ひな祭花図鑑
Hinamatsuri Japanese Doll Festival Flower Book
ひな祭りは古い時代から続く春の行事です・ひな祭りの頃に見頃を迎える春の花をお楽しみください
更新2024.2.02
ひな祭りは旧暦の3月3日(現在の4月上旬頃)に行われる「桃の節句」です。現在東京など1部の地域では新暦の3月3日頃に行われてますが、京都などの上方や古くからの歴史的地域では旧暦の桃の節句頃に行われています。旧暦の桃の節句頃はモモの花などが一斉に開花する季節で、このころに見頃を迎える花の種類も多いです。日本の伝統行事の桃の節句頃に見頃を迎える花を、写真と花観察地図で案内いたします。
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被服花プリムラ
ひな祭りの頃横浜山手ブラフ18番館を訪問すると、プリムラの花が有職雛の前に飾られていました。サクラソウ科サクラソウ属プリムラ(Primrose Primula vulgaris 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。プリムラは主に、種子、根茎で増えます。プリムラは古くから品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、黄色、赤色、紫色、青色など様々な花色があり、春の街角を美しく飾ります。プリムラは地下に根茎があり根茎から伸びるロゼット状の根生葉で冬を越し、春に短い花茎を伸ばし、花を次々に開花させます。プリムラの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。プリムラの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。プリムラは花期後、さく果を付けます。プリムラはヨーロッパでは食用、茶、ワインなどに利用されます。
桃モモ
桃の節句頃横浜山手の洋館を訪問すると、雛飾りの前にモモの花が生けられていました。バラ科スモモ属モモ(桃Peach Prunus persica)は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモは成長すると高さ4m~10m程に成長します。モモは春に赤色、白色の花を咲かせます。モモは大きさ2.5cm~3cm程の花を、枝いっぱいに付けます。モモの花はバラ科特有の花弁5枚が基本で、雌しべ1、雄しべ多数で、八重咲きのものもあります。モモは夏に、大きく美しい果実を付けます。モモの花とモモの実は、世界中から愛され利用されています。
大花惠蘭シンビジウム
ひな祭りの頃横浜山下公園近くにあるホテルを訪問すると、シンビジュウムの花が雛段の前に飾られていました。クラン科シンビジウム属シンビジウム(大花惠蘭 Boat Orchid Cymbidium sp.)は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年草です。シンビジウムは、主に種子、バルブ(偽鱗茎)で増えます。早春に咲くシンビジウムの美しい花は庭先や窓辺、室内を明るく飾ります。シンビジウムは比較的暑さ寒さにも強く、鉢植えや露地栽培にも適した植物です。シンビジウムの葉は、バルブの基部から線状の長い葉を付けます。シンビジウムの花はラン科特有の花で、花弁6(外花被片3、内花被片3)です。シンビジウムの花期は1~4月です。
菜の花ナノハナ
ひな祭りの頃に横浜山手外交官の家を訪問すると、伝統的な桃の節句の飾りつけに菜の花が飾られていました。アブラナ科アブラナ属ナノハナ(油菜・菜の花Vegetable Flower Brassica rapa)は西アジアから西ヨーロッパ原産の双子葉、二年生草本植物です。ナノハナはアブラナ科の植物の花の総称です。ナノハナと呼ばれる植物にはキャベツ、菜の花、油菜、蕪(カブ)、野沢菜、スグキナなどがあります。ナノハナの定義は定かではありませんが、野菜から咲く黄色く明るい花は、里に春を告げます。ナノハナ(菜の花)は主に種子で増えます。菜の花(ナノハナ)の花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月~5月頃に開花します。里に春を告げるナノハナの黄色い花は、世界中で人気があります。ナノハナを菜の花花写真、菜の花花散歩地図、ナノハナ花情報でお楽しみ下さい。
鬱金香チューリップ
桃の節句頃に横浜山手エリスマン邸を訪問すると桃色のチューリップが生けられていました。ユリ科チューリップ属チューリップ(鬱金香Tulip Tulipa gesneriana他)は地中海沿岸、中央アジア原産の単子葉、球根性、多年生草本です。チューリップは球根(鱗茎)で冬を越し、春に長楕円状の葉を球根(鱗茎)から延ばします。チューリップは春に高さ35cm~55cmほどの花茎を伸ばし花茎の先に長さ5cm~7.5cm程の大きな花を咲かせます。チューリップの花は、ユリ科特有の6枚の花被片、雌蕊1(花柱基部まで3裂)、雄蕊6です。チューリップの赤色で明るく元気な花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
橘タチバナ
桃の節句の頃に貴重な朝廷の有職雛の飾られた京都御所に近い門跡寺院の宝鏡寺を訪問すると、橘(タチバナ)の実が玄関前に稔っていました。タチバナは有職雛の右近に飾られる植物です。ミカン科ミカン属タチバナ(橘Tachibana Orange Citrus Tachibana他)は中国が原産の双子葉、常緑、小高木で、約2000年前に日本にやってきた植物と思われます。タチバナは成長すると2~4m程で、黄オレンジ色の食用になる美しい実を付けます。タチバナは常緑で濃い緑色の葉を付け、初夏に白色の香りの良い花を咲かせます。タチバナの花はミカン科特有の花でがく片5、花弁5、雄蕊20~25、子房5~7室です。タチバナは花期後黄(オレンジ色)の3cm程の実を付けます。タチバナの香りの良い花と実は、四季の花散歩の楽しみです。
