4月の花図鑑2
April Flowers Book
日本列島の4月は春爛漫の季節、春の花が一斉に開花します・4月の花は明るく豪華です
更新2024.03.22
日本列島の4月は春爛漫の季節で、春の花が一斉に開花します。各地に咲く4月の花は、明るく豪華です。4月は日差しが強くなり、春の花の種類も一層増え初夏の花も咲きだします。4月の花は西洋ではフリージアですが、モモの花やオオムラサキツツジ、ボタンの花も開花します。4月は入学、歓送迎会のシーズンで、花の需要も多くなる季節です。4月は各地で花の祭典や、スプリングフェアも行われます。4月の明るく豪華な、春の花をお楽しみください。このページは4月の花図鑑の続きのページです。
《4月の花図鑑2写真・4月の花図鑑2案内・4月の花情報》
羽衣素馨ハゴロモジャスミン
モクセイ科ソケイ属ハゴロモジャスミン(羽衣素馨Pink Jasmine Jasminum polyanthum)は、中国南部からミャンマー山中が原産の双子葉、常緑、蔓性、小潅木です。ハゴロモジャスミンは主に挿し木で増え、簡単に常緑の生垣に仕立てることができます。ハゴロモジャスミンは初夏に香りの良い花を次々に咲かせます。ハゴロモジャスミンの花色は赤色、白色、ピンク色などで、香りが良いのが特徴です。ハゴロモジャスミンの花はモクセイ科特有の筒状花で花被片は5裂、雌蕊1、雄蕊2です。ハゴロモジャスミンの花は華やかで、香りも良く世界中で人気があります。
庭薺アリッサム
アブラナ科ニワナズナ属スイートアリッサム(庭薺Sweet Alyssum Lobularia maritima)は地中海原産の双子葉、多年生草本です。アリッサムは主に種子で増やします。アブラナ科のアリッサムは秋に発芽し高さ5cm〜30cm程に成長し茎は多数に枝分かれして春に総状花序の小さな花を咲かせます。アリッサムの花は大きさ5mm程で白色、紫色、ピンク色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。アリッサムの花はアブラナ科特有の離弁花で花弁は4枚です。アリッサムの花は中心に雌しべ1、雄しべ6があり、香りが良いのが特徴です。
鞘冠菊ミコニス
キク科コレオステファス属ミコニス(鞘冠菊Coleostephus myconis 他)は地中海沿岸が原産の双子葉、一年生、草本です。ミコニスは一般的にはクリサンセマム・ムルチコーレとも呼ばれ春に咲く出す黄色い花が人気です。1年草のミコニスは主に、種子で増えます。ミコニスの黄色の明るい花は、春から初夏の庭園や窓辺を美しく飾ります。ミコニスは比較的寒冷にも強く栽培も容易です。ミコニスは横に広がる匍匐状の茎から互生の鋸歯のある少し厚みのある葉を付け、春にキクに似た黄色い花を咲かせます。ミコニスの花はキク科特有の頭状花序の花で、管状花と舌状花でできています。ミコニスの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。
勿忘草ワスレナグサ
ムラサキ科ワスレナグサ属ワスレナグサ(勿忘草Forget-me-not Myosotis scorpioides 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。ワスレナグサ属の植物は74種程が知られていますが、ワスレナグサの可愛らしい花は世界中で愛されています。ワスレナグサは主に、種子で増えます。ワスレナグサの5弁の青色の花は、春の草原を飾ります。ワスレナグサの花はムラサキ科特有の5弁の合弁の花で、花弁5、がく片5です。ワスレナグサの青色(藍色)の花は、世界中で栽培されています。
仏座ホトケノザ
シソ科オドリコソウ属ホトケノザ(仏の座Common Henbit Lamium amplexicaule 他)は地中海が原産の双子葉、1年生、草本です。ホトケノザはサンガイグサ(三階草)とも呼ばれ、春に咲く紫色のユニークな花と蓮華座を思わせる対生の葉(抱茎葉)が特徴です。ホトケノザは主に、種子で増えます。ホトケノザの紫色の筒状で唇状の花は、春の草原を飾ります。ホトケノザの花はシソ科特有の唇状の花で、花弁(合弁・筒状・唇状花)、がく片5、雄蕊4です。ホトケノザの紫色のユニークな花は、世界中で人気があります。
