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志賀高原図鑑

Shigakogen Flowers Book

信州のリゾート志賀高原に咲く花は華やかで可憐です・志賀高原花図鑑を片手に志賀高原花散歩を楽しみましょう

更新2025.10.09

 長野県山ノ内町にある志賀高原は、1年を通して楽しめるリゾート地です。志賀高原は標高1300m〜2300mの亜寒帯にあり、冬はスキーリゾートとしてオリンピック会場となった地域です。初夏から秋にかけて志賀高原では、山の花や高山植物が一斉に開花します。短い夏に花開く志賀高原の花々は、華やかで可憐です。志賀高原に咲く花と植物を写真と花観察地図、志賀高原花情報で案内いたします。皆様も志賀高原花図鑑を片手に、志賀高原花散歩を楽しみましょう。

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コオニユリ花写真

小鬼百合コオニユリ

 夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、オレンジ色のコオニユリの花が長池を背景に咲いていました。ユリ科ユリ属コオニユリ(小鬼百合Leichtlins' Lily Lilium leichtlinii)は日本など東アジアの草原が原産の単子葉、多年生、草本です。コオニユリは冬を鱗茎で過ごし、初夏に互生の葉を付け、夏に高さ30cm〜100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に数個の花被片が反り返った紅色、オレンジ色の花を咲かせます。コオニユリの花はユリ科特有の筒状花で、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。夏山の湿地や草原を明るく飾るコオニユリの花は、夏の草原の女王です。夏のの草原に咲く可愛らしいコオニユリは、夏の草原散歩の楽しみです。コオニユリをコオニユリ花写真、コオニユリ花観察地図、コオニユリ花情報でお楽しみ下さい。

志賀高原ツルリンドウ

蔓竜胆ツルリンドウ

 夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、白色のツルリンドウの花が咲いていました。リンドウ科ツルリンドウ属ツルリンドウ(蔓竜胆Tripterospermum japonicum)は日本、朝鮮半島、台湾が原産の双子葉、多年生、蔓性、草本です。ツルリンドウは、主に種子、根茎で増えます。ツルリンドウは、薬草、漢方薬として知られています。ツルリンドウは冬を根茎で過ごし、初夏に蔓性の茎を伸ばし、対生の披針形の葉を茂らせます。ツルリンドウは夏の終わりから秋に茎先に先端が5裂した花を咲かせます。ツルリンドウの花はリンドウ属特有の花で、蕾は螺旋に巻いた筒状長楕円形で、開くと五星形です。ツルリンドウの花は雄蕊5、雌蕊1(柱頭2裂)です。ツルクリンドウは花期後、赤色の実を付けます。ツルリンドウの花をツルリンドウ花写真、ツルリンドウ花観察地図、ツルリンドウ花情報でお楽しみ下さい。

志賀高原ハンゴンソウ

反魂草ハンゴンソウ

 夏に志賀高原を花散歩していると、黄色のハンゴンソウの花が咲いていました。キク科キオン属ハンゴンソウ(反魂草Senecio cannabifolius)は日本や東アジアが原産の双子葉、多年生、草本です。ハンゴンソウは日本では北海道、本州の高原に分布します。ハンゴンソウは高原の水辺や湿地で高さ2m程に成長し、春から初夏に3〜7の切れ込みのある葉を茂らせます。ハンゴンソウは夏に花茎を伸ばし、直径2cm程の黄色い頭状花を散房状に多数咲かせます。ハンゴンソウの花はキク科特有の頭状花で、舌状花は5〜7です。ハンゴンソウの花は周辺部の黄色い雌性の舌状花(5〜7)と中心部の黄色い両性の筒状花からなります。

志賀高原トリカブト

鳥兜トリカブト

 夏に志賀高原大沼池を花散歩していると、トリカブトの花が志賀山を背景に咲いていました。キンポウゲ科トリカブト属(鳥兜Monkushood Aconitum)は日本などユーラシア大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。トリカブト属の植物は、世界中で250種以上が知られています。トリカブトは、主に種子、根塊で増えます。トリカブトは毒草として有名ですが、青紫色の花は美しく、レイジンソウ(伶人草)と呼ばれている種類もあります。トリカブトは冬を根塊で過ごし、春から初夏に茎を直立させ、互生の切れ込みのある葉を茂らせます。トリカブトは夏に茎先、葉脇に青紫色の烏帽子に似た花を咲かせます。トリカブトの花はキンポウゲ科特有の花で、青紫色(青色、紫色)の花でがく片5、花弁2、雄蕊多数、雌蕊3〜5です。トリカブトは花期後、実を付けます。