沈丁花ジンチョウゲ
ひな祭りの頃に横浜山手を花散歩していると、ジンチョウゲの花の良い香りが漂ってきました。ジンチョウゲの花もひな祭りに似合う花です。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属ジンチョウゲ(沈丁花Daphne odora)は中国南部原産の双子葉、常緑低木です。ジンチョウゲは挿し木で増やします。ジンチョウゲは成長すると高さ1m程に成長しますが、寿命は8~10年と言われています。ジンチョウゲの葉は肉厚で冬場にも濃緑で美しいです。春に枝先に赤色、白色の手毬状の花(20個程)を咲かせます。ジンチョウゲの花は大きさ8mm~1cm程で肉厚で香りが良いのが特徴です。ジンチョウゲの花は先が4裂したがく片(花弁はない)が反り返るように咲きます。
河津桜カワヅザクラ
伊豆の雛飾りは吊るしびなが有名です。吊るしびなが盛んな伊豆半島東部の河津町を花散歩していると、カワヅザクラの花が見事でした。バラ科スモモ属カワヅザクラ(河津桜Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura)は日本が原産の双子葉、落葉、高木です。カワヅザクラは主に、挿し木で増えます。カワヅザクラは花色が桃色で長い期間咲くので世界中で人気の桜です。カワヅザクラは成長する10mになり、春に開花する桃色の花が人気です。カワヅザクラの花はバラ科特有の5弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊多数、雌蕊1、子房上位です。カワヅザクラの花は、同じバラ科のモモやウメの花とよく似た花構造をしています。カワヅザクラは花期後、赤色、オレンジ色の美しい実を付けます。カワヅザクラは並木道、庭園、鉢植え、観賞用として人気があります。
藪椿ヤブツバキ
旧暦の桃の節句頃に香川県にある四国村を訪問すると、雛飾りの前にヤブツバキの花が飾られていました。ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは主に種子で増え、樹高5m~6mほどの高木になります。ヤブツバキの枝はよく分かれ、互生の厚く表面に光沢のある深緑色の葉を付ける。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm~7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4~5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。
瑠璃雛菊ブルーデージー
桃の節句の頃横須賀うみかぜ公園近くを花散歩していると、ブルーデージーの花が見頃でした。キク科フェリシア属ブルーデージー(瑠璃雛菊Blue Daisy Felicia amelloides 他)は南アフリカの高原が原産の双子葉、常緑、灌木(小低木)です。ブルーデージーは主に、種子、挿し芽で増えます。ブルーデージーの花色は青色で、早春から春の街角や花壇を美しく飾ります。ブルーデージーは高さ0.3~1m程で、鉢植えに適します。ブルーデージーは早春から春に花茎を伸ばし、青色のキクの花に似た可愛らしい頭状花序の花を開花させます。ブルーデージーの花はキク科特有の青色の舌状花と、黄色の管状花でできています。ブルーデージーは花期後、実(痩果)を付けます。
紫木蓮シモクレン
桃の節句の頃鎌倉大巧寺を訪問すると、シモクレンの花がきれいに咲いていました。モクレン科モクレン属シモクレン(紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora)は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。シモクレンは成長すると高さ3m~5m程で、春先に葉が芽吹く前に紫色の美しい花を枝いっぱいに付けます。シモクレンの花は長さ8cm~10cm程で、花被片は紫色で9~12枚、花弁6~9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。シモクレンの紫色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本を始め世界中で人気があります。
連翹レンギョウ
旧暦の桃の節句頃に香川県にある四国村を訪問すると、有職雛飾りの前にレンギョウの花が飾られていました。モクセイ科レンギョウ属レンギョウ(連翹Golden Bells Forsythia suspensa)は中国原産の双子葉、低木、落葉広葉樹です。連翹は成長すると高さ1m~3m程で、春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けます。レンギョウの花は大きさ2cm~3cm程で花弁は黄金色で4枚、柱頭は先が2裂、雄しべ2です。レンギョウの黄色く明るい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
染井吉野ソメイヨシノ
旧暦の桃の節句頃に横浜汽車道を花散歩していると、ソメイヨシノの花が見頃でした。バラ科スモモ属ソメイヨシノ(染井吉野Yoshino Cherry Prunus×yedoensis)は日本原産の双子葉、落葉高木樹です。ソメイヨシノは挿し木で増やします。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンザクラ系の雑種と考えられています。春に薄紅色の蕾をつけ、葉が茂る前にいっせいに花が開花します。ソメイヨシノの花は咲き始めは薄紅色で開花すると白色に近くなります。ソメイヨシノの花は3~3.5cmの大きさでバラ科特有の離弁花です。ソメイヨシノの花弁は5枚、中心に雌しべ1、雄しべ多数があります。
葡萄風信子ムスカリ
