく繊細な花は、春の花散歩の楽しみです。
雛菊ヒナギク
春に横浜山下公園を花散歩していると、紅白のヒナギクの花が横浜港を背景に咲いていました。キク科ヒナギク属ヒナギク(雛菊Daisy Bellis perennis)はヨーロッパ原産の双子葉、多年生、草本です。ヒナギクはロゼット(根生葉)で冬を越し早春に高さ10cm程の花茎を伸ばし、花茎の先に直径3cm~5cmの1個の花を次々に咲かせます。ヒナギクの花色(舌状花)は赤色、白色、ピンク色で中心部の管状花は黄色です。ヒナギクの花はキク科特有の頭状花序で、花管状花と舌状花かななり、舌状花が平弁のものと管弁のものがあります。ヒナギクの可愛らしい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
蔓日々草ツルニチニチソウ
春に横浜元町公園を花散歩していると、青色のツルニチニチソウの花が重要文化財の石造りの教会を背景に咲いていました。キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属ツルニチニチソウ(蔓日々草Bigleaf periwinkle Vinca major)は地中海沿岸原産の双子葉、常緑、蔓性、多年草です。ツルニチニチソウは常緑のつる性で、春に新芽のつるを伸ばし匍匐性の枝脇から多数の青紫色(白色)の美しい花を次々と付けます。ツルニチニチソウの花はキョウチクトウ科特有の花で直径3cm~5cm程で、がく片5裂、花弁は合生し筒状で先は5裂するが回旋状、雄蕊5、雌蕊1は筒状の花に合着しています。ツルニチニチソウの青紫色で爽やか花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
白木蓮ハクモクレン
春に港の見える丘公園を花散歩していると、白色のハクモクレンの花が横浜港を背景に咲いていました。モクレン科モクレン属ハクモクレン(白木蓮White Magnolia Magnolia denudata)は中国原産の双子葉、高木、落葉広葉樹です。ハクモクレンは成長すると高さ15m程で、春先に葉が芽吹く前に白色の美しい花を枝いっぱいに付けます。ハクモクレンの花は直径10cm~15cm程で、花被片は白色で9枚(花弁、がく片同色)、雄蕊多数、雌しべ(心皮)多数です。ハクモクレンの白色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本を始め世界中で人気があります。
花韮ハナニラ
春に横浜赤レンガパークを花散歩していると、ハナニラの花が赤レンガ倉庫を背景に咲いていました。ユリ科ハナニラ属ハナニラ(花韮Spring starflowerIpheion uniflorum)はアルゼンチン原産の双子葉、多年草、草本です。ハナニラの薄紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。ハナニラは主に球根(鱗茎)、種子で増えます。ハナニラは早春に球根からニラに似た平行脈の葉を茂らせ、春に20cm程の花茎を伸ばし、茎先に1個のペールブルー、薄紫色、白色の星型の美しい花を咲かせます。ハナニラの花はユリ科特有の花構造で、花被片6、雄蕊6(長3+短3)、雌蕊1の花を咲かせます。ハナニラ花期が終わると果実(さく果)を付け、種子ができます。
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花海棠ハナカイドウ
春に北京市北海公園を花散歩していると、薄紅色のハナカイドウの花が咲いていました。バラ科リンゴ属ハナカイドウ(花海棠Hall crabapple Malus halliana)は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。ハナカイドウは成長すると高さ4m~8m程で、春先に葉が芽吹く頃に薄紅色の美しい花を枝いっぱいに付けます。ハナカイドウの花は大きさ3.5cm~5cm程で花弁は薄紅色で5~10枚、雌蕊1、雄しべ多数です。ハナカイドウの薄紅色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本でとても人気があります。
沈丁花ジンチョウゲ