大犬の陰嚢オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科クワグタソウ属オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢Percian speedwell Veronica persica)はユーラシア大陸が原産の双子葉、越年草、草本です。オオイヌノフグリは主に種子で増えます。オオイヌノフグリは道端や草原で春一番に咲く花で、青色の可愛らしい花は世界中で愛されています。オオイヌノフグリは秋に発芽し、冬に匍匐性の茎を草地に伸ばします。オオイヌノフグリの花はクワガタソウ属特有の花で、がく片4、花弁4(左右相称、上側1弁大、下側1弁小)で、雄蕊2、雌蕊1です。オオイヌノフグリは花期後、小さな桃の実に似たさく果を付けます。
唐山躑躅アザレア
ツツジ科ツツジ属アザレア(Belgian Azalea Rhododendron simsii 他)は日本など東アジアが原産のツツジ属の植物が、ヨーロッパで品種改良された双子葉、常緑、低木です。アザレアは主に挿し木で増えます。アザレアは品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、赤色、紫色などの花色があり、冬から春の花鉢や街角を美しく飾ります。アザレアは冬から春に枝先に美しい花を次々に開花させます。アザレアの花はツツジ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5(10)、雌蕊1です。アザレアの花は、同じツツジ科のツツジの花とよく似た花構造をしています。アザレアは花期後、さく果を付けます。アザレアは他のツツジ科の植物と同じように有毒成分を含みます。
木瓜ボケ
バラ科ボケ属ボケ(木瓜Flowering Quince Chaenomeles speciosa)は中国原産の双子葉、落葉、低木の植物です。ボケは主に種子、挿し木で増え、春に葉が茂る前に短枝脇に数個の花を枝いっぱいに咲かせます。ボケの花は直径2.5cm〜3.5cm程で花色は赤色、紅色、白色などです。ボケの花はバラ科特有の花でがく片5、花弁5(八重咲きあり)、雌蕊1(花柱5)、雄蕊多数(約30)です。ボケの花は春を告げる花として、世界中で人気があります。ボケは秋に、8cm程の大きく香りの良い実を付けます。
三葉躑躅ミツバツツジ
ツツジ科ツツジ属ミツバツツジ(三葉躑躅Rhododendron dilatatum他)は日本原産の双子葉、落葉、低木です。里や山を紫色に飾るミツバツツジの花は、春の花散歩の楽しみです。ミツバツツジは、主に種子で増えます。ミツバツツジは秋に落葉し、春に葉が出る前に枝先に多数の花を一斉に咲かせます。ミツバツツジの花色は紫色、薄紫色で、稀に白色のものもあります。ミツバツツジの花はツツジ科特有の花構造で、筒状の花です。ミツバツツジはがく片5、花被片5(筒状5裂)、雄蕊5(10)、雌蕊1の花を咲かせます。ミツバツツジ花期が終わる頃、枝先に黄緑色の3枚の美しい葉を付けます。
《4月の花の特徴・4月の花の種類・4月の花情報》
名称 | 現代 4月花 日本語 卯月 英語 April Flowers 中国語 四月花 |
季節 | 入学式、歓送迎会、花見、花まつり、チューリップフェア、スプリングセール、他 |
西洋 | ラナンキュラス、ムスカリ、ストック、ブルーデージー、チューリップ、オリーブ祭り、他 |
日本 | ソメイヨシノ、チューリップ、菜の花、ヤエザクラ、ヒナゲシ、ミツバツツジ、花祭、他 |
中国 | モクレン、シモクレン、レンギョウ、ウンナンオウバイ、清明節、他 |
韓国 | サクラ、モモ、ツバキ、ツツジ、レンギョウ、コブシ、モクレン、花見、他 |