旧暦の桃の節句頃に横浜赤レンガパークを花散歩していると、ムスカリの青色の花がきれいに並んで咲いていました。ユリ科ムスカリ属ムスカリ(Armenian Grape Hyacinth Muscari armenicum)は地中海原産の単子葉、球根性多年草です。ムスカリは球根で冬を越し、春に細く厚みのある葉を球根から伸ばし、春先に高さ15cm程の花茎付けます。ムスカリの花は青色(藍色)の0.5cm程の鈴壷形で、多数の花を花茎に螺旋状の鈴なりに咲かせます。花被片は青色(藍色)でユリ科特有の6枚が壷状に合わさり、先端がわずかに6裂しています。雌蕊6、雄しべ1、子房1(3室からなる)です。ムスカリの青色で上品な花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
生誕花石楠花ジャノメエリカ
桃の節句の頃横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、ジャノメエリカの花が見頃でした。ツツジ科エリカ属ジャノメエリカ(蛇の目エリカChannelled heath Erica canaliculata)は南アフリカ原産の双子葉、常緑低木の植物です。ジャノメエリカは主に挿し木で増やし、高さ2mほどに成長します。ジャノメエリカの花は温暖な地域では冬の12月頃から、多くの地域では3月~4月頃に開花します。ジャノメエリカの枝は良く分岐し、枝の先端に3個の紫色の釣鐘型の花を付けます。ジャノメエリカの紫色で可憐な釣鐘型の花は、とても人気があります。ジャノメエリカを花写真、ジャノメエリカ花散歩地図、ジャノメエリカ花情報でお楽しみ下さい。
蒲公英タンポポ
桃の節句の頃羽田空港第3ターミナル近くを花散歩していると、タンポポの花が東京モノレールを背景に咲いていました。キク科タンポポ属タンポポ(蒲公英Dandelion Taraxacum)はユーラシア大陸原産の双子葉、多年生草本です。タンポポは地表に葉を広げ生育するロゼット型の生育形態で一生を過ごします。タンポポは春に花茎を伸ばし、黄色(稀に白色)の花を咲かせます。タンポポの花は直径2cm~5cm程で、キク科特有の頭花花序の花を次々に咲かせます。タンポポの花は舌状花冠で、雌しべ1、雄しべ5の花が、多数集まってできています。タンポポは花が咲いた後、冠毛が生えた種子を付けます。タンポポの種子はこの冠毛のために風に飛びやすく分布を広げます。タンポポの黄色く明るい花は、世界中から愛されています。
瑠璃唐草ネモフィラ
桃の節句の頃横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、ネモフィラの花が見頃でした。ハゼリソウ科ネモフィラ属ルリカラクサ(瑠璃唐草Baby blue eyes Nemophila menziesii)は北米大陸原産の双子葉、一年生草本です。ネモフィラ属は11種あり、その代表種はルリカラクサ(瑠璃唐草Nemophila menziesii)です。ネモフィラ(ルリカラクサ)は秋に発芽し、日当たりの良い草地で生育します。春から初夏に直径1.5cm~2cm程の青い花を次々に咲かせます。ネモフィラの花は花弁は5枚で、雌しべ1、雄しべ5です。ネモフィラの青く爽やかな花は、世界中から愛されています。
乙女椿オトメツバキ
桃の節句の頃東京江戸城内にある北の丸公園を花散歩していると、オトメツバキの花が見頃でした。ツバキ科ツバキ属オトメツバキ(乙女椿Camellia japonica cv. Otometsubaki)は日本で江戸時代に品種改良されたツバキ科の双子葉、高木、常緑樹の植物です。オトメツバキはヤブツバキから品種改良された植物で、八重咲の華やかな椿です。オトメツバキの花色は薄紅色で、稀に白色のものもあります。オトメツバキの花はツバキ科の植物に本来あるはずの、雄蕊多数が花弁化しています。オトメツバキの華やかな花は世界中で人気があります。オトメツバキ花写真、オトメツバキ花散歩地図、オトメバキ花情報でお楽しみ下さい。
葉団扇豆ルピナス
桃の節句の頃山下公園を花散歩していると、ルピナスの花が見頃でした。マメ科ルピナス属ルピナス(葉団扇豆Garden Lupinus Lupinus polyphyllus他)は、北アメリカ他が原産の双子葉、多年草(1年草)、草本(木本)です。ルピナスは春から夏に総状花序の50cm程の花穂を真直ぐ延ばし、マメ科特有の蝶形花多数を次々に咲かせます。ルピナスの花色は青色、紫色、赤色、白色、ピンク色、黄色などで、比較的長い期間楽しむことができます。ルピナスの花はマメ科特有の蝶形花で外花被片(がく片)5裂、内花被片(花弁)5(旗弁1、翼弁2、舟弁2)、雌蕊1、雄蕊10です。ルピナスの花は華やかで、香りも良く世界中で人気があります。
木春菊マーガレット
桃の節句の頃横浜象の鼻パークを花散歩していると、マーガレットの花が見頃でした。キク科モクシュンギク属モクシュンギク、マーガレット(木春菊Marguerite Argyranthemum frutescens)はカナリア諸島原産の双子葉合弁花、小低木です。マーガレットは主に挿し木で増やします。キク科のマーガレットは成長すると高さ20cm~80cm程に成長し茎は多数に枝分かれして、春にキク科特有の頭状花序の大きな花を多数付けます。マーガレットの花は大きさ6cm~8cmで白色、赤色、黄色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。マーガレットの花はキク科特有の頭状花序で、周辺に大きな目立つ舌状花と中心に管状花を付けます。
雪柳ユキヤナギ
桃の節句頃に横浜汽車道を花散歩していると、ユキヤナギの花が見頃でした。バラ科シモツケ属ユキヤナギ(雪柳Baby's breath spirea Spiraea thunbergii)は日本、中国原産の双子葉、落葉低木です。ユキヤナギは成長すると高さ1.5m~1.8m程で、春先に枝垂れた枝に白色の花を全体が白く見えるほど一斉に咲かせます。ユキヤナギの花は大きさ5mm~8mm程で花弁は離弁で5枚、バラ科特有の雌しべ1、雄しべ多数が花の中心にあります。シーボルトが江戸時代に世界に紹介したユキヤナギの白色で爽やかな花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