春に横浜フランス山公園を花散歩していると、薄紫色のジンチョウゲの花がフランス領事館の遺構を背景に咲いていました。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属ジンチョウゲ(沈丁花Daphne odora)は中国南部原産の双子葉、常緑低木です。ジンチョウゲは挿し木で増やします。ジンチョウゲは成長すると高さ1m程に成長しますが、寿命は8~10年と言われています。ジンチョウゲの葉は肉厚で冬場にも濃緑で美しいです。春に枝先に赤色、白色の手毬状の花(20個程)を咲かせます。ジンチョウゲの花は大きさ8mm~1cm程で肉厚で香りが良いのが特徴です。ジンチョウゲの花は先が4裂したがく片(花弁はない)が反り返るように咲きます。
染井吉野ソメイヨシノ
春に小田原城公園を花散歩していると、ソメイヨシノの花がお堀と櫓を背景に咲いていました。バラ科スモモ属ソメイヨシノ(染井吉野Yoshino Cherry Prunus×yedoensis)は日本原産の双子葉、落葉高木樹です。ソメイヨシノは挿し木で増やします。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンザクラ系の雑種と考えられています。春に薄紅色の蕾をつけ、葉が茂る前にいっせいに花が開花します。ソメイヨシノの花は咲き始めは薄紅色で開花すると白色に近くなります。ソメイヨシノの花は3~3.5cmの大きさでバラ科特有の離弁花です。ソメイヨシノの花弁は5枚、中心に雌しべ1、雄しべ多数があります。
生誕花クリスマスローズ
春に横浜元町公園を花散歩していると、クリスマスローズの花が重要文化財の石造りの教会を背景に咲いていました。キンポウゲ科クリスマスローズ属クリスマスローズ(Christmas rose Helleborus)はヨーロッパから西アジア原産の双子葉、多年生草本の植物です。クリスマスローズは種子または株分けで増やします。クリスマスローズは夏は休眠状態で、晩秋から冬に葉を茂らせ、冬から春に花茎を延ばし少しうつむき加減の花を咲かせます。クリスマスローズの花に見える部分は顎片で、紫色、白色、緑色等に見えます。クリスマスローズの花は、冬から春に開花し長い期間楽しめます。クリスマスローズの少しうつむき加減に咲く可憐な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。
馬酔木アセビ
春に奈良公園を花散歩していると、白色のアセビの花が鷺池を背景に咲いていました。ツツジ科アセビ属アセビ(馬酔木Japanese Andromeda Pieris japonica)は日本や台湾、中国など東アジア原産の双子葉、常緑低木の植物です。アセビは成長すると樹高1~4mになります。葉は楕円形で少し光沢があり毒性があります。春に枝先に複総状の花序を垂らし多くの白(稀に赤)い釣鐘状の花を付けます。アセビの花は0.6cm~0.8cm程で、釣鐘状の合弁花です。アセビの花は早春から春に開花し比較的長い期間咲き続けます。アセビの小さく可愛らしい白色の花は、春の花散歩の楽しみです。
紫羅蘭花ストック
春に横浜公園を花散歩していると、赤紫色のストックの花が横浜スタジアムを背景に咲いていました。アブラナ科アラセイトウ属ストック(アラセイトウ紫羅蘭花Tenweek Stock Matthiola incana)は南ヨーロッパ原産の双子葉、多年生草本(日本では1年生草本)の植物です。ストックはアブラナ科の植物で、冬から春に高さ50cm程の花茎を延ばし、無限花序(総状花序)の花を次々に咲かせます。ストックの花は2.5cm~3cm程で、アブラナ科特有の4枚の十字花の花弁の花(紫色、白色、赤色)をつけます。ストックの花は冬から春に開花し長い期間咲き続けます。ストックの香りが良い紫色・白色の上品な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。
三色菫パンジー