花色 | 白色:コブシ、ユキヤナギ、ハクモクレン、シロヤマブキ、リキュウバイ、他 ピンク:ヤエザクラ、ソメイヨシノ、モモ、シャクナゲ、ツツジ、ボケ、他 青色:アヤメ、ムスカリ、ブルーデージ、スミレ、ネモフィラ、デルフィニウム、他 赤色:アネモネ、トキワマンサク、アザレア、ヒナギク、チューリップ、他 紫色:アリッサム、ツツジ、パンジー、ストック、シバザクラ、デンドロビウム、他 オレンジ色:ヤマブキ、ラナンキュラス、ミコニス、マンサク、ナガミヒナゲシ、他 黄色:カロライナジャスミン、タンポポ、レンギョウ、ウンナンオウバイ、レンギョウ、他 |
気温 | 10℃〜25℃ |
特徴 | ・低温を好む(ツバキ、エリカ、チューリップ、パンジー、他) ・日照を好む(タンポポ、ニガナ、ジャノメエリカ、ストック、スミレ、他) ・木本(モクレン、コブシ、ツバキ、ソメイヨシノ、ツツジ、レンギョウ、他) |
利用 | 庭園、庭木、茶花、生け花、観賞用、漢方薬、食用、創薬、バイオエネルギー、他 |
芸術 | 絵画(ソメイヨシノ)、写真、ドライフラワー、歌謡、茶道(リキュウバイ、ツバキ)、他 |
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《4月の花図鑑2写真・4月の花図鑑2案内・4月の花情報》
矢車菊ヤグルマギク
キク科ヤグルマギク属ヤグルマギク(矢車菊Cornflower Centaurea cyanus 他)はヨーロッパが原産の双子葉、1年生、草本です。春から初夏の道端や野原を青色の繊細で可愛らしい花で飾るヤグルマギクは、里に初夏を告げる花です。ヤグルマギクは主に、種子で増えます。ヤグルマギクの花はキク科特有の頭状花序の花で、青色の5〜8裂の管状花でできています。ヤグルマギクは観賞用の他ドライフラワーやハーブティー、薬草などとしても利用されています。
万作マンサク
マンサク科マンサク属マンサク(万作 Witch-hazel Hamamelis japonica 他)は日本など北半球が原産の双子葉、落葉、小高木です。早春の森林を飾るマンサクの花は春の花として人気があります。マンサクは主に、種子、挿し木で増えます。マンサクの花はマンサク属特有の黄色(オレンジ色、赤色、白色等)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊4、です。マンサクの花は、生け花などとしても人気があります。
姫林檎ヒメリンゴ
バラ科リンゴ属ヒメリンゴ(姫林檎 Crabapple Malus x cerasifera 他)はアジア原産の双子葉、落葉、耐寒性、低木です。ヒメリンゴは成長すると高さ3m〜8m程になり、春から初夏に長卵形の葉をつけ、枝いっぱいに白色のリンゴの花に似た花を咲かせます。ヒメリンゴの花は直径2cm〜3cm程で蕾は薄紅色、花開くと白色になります。ヒメリンゴの花はバラ科特有の花で外花被片5、内花被片5(一重咲き)で、八重咲きは花弁多数です。ヒメリンゴの蕾が薄紅色で花開くと白色の上品な花は、初夏を告げる花として人気があります。ヒメリンゴをヒメリンゴ花実写真、ヒメリンゴ花実観察地図、ヒメリンゴ花情報でお楽しみ下さい。
連翹レンギョウ
モクセイ科レンギョウ属レンギョウ(連翹Golden Bells Forsythia suspensa)は中国原産の双子葉、低木、落葉広葉樹です。連翹は成長すると高さ1m〜3m程で、春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けます。レンギョウの花は大きさ2cm〜3cm程で花弁は黄金色で4枚、柱頭は先が2裂、雄しべ2です。レンギョウの黄色く明るい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
常磐万作トキワマンサク