雲南黄梅ウンナンオウバイ
旧暦の桃の節句頃に京都白川沿いを花散歩していると、ウンナンオウバイの花が咲いていました。モクセイ科ソケイ属ウンナンオウバイ(雲南黄梅Primerose Jasmine Jasminum mesnyi 他)はベトナム、中国南部が原産の双子葉、落葉(常緑)、低木(灌木)です。ウンナンオウバイは主に挿し木、種子で増えます。ウンナンオウバイの花色は黄色で、早春から春の花壇や生垣を美しく飾ります。ウンナンオウバイは高さ0.5~5m程で、生垣にも適します。ウンナンオウバイは早春から春に四角形で枝垂れた枝に、対生で三出複葉の葉と花芽を付けます。ウンナンオウバイの花はソケイ属特有の花構造で、蕾は鐘状で花被裂片6~8、雄蕊2、雌蕊1、子房2室です。ウンナンオウバイは花期後、実を付けます。
桃の節句の頃東京穴守稲荷神社近くを花散歩していると、エレモフィラニベアの花が見頃でした。ゴマノハグサ科エレモフィラ属二べア(Silky Eremophila Eremophila nivea 他)はオーストラリア西部の砂漠が原産の双子葉、常緑、低木です。エレモフィラ・ニベアは主に、種子、挿し木で増えます。エレモフィラ・ニベアの花色は薄紫色で、早春から春の街角や花壇を美しく飾ります。エレモフィラ・ニベアは葉や茎が白色の毛で覆われているのが特徴です。エレモフィラ・ニベアは早春から春に枝を伸ばし、薄紫色の筒状の花を次々に開花させます。エレモフィラ・ニベアの花はゴマノハグサ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5、雄蕊4です。エレモフィラ・ニベアは花期後、実を付けます。
横浜緋桜ヨコハマヒザクラ
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、ヨコハマヒザクラの花が氷川丸を背景に咲いていました。バラ科スモモ属ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜Yokohamahizakura Prunus jamasakura'Kenrokuen Kumagai x Plunus Campanulata)はケンロクエンクマガイとカンヒザクラの交配種で、双子葉、落葉、小高木です。ヨコハマヒザクラは主に挿し木で増え、春に葉が茂る前に枝先に多数の花を咲かせます。ヨコハマヒザクラの花は直径2.5cm~3.5cm程で、少し下向きに咲くことが特徴です。花色は赤色(緋色)です。ヨコハマヒザクラの花はバラ科特有の花でがく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊多数です。ヨコハマヒザクラの花は横浜に春を告げる花として人気があります。
《ひな祭の花特徴・ひな祭の花種類・ひな祭の花情報》
名称 | 現代 雛祭花 日本語 桃節句花 英語 Doll Festival Flower 中国語 雏祭花 |
季節 | ひな祭り、卒業式、入学式、入社式、異動、花見、卒業旅行、送別会、歓迎会、他 |
西洋 | スイートビー、シバザクラ、ムスカリ、ストック、ブルーデージー、マーガレット、他 |
日本 | カワヅザクラ、ツバキ、コブシ、オトメツバキ、ソメイヨシノ、ユキヤナギ、卒業式、他 |
中国 | モクレン、シモクレン、レンギョウ、ウンナンオウバイ、ジンチョウゲ、婦女節、他 |
韓国 | ツバキ、ウメ、スイセン、コブシ、モクレン、三一節、他 |
花色 | 白色:コブシ、ユキヤナギ、オオシマザクラ、ハクモクレン、スノードロップ、他 ピンク:ジンチョウゲ、オトメツバキ、カワヅザクラ、マーガレット、ジャノメエリカ、他 青色:ムスカリ、ブルーデージ、スミレ、ヒヤシンス、ネモフィラ、デルフィニウム、他 赤色:ツバキ、カランコエ、ヒナギク、クリスマスローズ、チューリップ、他 紫色:パンジー、ストック、クリスマスローズ、シバザクラ、デンドロビウム、他 オレンジ色:ヤマブキ、ラナンキュラス、イソギク、ミコニス、マンサク、他 黄色:ラッパズイセン、ミモザ、タンポポ、レンギョウ、フクジュソウ、キク、他 |
気温 | 10℃~20℃ |
特徴 | ・低温を好む(ツバキ、クリスマスローズ、シクラメン、パンジー、他) ・日照を好む(タンポポ、ニガナ、ジャノメエリカ、ストック、スミレ、他) ・木本(モクレン、コブシ、ツバキ、ソメイヨシノ、オトメツバキ、他) |
利用 | 庭園、庭木、茶花、生け花、観賞用、漢方薬、食用、創薬、バイオエネルギー、他 |
芸術 | 絵画(ソメイヨシノ)、写真、ドライフラワー、歌謡、茶道(リキュウバイ、ツバキ)、他 |
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大島桜オオシマザクラ
桃の節句頃に横浜汽車道を花散歩していると、オオシマザクラの花が見頃でした。バラ科スモモ属オオシマザクラ(大島桜Prunus speciosa )は伊豆半島から伊豆諸島原産の双子葉、落葉高木の植物です。オオシマザクラの木花は成長すると10m以上になります。オオシマザクラの花は2.5cm~3cm程で、バラ科特有の5枚の白色の花弁の花をつけます。オオシマザクラの花は2月下旬から4月頃に開花します。オオシマザクラの輝くような白色の上品な花は、伊豆半島から関東沿岸地方の春の花散歩の楽しみです。オオシマザクラを花写真、オオシマザクラ花散歩地図、オオシマザクラ花情報でお楽しみ下さい。
芝桜シバザクラ