春に横浜山下公園を花散歩していると、薄紫色のパンジーの花が春の横浜港を背景に咲いていました。スミレ科スミレ属パンジー(三色菫Viola Tricolor)はヨーロッパ原産の双子葉、1年生草本(寒冷地では短期多年生草本)の植物です。パンジーは主に種子で増え、10cm~40cmほどに成長します。パンジーは温暖地では冬、寒冷地では春に紫色、黄色、オレンジ色、白色など様々な色の花を咲かせます。パンジーの花は3cm~6cmほどで花弁は5枚(上弁2、側弁2、唇弁1)、顎片5で、中心に雌しべ1、短い雄しべ5があります。パンジーの花は世界中の人から愛され、観賞用として人気があります。パンジー花写真、パンジー花散歩地図、パンジー花情報でお楽しみ下さい。
梅ウメ
春に横須賀にある田浦梅林を花散歩していると、白色のウメの花が春の青空を背景に咲いていました。バラ科サクラ属ウメ(梅Japanese Apricot Prunus mume)は中国南部原産の双子葉、落葉高木の植物です。ウメは主に種子で増え、5m~6mほどに成長します。ウメの花は温暖な地域では冬の1月頃から、多くの地域では2月~3月頃に開花します。ウメの花は香りもよく古代より親しまれ、多くの絵画、句、文学にも取り上げられています。また初夏に実るウメの実は梅干を始め食品や飲料に使われます。ウメをウメの花実写真、ウメ花散歩地図、ウメ花実情報でお楽しみ下さい。
桃モモ
春に赤レンガパークを花散歩していると、薄紅色のモモの花が横浜赤レンガ倉庫を背景に咲いていました。バラ科スモモ属モモ(桃Peach Prunus persica)は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモは成長すると高さ4m~10m程に成長します。モモは春に赤色、白色の花を咲かせます。モモは大きさ2.5cm~3cm程の花を、枝いっぱいに付けます。モモの花はバラ科特有の花弁5枚が基本で、雌しべ1、雄しべ多数で、八重咲きのものもあります。モモは夏に、大きく美しい果実を付けます。モモの花とモモの実は、世界中から愛され利用されています。
河津桜カワヅザクラ
春に三浦半島にある小松が池公園を花散歩していると、薄紅色のカワヅザクラの花が、菜の花を背景に咲いていました。バラ科スモモ属カワヅザクラ(河津桜Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura)は日本が原産の双子葉、落葉、高木です。カワヅザクラは主に、挿し木で増えます。カワヅザクラは花色が桃色で長い期間咲くので世界中で人気の桜です。カワヅザクラは成長する10mになり、春に開花する桃色の花が人気です。カワヅザクラの花はバラ科特有の5弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊多数、雌蕊1、子房上位です。カワヅザクラの花は、同じバラ科のモモやウメの花とよく似た花構造をしています。カワヅザクラは花期後、赤色、オレンジ色の美しい実を付けます。カワヅザクラは並木道、庭園、鉢植え、観賞用として人気があります。
春に赤レンガパークを花散歩していると、薄紫色のエレモフィラニベアの花が横浜赤レンガ倉庫を背景に咲いていました。ゴマノハグサ科エレモフィラ属二べア(Silky Eremophila Eremophila nivea 他)はオーストラリア西部の砂漠が原産の双子葉、常緑、低木です。エレモフィラ・ニベアは主に、種子、挿し木で増えます。エレモフィラ・ニベアの花色は薄紫色で、早春から春の街角や花壇を美しく飾ります。エレモフィラ・ニベアは葉や茎が白色の毛で覆われているのが特徴です。エレモフィラ・ニベアは早春から春に枝を伸ばし、薄紫色の筒状の花を次々に開花させます。エレモフィラ・ニベアの花はゴマノハグサ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5、雄蕊4です。エレモフィラ・ニベアは花期後、実を付けます。
瑠璃雛菊ブルーデージー
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、青色のブルーデージの花が咲いていました。キク科フェリシア属ブルーデージー(瑠璃雛菊Blue Daisy Felicia amelloides 他)は南アフリカの高原が原産の双子葉、常緑、灌木(小低木)です。ブルーデージーは主に、種子、挿し芽で増えます。ブルーデージーの花色は青色で、早春から春の街角や花壇を美しく飾ります。ブルーデージーは高さ0.3~1m程で、鉢植えに適します。ブルーデージーは早春から春に花茎を伸ばし、青色のキクの花に似た可愛らしい頭状花序の花を開花させます。ブルーデージーの花はキク科特有の青色の舌状花と、黄色の管状花でできています。ブルーデージーは花期後、実(痩果)を付けます。