マンサク科トキワマンサク属トキワマンサク(常磐万作 Chinese fringe flower Loropetalum chinense 他)は日本や中国が原産の双子葉、常緑、小高木です。早春の森林を飾るトキワマンサクの花は春の花として人気があります。トキワマンサクは主に、種子、挿し木で増えます。トキワマンサクの花はトキワマンサク属特有の赤色(紅色、白色等)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊4、です。トキワマンサクの花は、生け花などとしても人気があります。トキワマンサクをトキワマンサク花写真、トキワマンサク花観察地図、トキワマンサク花情報でお楽しみ下さい。
灯台躑躅ドウダンツツジ
ツツジ科ドウダンツツジ属ドウダンツツジ(灯台躑躅Dodant Azalea Enkianthus perulatus 他)は、日本原産の双子葉、落葉、広葉樹、小低木です。ドウダンツツジは花が咲く前に互生の、黄緑色の美しい菱形で互生の新葉を出します。ドウダンツツジの花はツツジ科特有の花でがく片5、内花被片釣鐘状先端5裂、雌蕊1、雄蕊10です。ドウダンツツジは花が白色で可愛らしく、世界中で人気があります。ドウダンツツジをドウダンツツジ花写真、ドウダンツツジ花観察地図、ドウダンツツジの花情報でお楽しみ下さい。
車輪梅シャリンバイ
バラ科シャリンバイ属シャリンバイ(車輪梅Rhaphiolepis indica var. umbellata)は温暖な東アジア沿岸地方の原産で双子葉、常緑低木樹の植物です。シャリンバイはバラ科で、花がウメ(梅)に似ているので車輪梅と漢字でかかれます。シャリンバイは温暖な海岸地方に自生しています。初夏に咲くシャリンバイの花はとても美しく、秋から冬に稔る黒紫色の実もきれいです。シャリンバイの花と実は四季の花実散歩の楽しみです。シャリンバイ花実写真、シャリンバイの花実散歩地図、シャリンバイの花実情報でお楽しみ下さい。
馬酔木アセビ
ツツジ科アセビ属アセビ(馬酔木Japanese Andromeda Pieris japonica)は日本や台湾、中国など東アジア原産の双子葉、常緑低木の植物です。アセビは成長すると樹高1〜4mになります。葉は楕円形で少し光沢があり毒性があります。春に枝先に複総状の花序を垂らし多くの白(稀に赤)い釣鐘状の花を付けます。アセビの花は0.6cm〜0.8cm程で、釣鐘状の合弁花です。アセビの花は早春から春に開花し比較的長い期間咲き続けます。アセビの小さく可愛らしい白色の花は、春の花散歩の楽しみです。
《4月の花図鑑2写真・4月の花図鑑2案内・4月の花情報》
牡丹一華アネモネ
キンポウゲ科イチリンソウ属アネモネ(牡丹一華Anemone Anemone coronaria)は地中海原産の双子葉、多年生、草本の植物です。アネモネは主に塊茎で増え、早春に切れ込みのある葉をロゼット状に付けます。アネモネは春に高さ20cm〜40cm程の花茎を伸ばし、花茎の先端に1個の花を咲かせます。アネモネの花色は赤色、青色、黄色、白色など様々です。アネモネの花は直径3cm〜8cmほどで、花被片5〜8(八重咲きは多数)を付けます。アネモネの花はキンポウゲ科特有の花で、雌しべ多数、雄しべ多数です。アネモネの花は薄く繊細で、花冠の様に美しい花です。春に咲くアネモネの美しく繊細な花は、春の花散歩の楽しみです。
蔓日々草ツルニチニチソウ
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属ツルニチニチソウ(蔓日々草Bigleaf periwinkle Vinca major)は地中海沿岸原産の双子葉、常緑、蔓性、多年草です。ツルニチニチソウは常緑のつる性で、春に新芽のつるを伸ばし匍匐性の枝脇から多数の青紫色(白色)の美しい花を次々と付けます。ツルニチニチソウの花はキョウチクトウ科特有の花で直径3cm〜5cm程で、がく片5裂、花弁は合生し筒状で先は5裂するが回旋状、雄蕊5、雌蕊1は筒状の花に合着しています。ツルニチニチソウの青紫色で爽やか花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