旧暦の桃の節句頃に横浜赤レンガパークを花散歩していると、シバザクラの花が咲いていました。ハナシノブ科フロックス属シバザクラ(芝桜Creeping Phlox Phlox subulata 他)は北アメリカの西部が原産の双子葉、常緑、多年生、草本です。シバザクラは主に種子、株分け、挿し芽で増えます。シバザクラの星形の可愛らしい花は、春の草原一面を美しく飾ります。シバザクラは寒冷な気候にも強く、芝のように匍匐茎を伸ばし草原を覆います。シバザクラは匍匐茎から針状の葉を付け、春に5弁の桜に似た小さな花を多数咲かせます。シバザクラの花はハナシノブ科特有の花で、花弁5(合弁)、雄蕊5、子房3室です。シバザクラの花は世界中で人気があります。
大飛燕草デルフィニウム
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、デルフィニウムの花がマリンタワーを背景に咲いていました。キンポウゲ科デルフィニウム属(大飛燕草Larkspur Delphinium)はヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカ高地原産の双子葉、多年生草本です。デルフィニウム属は世界中に300種ほどあり、主に種子で増やします。デルフィニウムは成長すると高さ10cm~2m程に成長します。デルフィニウムは春から初夏に青色、白色の花を咲かせます。デルフィニウムの花は総状、円錐、穂状花序で大きさ5cm~8cm程の大きな花を次々に咲かせます。デルフィニウムの花は燕尾のように後ろに突き出した距(きょ)が特徴です。
石楠花シャクナゲ
旧暦の桃の節句頃に横浜臨港パークを花散歩していると、シャクナゲの花が国立大ホールを背景に咲いていました。ツツジ科ツツジ属シャクナゲ(石楠花Hymenanthes Rhododendron subg.Hymenanthes)は、北半球原産の双子葉、常緑、広葉樹、低木(高木)です。シャクナゲは主に種子、挿し木で増え、春から初夏に枝先に赤色、白色、薄紅色、黄色の大きな花を5~40個程咲かせます。シャクナゲの花はツツジ属特有の花構造で、花は筒状で5裂しています。シャクナゲの花はがく片5、花弁筒状5裂、雌蕊1、雄蕊10です。シャクナゲの花は山や里に春を告げる花として人気があります。シャクナゲをシャクナゲ花写真、シャクナゲ花観察地図、シャクナゲの花情報でお楽しみ下さい。
辛夷コブシ
旧暦の桃の節句頃に横浜外国人墓地を花散歩していると、コブシの花が咲いていました。モクレン科モクレン属コブシ(辛夷Kobushi Magnolia kobus)は日本原産の双子葉、落葉広葉樹、高木です。コブシは成長すると高さ10mにもなります。コブシは早春から春に白色(基部は薄赤色)の花を、葉が茂る前に一斉に咲かせます。コブシの花は大きさ10cm程で花弁は6枚、モクレン科特有の雌しべ多数、雄しべ多数が花の中心に螺旋状に配置しています。コブシの白色で爽やかな花は、春を告げる花として有名です。コブシをコブシ花写真、コブシ花観察地図、コブシ花情報でお楽しみ下さい。
桜サクラ
旧暦の桃の節句頃に鎌倉鶴岡八幡宮を花散歩していると、桜の花が見頃でした。バラ科スモモ属サクラ(桜花Prunus jamasakura他)はバラ科スモモ属の植物で、双子葉、落葉、小高木です。サクラ(桜花)の定義はあいまいなところもありますが、バラ科スモモ属で主に春に咲く5弁(八重のものもある)の植物を指します。サクラは主に種子、挿し木で増えます。サクラの花期は春で、葉を茂らす前に枝先に多数の花を付けます。サクラの花はバラ科に特有の花構造でがく片5、花弁5、雌しべ1、雄しべ多数です。春に開花するサクラの花は公園樹、桜並木などにも適しています。サクラをサクラ花写真、サクラ花観察地図、サクラ開花情報、サクラ花情報で案内します。
櫛黄菊ユリオプスデージー
桃の節句頃に横浜臨港パークを花散歩していると、ユリオプスデージの花がパシフィコ横浜を背景に咲いていました。キク科ユリオプス属ユリオプスデージー(Euryops Daisy Euryops pectinatus)は南アフリカ原産の双子葉、常緑低木の植物です。ユリオプスデージーの花は5cm程でキク科特有の外側に黄色い舌状花、中心部に多数の黄色い管状花をつけます。ユリオプスデージーの花は温暖な地域では一年中、多くの地域では春の2月~5月頃に開花します。ユリオプスデージーの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。ユリオプスデージーを花写真、ユリオプスデージー花散歩地図、ユリオプスデージー花情報でお楽しみ下さい。
三葉躑躅ミツバツツジ
旧暦の桃の節句頃に京都清水寺を花散歩していると、ミツバツツジの花が清水の舞台を背景に咲いていました。ツツジ科ツツジ属ミツバツツジ(三葉躑躅Rhododendron dilatatum他)は日本原産の双子葉、落葉、低木です。里や山を紫色に飾るミツバツツジの花は、春の花散歩の楽しみです。ミツバツツジは、主に種子で増えます。ミツバツツジは秋に落葉し、春に葉が出る前に枝先に多数の花を一斉に咲かせます。ミツバツツジの花色は紫色、薄紫色で、稀に白色のものもあります。ミツバツツジの花はツツジ科特有の花構造で、筒状の花です。ミツバツツジはがく片5、花被片5(筒状5裂)、雄蕊5(10)、雌蕊1の花を咲かせます。ミツバツツジ花期が終わる頃、枝先に黄緑色の3枚の美しい葉を付けます。
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喇叭水仙ラッパスイセン
桃の節句の頃横須賀うみかぜ公園を花散歩していると、ラッパスイセンの花が見頃でした。ヒガンバナ科スイセン属ラッパスイセン(喇叭水仙Wild Daffodil Narcissus pseudonarcissus)は西ヨーロッパ原産の単子葉、多年生草本の植物です。ラッパスイセンは主に鱗茎(球根)で増え、早春に厚みのある扁平な葉を20~50cmほど延ばします。ラッパスイセンは春に花茎を伸ばし、花茎の先端に1個の黄色の花を咲かせます。ラッパスイセンの花は直径3cm~5cmほどで、花弁3、がく片3を付けます。ラッパスイセンの花は中心に大きく黄色い筒状の副花冠があるのが特徴で、雌しべ1、雄しべ6です。ラッパスイセンの花は黄色く可愛らしい花です。早春に咲く黄色いラッパスイセンの可愛らしい花は、春の花散歩の楽しみです。
