イソギク花散歩
Flower Walking with Pacific Chrysanthemum Chrysanthemum pacificum
黄金色く輝くイソギクの花は爽やかな潮風を運びます・イソギクの花は秋から冬の海岸散歩の楽しみ
キク科キク属イソギク(磯菊Chrysanthemum pacificum)は日本原産の双子葉、多年生、草本です。イソギクは本州の太平洋沿岸地方に自生する海浜植物です。イソギクの葉は楕円形で葉の裏側に白い毛が密生しています。イソギクの葉は表側から見ると白い縁取りのように見えて、とてもおしゃれです。イソギクは秋から冬にかけて、多数の黄色い頭状花を散房状に咲かせます。イソギクはキク科特有の舌状花がないので、黄色い筒状花が密集して見えます。イソギク花写真、イソギクの花散歩地図、イソギクの花情報でお楽しみ下さい。
《キク科キク属イソギクChrysanthemum pacificum 花写真・花観察地図》
伊豆下田爪木崎に咲くイソギク花写真(撮影2016.11.6)
イソギク花観察地図伊豆下田爪木崎地図Izu Shimoda Tsumakizaki Map
キク科キク属イソギク(磯菊Chrysanthemum pacificum)は、本州の太平洋沿岸地方に自生する海浜植物です。イソギクの花期は秋から初冬で、花色は黄色(黄金色)です。イソギクの花はキク科特有の頭状花序ですが、舌状花がなく管状花だけでできているのが特徴です。秋に伊豆下田爪木崎を花散歩していると、自生しているイソギクの花が咲いていました(撮影2016.11.6)。伊豆下田爪木崎に咲くイソギクの花は青い海を背景に黄金色に輝いて見えました。
観音崎公園に咲くイソギクの花写真(撮影2007.11.13)
イソギク花観察地図横須賀観音崎公園地図Yokosuka Kannonzaki Park Map
イソギク(磯菊Chrysanthemum pacificum)の属名はChrysanthemum(キク属)で属名Chrysanthemum=from Greek khrusanthemon meaning gold flower=ギリシャ語で、「黄金花」の意味です。イソギクの花は「黄金花」の名の通りの「黄金色」に輝く花です。秋に観音崎公園の浜辺を花散歩していると自生しているイソギクの花が東京湾を背景に咲いていました(撮影2007.11.13)。
沖縄県万座ビーチに自生するイソギク花写真(撮影2019.1.28)
イソギク花観察地図沖縄県万座ビーチ地図Okinawa Manza Beach Map
イソギク(Pacific Chrysanthemum)は本州の太平洋沿岸地方に自生する海浜植物です。イソギクの葉は楕円形で葉の裏側に白い毛が密生しています。イソギクの葉は表側から見ると白い縁取りのように見えて、とてもおしゃれです。冬に沖縄県万座ビーチを花散歩していると、イソギクの花が自生して花が咲いているのが観察できました(撮影2019.1.28)。イソギクは沖縄県でも、自生しているようです。
《キク科キク属イソギクChrysanthemum pacificum の花情報・学名意味》
植物名 | キク科キク属イソギク 漢字 磯菊 英語 Pacific Chrysanthemum 中国語 矶菊 |
学名 | Chrysanthemum pacificum |
科名 | キク科 |
属名 | キク属 |
花期 | 秋の花 初冬花 |
花色 | 黄色花 |
原産 | 日本(本州から沖縄の太平洋沿岸) |
観察地 | 下田市、鎌倉市、横浜市、横須賀市、三浦市、沖縄県 |
特徴 | 双子葉、多年生草本、日本原産、キク科、葉は楕円形、葉の裏に白い毛が密集する 秋~冬に黄色い頭状花を散房状に咲かせる、本州の太平洋沿岸に分布 |
学名 意味 |