花韮ハナニラ
ユリ科ハナニラ属ハナニラ(花韮Spring starflowerIpheion uniflorum)はアルゼンチン原産の双子葉、多年草、草本です。ハナニラの薄紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。ハナニラは主に球根(鱗茎)、種子で増えます。ハナニラは早春に球根からニラに似た平行脈の葉を茂らせ、春に20cm程の花茎を伸ばし、茎先に1個のペールブルー、薄紫色、白色の星型の美しい花を咲かせます。ハナニラの花はユリ科特有の花構造で、花被片6、雄蕊6(長3+短3)、雌蕊1の花を咲かせます。ハナニラ花期が終わると果実(さく果)を付け、種子ができます。
山吹ヤマブキ
バラ科ヤマブキ属ヤマブキ(山吹Golden guinea Kerria japonica)は日本原産の双子葉、落葉低木です。ヤマブキの高さは1m〜2mで枝はしなやかで垂れ下がります。春に葉を茂らせ、晩春に枝いっぱいに3cm〜5cm程の黄色い花を咲かせます。ヤマブキの花は黄色(山吹色)で、八重咲きのものもあります。ヤマブキはバラ科特有の5枚の花弁で、離弁花です。ヤマブキは心皮5〜8が合わさり、雄しべ多数です。ヤマブキの黄色で元気な花は、山麓に春を告げる花として人気があります。
紫羅蘭花ストック
アブラナ科アラセイトウ属ストック(アラセイトウ紫羅蘭花Tenweek Stock Matthiola incana)は南ヨーロッパ原産の双子葉、多年生草本(日本では1年生草本)の植物です。ストックはアブラナ科の植物で、冬から春に高さ50cm程の花茎を延ばし、無限花序(総状花序)の花を次々に咲かせます。ストックの花は2.5cm〜3cm程で、アブラナ科特有の4枚の十字花の花弁の花(紫色、白色、赤色)をつけます。ストックの花は冬から春に開花し長い期間咲き続けます。ストックの香りが良い紫色・白色の上品な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。
三色菫パンジー
スミレ科スミレ属パンジー(三色菫Viola Tricolor)はヨーロッパ原産の双子葉、1年生草本(寒冷地では短期多年生草本)の植物です。パンジーは主に種子で増え、10cm〜40cmほどに成長します。パンジーは温暖地では冬、寒冷地では春に紫色、黄色、オレンジ色、白色など様々な色の花を咲かせます。パンジーの花は3cm〜6cmほどで花弁は5枚(上弁2、側弁2、唇弁1)、顎片5で、中心に雌しべ1、短い雄しべ5があります。パンジーの花は世界中の人から愛され、観賞用として人気があります。パンジー花写真、パンジー花散歩地図、パンジー花情報でお楽しみ下さい。
化粧桜プリムラマラコイデス
サクラソウ科サクラソウ属プリムラ・マラコイデス(Fairy primrose Primula malacoides 他)は中国雲南省他が原産の双子葉、二年生、草本です。プリムラ・マラコイデスは主に、種子、根茎で増えます。マラコイデスの花色は白色、赤色、紫色などで、早春から春の街角を美しく飾ります。マラコイデスは早春から春に花茎を伸ばし、傘形花序の花を次々に開花させます。マラコイデスの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。マラコイデスの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。マラコイデスは花期後、さく果を付けます。マラコイデスは中国では、薬用などにも利用されます。
大紫羅蘭花オオアラセイトウ