庭薺アリッサム
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、アリッサムの花が氷川丸を背景に咲いていました。アブラナ科ニワナズナ属スイートアリッサム(庭薺Sweet Alyssum Lobularia maritima)は地中海原産の双子葉、多年生草本です。アリッサムは主に種子で増やします。アブラナ科のアリッサムは秋に発芽し高さ5cm~30cm程に成長し茎は多数に枝分かれして春に総状花序の小さな花を咲かせます。アリッサムの花は大きさ5mm程で白色、紫色、ピンク色の花を春から初夏にかけて次々に咲かせます。アリッサムの花はアブラナ科特有の離弁花で花弁は4枚です。アリッサムの花は中心に雌しべ1、雄しべ6があり、香りが良いのが特徴です。
風信子ヒヤシンス
桃の節句の頃横浜グランモール公園を花散歩していると、青色のヒヤシンスの花が見頃でした。ユリ科ヒヤシンス属ヒヤシンス(風信子Hyacinth Hyacinthus orientalis)は南西アジア原産の単子葉、多年生、草本の植物です。ヒヤシンスは春に高さ20cm~35cm程の花茎を伸ばし、総状花序の花を2~50個程付けます。ヒヤシンスの花色は青色、赤色、黄色、白色など様々です。ヒヤシンスの花はユリ科特有の花で、花被片6、雌しべ1、雄しべ6です。春に咲くヒヤシンスの美しく香りの良い花は、春の花散歩の楽しみです。ヒヤシンスをヒヤシンス花写真、ヒヤシンスの花観察地図、ヒヤシンスの花情報でお楽しみ下さい。
鞘冠菊ミコニス
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、ミコニスの花が氷川丸を背景に咲いていました。キク科コレオステファス属ミコニス(鞘冠菊Coleostephus myconis 他)は地中海沿岸が原産の双子葉、一年生、草本です。ミコニスは一般的にはクリサンセマム・ムルチコーレとも呼ばれ春に咲く出す黄色い花が人気です。1年草のミコニスは主に、種子で増えます。ミコニスの黄色の明るい花は、春から初夏の庭園や窓辺を美しく飾ります。ミコニスは比較的寒冷にも強く栽培も容易です。ミコニスは横に広がる匍匐状の茎から互生の鋸歯のある少し厚みのある葉を付け、春にキクに似た黄色い花を咲かせます。ミコニスの花はキク科特有の頭状花序の花で、管状花と舌状花でできています。ミコニスの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。
木五倍子キブシ
桃の節句の頃下田公園を花散歩していると、キブシの花が伊豆の海を背景に咲いていました。キブシ科キブシ属キブシ(木五倍子Kibushi Stachyurus praecox 他)は日本が原産の双子葉、落葉、低木です。春の森林を飾るキブシの黄色い房状の花は春の花として人気があります。キブシは主に、種子、挿し木で増えます。キブシの花はキブシ属特有の総状花序の房状の黄色(黄緑色)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊8、雌蕊1です。キブシの花は、生け花などとしても人気があります。
化粧桜プリムラマラコイデス
旧暦の桃の節句頃に鎌倉長谷を花散歩していると、プリムラマラコイデスの花が見頃でした。サクラソウ科サクラソウ属プリムラ・マラコイデス(Fairy primrose Primula malacoides 他)は中国雲南省他が原産の双子葉、二年生、草本です。プリムラ・マラコイデスは主に、種子、根茎で増えます。マラコイデスの花色は白色、赤色、紫色などで、早春から春の街角を美しく飾ります。マラコイデスは早春から春に花茎を伸ばし、傘形花序の花を次々に開花させます。マラコイデスの花はサクラソウ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5、雌蕊1、子房上位です。マラコイデスの花は、同じサクラソウ科のサクラソウの花とよく似た花構造をしています。マラコイデスは花期後、さく果を付けます。マラコイデスは中国では、薬用などにも利用されます。
勿忘草ワスレナグサ
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、ワスレナグサの花が横浜港を背景に咲いていました。ムラサキ科ワスレナグサ属ワスレナグサ(勿忘草Forget-me-not Myosotis scorpioides 他)はヨーロッパが原産の双子葉、多年生、草本です。ワスレナグサ属の植物は74種程が知られていますが、ワスレナグサの可愛らしい花は世界中で愛されています。ワスレナグサは主に、種子で増えます。ワスレナグサの5弁の青色の花は、春の草原を飾ります。ワスレナグサの花はムラサキ科特有の5弁の合弁の花で、花弁5、がく片5です。ワスレナグサの青色(藍色)の花は、世界中で栽培されています。
線葉金合歓ミモザ
桃の節句の頃横須賀うみかぜ公園近くを花散歩していると、ミモザの花が見頃でした。マメ科アカシア属ミモザ(線葉金合歓Sydney wattle Acasia decurrens 他)はオーストラリアが原産の双子葉、常緑、高木です。ミモザはアカシア・デカレンスとも呼ばれ春に咲く黄色い華やかな花が人気です。ミモザは種子、挿し木で増えます。ミモザの黄色の明るい花は、春の庭園を華やかに飾ります。ミモザは成長すると10m以上にもなります。ミモザの葉は線形で羽状の葉で二回羽状複葉です。ミモザの花はマメ科アカシア属特有の房状の花で、花弁5、がく片5、雄蕊多数です。ミモザの黄色く明るい花は、世界中で人気があります。
大紫羅蘭花オオアラセイトウ