磯に咲く菊から、磯菊(いそぎく)Chrysanthemum はキク属pacificum は太平洋、平和な海を表す Chrysanthemum pacificumは「太平洋、平和な海の菊」の意味、素晴らしい名ですね 属名Chrysanthemum=from Greek khrusanthemon meaning gold flower=ギリシャ語で「黄金花」 種名pacificum=from Latin meaning 'peaceful sea'=古代ラテン語で「平和な海」の意味 |
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《キク科キク属イソギクChrysanthemum pacificum 花写真・花観察地図》
イソギクの黄色い散房状の頭状花写真(撮影2008.11.4)
イソギク花観察地図うみかぜ公園地図Yokosuka Umikaze Park Map
秋に横須賀市平成町にあるうみかぜ公園から神奈川県立福祉大学前を花散歩していると、咲き始めのきれいなイソギクの花が咲いていました(撮影2008.11.4)。イソギクChrysanthemum pacificum は静岡県から千葉県の太平洋沿岸に自生する海浜性のキク科キク属の植物です。イソギクは秋から冬にかけて、多数の黄色い頭状花を散房状に咲かせます。イソギクの多数の黄色い頭状花は、華やかで見ごたえがあります。
下田白浜海岸に咲くイソギク花写真(撮影2016.11.5)
イソギク花観察地図下田白浜神社地図Izu Shimoda Shirahama Jinjya Shrine Map
イソギク(磯菊Chrysanthemum pacificum)の種名pacificum=from Latin meaning 'peaceful sea'=古代ラテン語で「平和な海、太平洋」の意味です。イソギクの黄金色に輝く花は「平和な海、太平洋」によく似合います。秋に下田白浜神社近くの海岸を花散歩していると、海岸の浜辺に砂を被ったイソギクの花が咲いていました(撮影2016.11.5)。
《キク科キク属イソギクChrysanthemum pacificum 花写真・花観察地図》
下田市白浜海岸に生えるイソギクの白い毛に覆われた葉写真(撮影2010.6.28)
初夏伊豆下田市にある白浜海岸を花散歩していると、白浜海岸の白い砂浜にイソギクの白い毛に覆われた葉が見えました(撮影2010.6.28)。イソギクは双子葉多年生草本です。イソギクは上の写真で見えるような細い地下茎を延ばし、砂浜や海岸の崖に株として定着します。イソギクの葉の裏は白い毛で覆われています。イソギクの葉は表から見ると、白い縁取りがされた様に見えとてもおしゃれです。
観音崎の磯の岩場に咲くイソギクの花写真(撮影2007.11.13)
秋に横須賀市観音崎にある神奈川県立観音崎公園公園を花散歩していると、磯の岩場にイソギクの花が咲いていました(撮影2007.11.13)。イソギクは観音崎の岩場のような場所でも、わずかな砂地があれば生育できる海浜性のたくましい植物です。イソギクの多数の黄色い頭状花は、観音崎の秋の磯を飾ります。上の写真でイソギクの葉の裏の、白い毛が密集した様子も見えます。
鎌倉市稲村ヶ崎に咲くイソギクの花写真(撮影2007.11.14)
イソギク花観察地図鎌倉市稲村ガ崎Kamakura Inamuragasaki Cape Map
鎌倉市稲村ヶ崎は富士山と相模湾の眺めが素晴らしい場所です。鎌倉市稲村ガ崎公園を花散歩していると、稲村ガ崎の崖の草地に、イソギクの黄色い花とススキの穂が見えました(撮影2007.11.14)。古戦場として知られる稲村ヶ崎の崖のわずかな草地に生える、イソギクの花もたくましく見えます。
横浜山下公園氷川丸近くに咲くイソギクの花写真(撮影2011.11.14)
イソギク花観察地図横浜山下公園地図Yokohama Yamashita Park Map
秋に横浜山下公園氷川丸近くを花散歩していると、育ちの良いイソギクの花が咲いていました(撮影2011.11.14)。普通イソギクは潮風に打たれ背丈の低いものが多いですが、山下公園に咲くイソギクは茎も長く伸びて葉の幅も広いです。山下公園に咲くイソギクは栄養状態も良いように見えます。山下公園に咲くイソギクの黄色い花は、背景の氷川丸を飾っているように見えます。