アブラナ科オオアラセイトウ属オオアラセイトウ(大紫羅蘭花・諸葛菜Chinese violet cross Orychophragmus violaceus)は中国原産の双子葉、越年草、草本です。オオアラセイトウの紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。オオアラセイトウは主に種子で増えます。オオアラセイトウは冬から早春に種子が発芽し、根生葉を茂らせ春に10cm〜50cm程の単茎を伸ばし、茎先に総状花序の紫色の美しい花を咲かせます。オオアラセイトウの花はアブラナ科特有の十字架植物で、花被片4、雄蕊6、雌蕊1の花を咲かせます。オオアラセイトウは花期が終わると果実(長角果)を付け、黒い種子ができます。
《4月の花図鑑2写真・4月の花図鑑2案内・4月の花情報》
浜大根ハマダイコン
アブラナ科ダイコン属ハマダイコン(浜大根Beach Radish Raphanus sativus var.raphanistroides)は東南アジアが原産の双子葉、多年生、草本です。ハマダイコンは主に、種子で増えます。ハマダイコンは花色が薄紫色から白色では早春の海岸を美しく飾ります。ハマダイコンは長く太い根から伸びる根生葉で冬を越し、春に高さ50cm程の花茎を伸ばし、春に総状花序で薄紫色の花を開花します。ハマダイコンの花はアブラナ科特有の十字花で、がく片4、花弁4で、雄蕊6、雌蕊1、子房上位です。ハマダイコンの花は、同じアブラナ科のダイコンやアブラナの花とよく似た花構造をしています。ハマダイコンは花期後、串珠状の実を付けます。ハマダイコンは食用、漢方薬にも利用されます。
樟クスノキ
クスノキ科ニッケイ属クスノキ(樟Camphor Tree Cinamomum camphora)は、東南アジア原産の双子葉、常緑、高木です。クスノキは古代から漢方薬、医薬品、防虫剤、建築材料等に使われてきました。クスノキは主に種子、挿し木で増え、成長すると高さ40mもの巨木になります。クスノキは春から初夏に赤色の新芽を出し、枝脇から円錐花序の白色の花を咲かせます。クスノキの花はクスノキ科特有の花で花被片6(外花被片3、内花被片3)、雌蕊1、雄蕊12(有能雄蕊9+退化雄蕊3)です。クスノキは秋に黒色の果実(液果)を付けます。香りの良いクスノキは世界中で漢方薬、医薬品、防虫剤、建材などとして広く利用されています。
迷迭香ローズマリー
シソ科マンネンロウ属ローズマリー(迷迭香Rosemary Rosmarinus officinalis)は、地中海原産の双子葉、常緑、小潅木です。古代から香草、薬草として知られるローズマリーの青く香りの良い花は世界中で愛されています。ローズマリーは主に挿し木で増え、葉は細く対生です。ローズマリーは春に短い枝先に総状花序の青色(紫色、ピンク色)の花を多数咲かせます。ローズマリーの花はシソ科特有の花で唇状で花弁5(上唇2裂、下唇3裂)、雌蕊1、雄蕊2です。ローズマリーは花期後、種子(4個)を付けます。ローズマリーは香草、薬草、漢方薬、消臭剤、殺菌剤として広く利用されています。
雛菊ヒナギク
キク科ヒナギク属ヒナギク(雛菊Daisy Bellis perennis)はヨーロッパ原産の双子葉、多年生、草本です。ヒナギクはロゼット(根生葉)で冬を越し早春に高さ10cm程の花茎を伸ばし、花茎の先に直径3cm〜5cmの1個の花を次々に咲かせます。ヒナギクの花色(舌状花)は赤色、白色、ピンク色で中心部の管状花は黄色です。ヒナギクの花はキク科特有の頭状花序で、花管状花と舌状花かななり、舌状花が平弁のものと管弁のものがあります。ヒナギクの可愛らしい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
花韮ハナニラ
ユリ科ハナニラ属ハナニラ(花韮Spring starflowerIpheion uniflorum)はアルゼンチン原産の双子葉、多年草、草本です。ハナニラの薄紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。ハナニラは主に球根(鱗茎)、種子で増えます。ハナニラは早春に球根からニラに似た平行脈の葉を茂らせ、春に20cm程の花茎を伸ばし、茎先に1個のペールブルー、薄紫色、白色の星型の美しい花を咲かせます。ハナニラの花はユリ科特有の花構造で、花被片6、雄蕊6(長3+短3)、雌蕊1の花を咲かせます。ハナニラ花期が終わると果実(さく果)を付け、種子ができます。