旧暦の桃の節句頃に鎌倉成就院近くを花散歩していると、オオアラセイトウの花が見頃でした。アブラナ科オオアラセイトウ属オオアラセイトウ(大紫羅蘭花・諸葛菜Chinese violet cross Orychophragmus violaceus)は中国原産の双子葉、越年草、草本です。オオアラセイトウの紫色の春に咲く美しい花は世界中で人気です。オオアラセイトウは主に種子で増えます。オオアラセイトウは冬から早春に種子が発芽し、根生葉を茂らせ春に10cm~50cm程の単茎を伸ばし、茎先に総状花序の紫色の美しい花を咲かせます。オオアラセイトウの花はアブラナ科特有の十字架植物で、花被片4、雄蕊6、雌蕊1の花を咲かせます。オオアラセイトウは花期が終わると果実(長角果)を付け、黒い種子ができます。
唐山躑躅アザレア
旧暦の桃の節句頃に川崎アゼリア地下街を花散歩していると、アザレアの花が咲いていました。ツツジ科ツツジ属アザレア(Belgian Azalea Rhododendron simsii 他)は日本など東アジアが原産のツツジ属の植物が、ヨーロッパで品種改良された双子葉、常緑、低木です。アザレアは主に挿し木で増えます。アザレアは品種改良が盛んにおこなわれ花色が白色、赤色、紫色などの花色があり、冬から春の花鉢や街角を美しく飾ります。アザレアは冬から春に枝先に美しい花を次々に開花させます。アザレアの花はツツジ科特有の5裂した合弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊5(10)、雌蕊1です。アザレアの花は、同じツツジ科のツツジの花とよく似た花構造をしています。アザレアは花期後、さく果を付けます。アザレアは他のツツジ科の植物と同じように有毒成分を含みます。
木瓜ボケ
旧暦の桃の節句頃に横浜開港資料館を花散歩していると、ボケの花が旧イギリス領事館の建物を背景に咲いていました。バラ科ボケ属ボケ(木瓜Flowering Quince Chaenomeles speciosa)は中国原産の双子葉、落葉、低木の植物です。ボケは主に種子、挿し木で増え、春に葉が茂る前に短枝脇に数個の花を枝いっぱいに咲かせます。ボケの花は直径2.5cm~3.5cm程で花色は赤色、紅色、白色などです。ボケの花はバラ科特有の花でがく片5、花弁5(八重咲きあり)、雌蕊1(花柱5)、雄蕊多数(約30)です。ボケの花は春を告げる花として、世界中で人気があります。ボケは秋に、8cm程の大きく香りの良い実を付けます。
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牡丹一華アネモネ
桃の節句の頃横須賀馬堀海岸を花散歩していると、アネモネの花が見頃でした。キンポウゲ科イチリンソウ属アネモネ(牡丹一華Anemone Anemone coronaria)は地中海原産の双子葉、多年生、草本の植物です。アネモネは主に塊茎で増え、早春に切れ込みのある葉をロゼット状に付けます。アネモネは春に高さ20cm~40cm程の花茎を伸ばし、花茎の先端に1個の花を咲かせます。アネモネの花色は赤色、青色、黄色、白色など様々です。アネモネの花は直径3cm~8cmほどで、花被片5~8(八重咲きは多数)を付けます。アネモネの花はキンポウゲ科特有の花で、雌しべ多数、雄しべ多数です。アネモネの花は薄く繊細で、花冠の様に美しい花です。春に咲くアネモネの美しく繊細な花は、春の花散歩の楽しみです。
雛菊ヒナギク
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、紅白のヒナギクの花が横浜港を背景に咲いていました。キク科ヒナギク属ヒナギク(雛菊Daisy Bellis perennis)はヨーロッパ原産の双子葉、多年生、草本です。ヒナギクはロゼット(根生葉)で冬を越し早春に高さ10cm程の花茎を伸ばし、花茎の先に直径3cm~5cmの1個の花を次々に咲かせます。ヒナギクの花色(舌状花)は赤色、白色、ピンク色で中心部の管状花は黄色です。ヒナギクの花はキク科特有の頭状花序で、花管状花と舌状花かななり、舌状花が平弁のものと管弁のものがあります。ヒナギクの可愛らしい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
蔓日々草ツルニチニチソウ
旧暦の桃の節句頃に横浜イタリア山庭園を花散歩していると、ツルニチニチソウの花が外交官の家を背景に咲いていました。キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属ツルニチニチソウ(蔓日々草Bigleaf periwinkle Vinca major)は地中海沿岸原産の双子葉、常緑、蔓性、多年草です。ツルニチニチソウは常緑のつる性で、春に新芽のつるを伸ばし匍匐性の枝脇から多数の青紫色(白色)の美しい花を次々と付けます。ツルニチニチソウの花はキョウチクトウ科特有の花で直径3cm~5cm程で、がく片5裂、花弁は合生し筒状で先は5裂するが回旋状、雄蕊5、雌蕊1は筒状の花に合着しています。ツルニチニチソウの青紫色で爽やか花は、春を告げる花として世界中で人気があります。
白木蓮ハクモクレン
旧暦の桃の節句頃に横浜港の見える丘公園を花散歩していると、ハクモクレンの花が青空を背景に咲いていました。モクレン科モクレン属ハクモクレン(白木蓮White Magnolia Magnolia denudata)は中国原産の双子葉、高木、落葉広葉樹です。ハクモクレンは成長すると高さ15m程で、春先に葉が芽吹く前に白色の美しい花を枝いっぱいに付けます。ハクモクレンの花は直径10cm~15cm程で、花被片は白色で9枚(花弁、がく片同色)、雄蕊多数、雌しべ(心皮)多数です。ハクモクレンの白色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本を始め世界中で人気があります。
山吹ヤマブキ
旧暦の桃の節句頃に横浜山手通を花散歩していると、ヤマブキの花が西洋館を背景に咲いていました。バラ科ヤマブキ属ヤマブキ(山吹Golden guinea Kerria japonica)は日本原産の双子葉、落葉低木です。ヤマブキの高さは1m~2mで枝はしなやかで垂れ下がります。春に葉を茂らせ、晩春に枝いっぱいに3cm~5cm程の黄色い花を咲かせます。ヤマブキの花は黄色(山吹色)で、八重咲きのものもあります。ヤマブキはバラ科特有の5枚の花弁で、離弁花です。ヤマブキは心皮5~8が合わさり、雄しべ多数です。ヤマブキの黄色で元気な花は、山麓に春を告げる花として人気があります。