生誕花石楠花ジャノメエリカ
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、ピンク色のジャノメエリカの花が三浦半島の青空を背景に咲いていました。ツツジ科エリカ属ジャノメエリカ(蛇の目エリカChannelled heath Erica canaliculata)は南アフリカ原産の双子葉、常緑低木の植物です。ジャノメエリカは主に挿し木で増やし、高さ2mほどに成長します。ジャノメエリカの花は温暖な地域では冬の12月頃から、多くの地域では3月~4月頃に開花します。ジャノメエリカの枝は良く分岐し、枝の先端に3個の紫色の釣鐘型の花を付けます。ジャノメエリカの紫色で可憐な釣鐘型の花は、とても人気があります。ジャノメエリカを花写真、ジャノメエリカ花散歩地図、ジャノメエリカ花情報でお楽しみ下さい。
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蒲公英タンポポ
春に象の鼻パークを花散歩していると、黄色のタンポポの花が横浜港を背景に咲いていました。キク科タンポポ属タンポポ(蒲公英Dandelion Taraxacum)はユーラシア大陸原産の双子葉、多年生草本です。タンポポは地表に葉を広げ生育するロゼット型の生育形態で一生を過ごします。タンポポは春に花茎を伸ばし、黄色(稀に白色)の花を咲かせます。タンポポの花は直径2cm~5cm程で、キク科特有の頭花花序の花を次々に咲かせます。タンポポの花は舌状花冠で、雌しべ1、雄しべ5の花が、多数集まってできています。タンポポは花が咲いた後、冠毛が生えた種子を付けます。タンポポの種子はこの冠毛のために風に飛びやすく分布を広げます。タンポポの黄色く明るい花は、世界中から愛されています。
瑠璃唐草ネモフィラ
春に横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、青色のネモフィラの花が咲いていました。ハゼリソウ科ネモフィラ属ルリカラクサ(瑠璃唐草Baby blue eyes Nemophila menziesii)は北米大陸原産の双子葉、一年生草本です。ネモフィラ属は11種あり、その代表種はルリカラクサ(瑠璃唐草Nemophila menziesii)です。ネモフィラ(ルリカラクサ)は秋に発芽し、日当たりの良い草地で生育します。春から初夏に直径1.5cm~2cm程の青い花を次々に咲かせます。ネモフィラの花は花弁は5枚で、雌しべ1、雄しべ5です。ネモフィラの青く爽やかな花は、世界中から愛されています。
乙女椿オトメツバキ
春に江戸城北の丸公園を花散歩していると、ピンク色のオトメツバキの花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属オトメツバキ(乙女椿Camellia japonica cv. Otometsubaki)は日本で江戸時代に品種改良されたツバキ科の双子葉、高木、常緑樹の植物です。オトメツバキはヤブツバキから品種改良された植物で、八重咲の華やかな椿です。オトメツバキの花色は薄紅色で、稀に白色のものもあります。オトメツバキの花はツバキ科の植物に本来あるはずの、雄蕊多数が花弁化しています。オトメツバキの華やかな花は世界中で人気があります。オトメツバキ花写真、オトメツバキ花散歩地図、オトメバキ花情報でお楽しみ下さい。
葉団扇豆ルピナス
春に横浜山下公園を花散歩していると、紫色のルピナスの花がマリンタワーを背景に咲いていました。マメ科ルピナス属ルピナス(葉団扇豆Garden Lupinus Lupinus polyphyllus他)は、北アメリカ他が原産の双子葉、多年草(1年草)、草本(木本)です。ルピナスは春から夏に総状花序の50cm程の花穂を真直ぐ延ばし、マメ科特有の蝶形花多数を次々に咲かせます。ルピナスの花色は青色、紫色、赤色、白色、ピンク色、黄色などで、比較的長い期間楽しむことができます。ルピナスの花はマメ科特有の蝶形花で外花被片(がく片)5裂、内花被片(花弁)5(旗弁1、翼弁2、舟弁2)、雌蕊1、雄蕊10です。ルピナスの花は華やかで、香りも良く世界中で人気があります。