花海棠ハナカイドウ
バラ科リンゴ属ハナカイドウ(花海棠Hall crabapple Malus halliana)は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。ハナカイドウは成長すると高さ4m〜8m程で、春先に葉が芽吹く頃に薄紅色の美しい花を枝いっぱいに付けます。ハナカイドウの花は大きさ3.5cm〜5cm程で花弁は薄紅色で5〜10枚、雌蕊1、雄しべ多数です。ハナカイドウの薄紅色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本でとても人気があります。
《4月の花図鑑2写真・4月の花図鑑2案内・4月の花情報》
明るい春の花図鑑
日本列島各地に咲く春の花を、春の花写真図鑑、春の花観察地図で案内いたします。日本列島に咲く春の花は、色鮮やかで華やかです。日本列島は四季折々の自然や、花々が美しい場所です。美しい日本列島の春図鑑を片手に、日本各地を春の花散歩してみましょう。日本列島は、もう春爛漫の季節です。春の花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。
日本列島に、花が美しい季節がやてきました。美しい日本列島の季節の風に吹かれながら、日本各地の四季の花図鑑を楽しんでみましょう。日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。日本列島に咲く各季節の花を、写真図鑑と各季節の花観察地図で案内いたします
公園花春の公園花図鑑
日本各地の公園に咲く春の花は、明るく素朴です。春の公園の陽だまりに咲く春の花はゆっくり眺めるととても美しく感動的です。日本列島各地の春の公園に咲く春の花を、写真図鑑にしました。春の公園に咲く赤色、青色、白色、黄色、紫色、オレンジ色、ピンク色の春の花を写真図鑑でお楽しみください。春の公園に咲く春の花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も春の公園花図鑑を片手に、地元の公園花散歩を楽しみましょう。
各地の花日本各地の花図鑑
日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。意外に広く変化に富んだ日本列島各地の花植物を、写真図鑑と花観察地図で案内いたします。
春花4月の花図鑑に続く
4月の花図鑑2の続きです。更に4月に咲く花を用意いたしました。4月の花図鑑をゆっくりお楽しみください。
4月の花図鑑2を、楽しんでもらえたでしょうか?4月に咲く花は明るく豪華です。4月は日差しも強くなり、花色も一層鮮やかになります。4月に入るとチューリップ、ボタン、ツツジの花が見頃になります。4月の花図鑑のページの写真は全て、私たちが現地取材して撮影記録したものです。1枚でも4月の花図鑑2の写真の中で、皆様が気に入ったものがあれば光栄です。4月の花図鑑2の地図を片手に、4月の花散歩を楽しんでください。
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夏の花 初秋花 秋の花 初冬の花 冬の花 早春の花 初夏の花 青色花 赤色花 白色花 黄色花 紫色花 オレンジ色花 ピンク色花 海浜植物 高原の花 高山植物 シソ科 ラン科 マメ科 アブラナ科 ツバキ科 キンポウゲ科 ユリ科 キク科 モクセイ科 バラ科 ツツジ科 キョウチクトウ科 サクラ花散歩 梅雨の花
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奈良花旅 横浜花旅 鎌倉花旅 北海道花旅 伊豆箱根花旅 京都花旅 信州花旅 会津花旅 城めぐり花旅 北東北函館 火山温泉探訪 東京花旅 寺社の花旅 大阪花旅 沖縄花旅 嵯峨嵐山街花散歩 金沢花散歩 植物園花散歩 日本列島花散歩