馬酔木アセビ
桃の節句頃に鎌倉鶴岡八幡宮を花散歩していると、アセビの花が見頃でした。ツツジ科アセビ属アセビ(馬酔木Japanese Andromeda Pieris japonica)は日本や台湾、中国など東アジア原産の双子葉、常緑低木の植物です。アセビは成長すると樹高1~4mになります。葉は楕円形で少し光沢があり毒性があります。春に枝先に複総状の花序を垂らし多くの白(稀に赤)い釣鐘状の花を付けます。アセビの花は0.6cm~0.8cm程で、釣鐘状の合弁花です。アセビの花は早春から春に開花し比較的長い期間咲き続けます。アセビの小さく可愛らしい白色の花は、春の花散歩の楽しみです。
紫羅蘭花ストック
桃の節句頃に大阪中之島日本銀行大阪支店前を花散歩していると、ストックの花が見頃でした。アブラナ科アラセイトウ属ストック(アラセイトウ紫羅蘭花Tenweek Stock Matthiola incana)は南ヨーロッパ原産の双子葉、多年生草本(日本では1年生草本)の植物です。ストックはアブラナ科の植物で、冬から春に高さ50cm程の花茎を延ばし、無限花序(総状花序)の花を次々に咲かせます。ストックの花は2.5cm~3cm程で、アブラナ科特有の4枚の十字花の花弁の花(紫色、白色、赤色)をつけます。ストックの花は冬から春に開花し長い期間咲き続けます。ストックの香りが良い紫色・白色の上品な花は、冬から春の花散歩の楽しみです。
三色菫パンジー
旧暦の桃の節句頃に横浜山下公園を花散歩していると、パンジーの花が横浜港を背景に咲いていました。スミレ科スミレ属パンジー(三色菫Viola Tricolor)はヨーロッパ原産の双子葉、1年生草本(寒冷地では短期多年生草本)の植物です。パンジーは主に種子で増え、10cm~40cmほどに成長します。パンジーは温暖地では冬、寒冷地では春に紫色、黄色、オレンジ色、白色など様々な色の花を咲かせます。パンジーの花は3cm~6cmほどで花弁は5枚(上弁2、側弁2、唇弁1)、顎片5で、中心に雌しべ1、短い雄しべ5があります。パンジーの花は世界中の人から愛され、観賞用として人気があります。パンジー花写真、パンジー花散歩地図、パンジー花情報でお楽しみ下さい。
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雛祭横浜山手雛祭散歩
横浜山手では重要文化財の外交官の家をはじめ、幾つかの保存状態の良い西洋館が無料で公開されています。早春の雛祭りの頃に横浜山手の西洋館を花散歩すると、素敵な雛人形に出逢えることがあります。今日は雛祭りの頃の横浜山手の西洋館を、ご案内いたします。この頃の横浜山手は早春の花や春の花が見頃で、花散歩にも最適な時期です。横浜山手雛祭花散歩を写真と交通アクセス地図、横浜山手春の花情報で案内いたします。
雛祭宝鏡寺花散歩
京都上京区にある宝鏡寺は、人形の寺として知られる尼門跡寺院です。宝鏡寺の創建は室町時代応安年間(西暦1368~1375年)で、開山は光巌天皇皇女華林宮惠巌です。後水尾天皇、皇女久巌尼が入寺以来、尼門跡寺院であった宝鏡寺には、御所から贈られた御所人形が多数保管されています。宝鏡寺は人形の寺として知られ、年に二回行われる人形展には多数の方が訪れます。宝鏡寺境内に咲く、月光椿の花や秋の紅葉なども見事です。
明るい春の花図鑑
日本列島各地に咲く春の花を、春の花写真図鑑、春の花観察地図で案内いたします。日本列島に咲く春の花は、色鮮やかで華やかです。日本列島は四季折々の自然や、花々が美しい場所です。美しい日本列島の春図鑑を片手に、日本各地を春の花散歩してみましょう。日本列島は、もう春爛漫の季節です。春の花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。
美季節の花
日本列島に、花が美しい季節がやてきました。美しい日本列島の季節の風に吹かれながら、日本各地の四季の花図鑑を楽しんでみましょう。日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。日本列島に咲く各季節の花を、写真図鑑と各季節の花観察地図で案内いたします
各地の花日本各地の花図鑑
日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。意外に広く変化に富んだ日本列島各地の花植物を、写真図鑑と花観察地図で案内いたします。
公園花春の公園花図鑑
日本各地の公園に咲く春の花は、明るく素朴です。春の公園の陽だまりに咲く春の花はゆっくり眺めるととても美しく感動的です。日本列島各地の春の公園に咲く春の花を、写真図鑑にしました。春の公園に咲く赤色、青色、白色、黄色、紫色、オレンジ色、ピンク色の春の花を写真図鑑でお楽しみください。春の公園に咲く春の花の写真図鑑と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も春の公園花図鑑を片手に、地元の公園花散歩を楽しみましょう。
ひな祭花図鑑を、楽しんでもらえたでしょうか?ひな祭の頃に咲く花は明るく華やかです。ひな祭の頃は春爛漫の時期で日差しも強くなり、花色も一層鮮やかになります。ひな祭の頃はカワヅザクラ、ジンチョウゲ、ヤブツバキの花が見頃になります。日本の古くからの伝統的な地域では雛飾りを4月まで飾り長い期間楽しみます。ひな祭花図鑑のページの写真は全て、私たちが現地取材して撮影記録したものです。1枚でもひな祭花図鑑の写真の中で、皆様が気に入ったものがあれば光栄です。ひな祭花図鑑の地図を片手に、皆様もひな祭花散歩を楽しんでください。
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