《キク科キク属イソギクChrysanthemum pacificum 花写真・花観察地図》
秋の夕日に輝く海の公園に咲くイソギクの花写真(撮影2009.11.23)
イソギク花観察地図横浜金沢海の公園地図Yokohama Kanazawa Uminokouen Park Map
横浜市金沢区にある海の公園から八景島に向けて花散歩していると、海の公園に秋の夕日に輝くイソギクの花が咲いていました(撮影2009.11.23)。海の公園の写真に見える後ろの岩場は人工のものですが、イソギクの生育環境には適しているようです。海の公園、八景島付近は、鎌倉時代から金沢八景と呼ばれ浮世絵にも描かれる名勝地です。
初冬の荒崎海岸岩場に咲くイソギクの花写真(撮影2008.11.28)
イソギク花観察地図横須賀市長井荒崎公園地図Yokosuka Nagai Arasaki Shore Map
横須賀市長井にある荒崎は景観が良い岩場として知られています。初冬に荒崎海岸からソレイユの丘に向けて花散歩していると、岩場にイソギクの花が咲いていました(撮影2008.11.28)。温暖な三浦半島では冬にもイソギクの花を見かけます。イソギクの葉の縁の模様もおしゃれに見えます。
冬の馬堀海岸に咲くイソギクの花写真(撮影2008.1.30)
イソギク花観察地図横須賀市馬堀海岸地図Yokosuka Mabori-kaigan Beach Map
横須賀市馬堀海岸の国道16号線沿いの海岸通に、ヤシの木並木道があります。馬堀海岸のヤシの木並木道は、東京湾の海を眺め眺めながらの花散歩やジョギングに最適な場所です。冬に馬堀海岸のヤシの木並木道を花散歩していると、イソギクの花がまだ咲いていました(撮影2008.1.30)。暖かな冬の日を浴びて咲くイソギクの花は、爽やかに見えます。
たたら浜に咲くイソギクとイソギクの近縁種?写真(撮影2007.11.13)
観音崎自然博物館近くのたたら浜海岸を花散歩していると、イソギクの花とイソギクの近縁種と考えられる植物の花が隣同士並んで咲いていました(撮影2007.11.13)。イソギクには黄色く見える筒状花だけで、舌状花は有りません。上の写真では黄色く見える筒状花の周りに短いながらも白い舌状花が見えます。時々イソギクに混じってこのような花を見かけますが、白い舌状花以外の部分はイソギクと同じに見えます。白い舌状花がある、イソギク?の花もきれいです。写真の観音崎にあるたたら浜は、ゴジラ上陸地点とされている場所です。
横浜山下公園に咲くイソギク花写真(撮影2012.11.22)
キク科キク属イソギク(磯菊Chrysanthemum pacificum)は、日本(本州太平洋沿岸)が原産の海浜植物です。イソギクの黄色く華やかな花と、おしゃれな葉は秋の花散歩の楽しみです。イソギクはキク科なので、同じキク科のコスモスの花と同じ部分と異なる部分を探してみるのもおもしろいかもしれませんね。このページの中で皆様が気に入ったイソギクの花の写真が、一枚でもあれば幸いです。
イソギクの花、イソギク花散歩楽しんでもらえたでしょうか?イソギクの花は秋から冬まで比較的長い期間咲く花です。イソギクの黄色い花が青空と太平洋を背景に元気に咲く姿は優雅で力強いです。皆様もこのページの地図を片手にイソギク花散歩を楽しんでください。太平洋の海と青い空を見ながらイソギク花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、イソギクの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらホトトギス花散歩も眺めていってください。
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