花水木ハナミズキ
春に横浜山公園を花散歩していると、薄紅色のハナミズキの花が氷川丸を背景に咲いていました。ミズキ科ミズキ属ハナミズキ(花水木Cornus florida)は、北アメリカ原産の双子葉、落葉、小高木です。ハナミズキは日本では街路樹として植えられていて、春から初夏に白色又は赤色の総苞の中心にある小さな黄緑色の小花を20ほど咲かせます。ハナミズキは秋に紅葉し、赤色の実(核果)を稔らせます。ハナミズキ花実紅葉写真、ハナミズキの花実紅葉散歩地図、ハナミズキの花実紅葉情報でお楽しみ下さい。
雪柳ユキヤナギ
春に赤レンガパークを花散歩していると、白色のユキヤナギの花が豪華客船を背景に咲いていました。バラ科シモツケ属ユキヤナギ(雪柳Baby's breath spirea Spiraea thunbergii)は日本、中国原産の双子葉、落葉低木です。ユキヤナギは成長すると高さ1.5m~1.8m程で、春先に枝垂れた枝に白色の花を全体が白く見えるほど一斉に咲かせます。ユキヤナギの花は大きさ5mm~8mm程で花弁は離弁で5枚、バラ科特有の雌しべ1、雄しべ多数が花の中心にあります。シーボルトが江戸時代に世界に紹介したユキヤナギの白色で爽やかな花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
藪椿ヤブツバキ
春に横浜山下公園を花散歩していると、赤色のヤブツバキの花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは主に種子で増え、樹高5m~6mほどの高木になります。ヤブツバキの枝はよく分かれ、互生の厚く表面に光沢のある深緑色の葉を付ける。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm~7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4~5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。
早春花早春の公園花図鑑
近所の公園に咲く早春の花を、写真図鑑にしました。近所の公園に咲く早春の花は、明るく華やかです。各地の身近な公園に咲く、早春の花をお楽しみください。近所の公園に咲く早春の花を写真図鑑と撮影地の地図で案内いたします。早春の公園花図鑑を片手に、早春の公園花散歩に出かけましょう。近所の身近な公園では、もう早春の花が見頃です。
公園公園花散歩
日本各地には、無料で楽しめる公共の公園がたくさんあります。私は各地に旅に行くと、必ず地元の公園に寄って花散歩をします。各地で地元の方に愛されている公園は素朴ですが、手入れされた美しい花に必ず出逢うことができます。また時には「これが無料の公園?」と思うようなレベルの高い庭園を擁した公園も多く見かけます。各地の特色ある公園花散歩を、写真と地図、各地の公園情報で案内いたします。
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春の花の写真を多数用意しました。春の花写真をゆっくりお楽しみください。
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Japanese four seasons flowers are Beautiful. Enjoy Japanese exotic Flowers.
春の公園花図鑑を、楽しんでもらえたでしょうか?日本各地の公園に咲く春の花は、明るく素朴です。春の公園の陽だまりに咲く春の花はゆっくり眺めるととても美しく感動的です。春の公園花図鑑の写真は、私たちが日本各地を現地取材して1枚1枚撮影記録したものです。春の公園花図鑑のページで、皆様が気に入った写真が1枚でもあれば幸いです。春の公園花図鑑の写真と地図を片手に、皆様も春の公園花散歩を楽しんでください。日本列島各地の身近な公園に咲く春の花は、多彩で変化に富んでいます。
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