志賀高原ヤマホタルブクロ

山蛍袋ヤマホタルブクロ

 夏に志賀高原を花散歩していると、ヤマホタルブクロの花が咲いていました。キキョウ科ホタルブクロ属ヤマホタルブクロ(山蛍袋Campanula punctata var. hondoensis)は日本の高原地帯が原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマホタルブクロは冬を宿根で過ごし、初夏に互生の毛におおわれた葉を茂らせ、夏に花茎を伸ばし、釣り鐘状の下向きに咲く花を次々に咲かせます。ヤマホタルブクロの花色は紫色、白色などで、ホタルブクロの高山型変種です。ヤマホタルブクロの花は、キキョウ科特有の花でがく片5、花弁筒状5裂、雌蕊3裂、雄蕊5です。夏の山道に咲くヤマホタルブクロのかわいらしい花は夏の高原の花散歩の楽しみです。

志賀高原シラカンバ林

白樺シラカンバ

 夏に志賀高原一ノ瀬のもくどうを花散歩していると、シラカンバの木が並んで生えていました。カバノキ科カバノキ属シラカンバ(白樺Japanese white birch Betula platyphylla)は日本などアジアの北東部が原産の双子葉、高木、落葉広葉樹です。シラカンバは成長すると高さ30m程の大木になります。シラカンバは春先に互生の葉が芽吹く春に、雌雄同株の雄花と雌花を付けます。シラカンバの雄花(黄褐色)は長枝の先から尾状に数個垂れ下がり、雌花(緑色)は短枝に4 cmほどの細長い棒状の花穂を1個つけます。シラカンバは花期後秋に実(堅果)ができ、薄い翼を持った種子が多数できます。シラカンバは秋に赤茶色に紅葉し、初冬に落葉します。シラカンバは甘味料(キシリトール)、化粧品、飲料、生薬など様々に利用されています。シラカンバをシラカンバ写真、シラカンバ観察地図、シラカンバ情報でお楽しみ下さい。

志賀高原ミヤマアキノキリンソウ

深山秋麒麟草ミヤマアキノキリンソウ

 夏に志賀高原横手山を花散歩していると、黄色のミヤマアキノキリンソウの花が咲いていました。キク科アキノキリンソウ属ミヤマアキノキリンソウ(深山秋麒麟草Woundwort Solidago vigaurea ver. leiocarpa)は日本、北アジア原産の双子葉、多年生、草本です。ミヤマアキノキリンソウの花色は黄色で、散房状です。ミヤマアキノキリンソウの花はキク科特有の周辺部の舌状花と中心部の筒状花からなります。ミヤマアキノキリンソウは秋に種子を付けます。ミヤマアキノキリンソウの黄色く明るい花は秋の高山を華やかに飾ります。

志賀高原クルマユリ花

車百合クルマユリ

 夏に志賀高原渋峠近くをを花散歩していると、オレンジ色の可愛らしいクルマユリの花が咲いていました。ユリ科ユリ属クルマユリ(車百合Wheel Lily Lilium medeoloides)は日本など東アジア寒冷地が原産の単子葉、多年生、草本です。クルマユリは冬を鱗茎で過ごし、初夏に輪生の葉を付け、夏に高さ30cm〜100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に数個の花被片が反り返った紅色、オレンジ色の花を咲かせます。クルマユリの花はユリ科特有の筒状花で、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。夏山の草原を明るく飾るクルマユリの花は、高山植物の女王的存在です。高山の草原に咲く可愛らしいクルマユリは、夏山散歩の楽しみです。

志賀高原ゴゼンタチバナ実

御前橘ゴゼンタチバナ

 夏に志賀高原大沼池近くを花散歩していると、、ゴゼンタチバナの可愛らしい実が稔っていました。ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ(御前橘Canadian bunchberry Cornus canadensis)は日本などアジア、北アメリカ北部が原産の高さ10cm〜20cm程の双子葉、多年生、草本です。ゴゼンタチバナは冬を地下茎で過ごし、初夏に輪生に見える4〜6枚の葉を付け、夏に頭状花序の白い花を咲かせます。ゴゼンタチバナの花はミズキ科特有の花で、外側の4枚の花弁に見える総苞片の中に数十個の小さな花(花弁4、雌蕊1、雄蕊4)を付けます。ゴゼンタチバナは花期後赤色の可愛らしい実(核果)を付けます。ゴゼンタチバナをゴゼンタチバナ花実写真、ゴゼンタチバナ花実観察地図、ゴゼンタチバナ花実情報でお楽しみ下さい。

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名称 志賀高原の花 漢字 志賀高原花 英語 Flower of Shigakogen 中国語 志賀高原的花
標高 標高1300m〜2307m
気候 亜寒帯湿潤気候 亜高山帯
気温 −20℃〜25℃
特性 気温が低く、湿度は比較的小さい。冬は積雪が多い。夏は短い。
花期 初夏、夏、初秋
花色 青色花:イワギキョウ、キキョウ、トリカブト、チシマギキョウ、クガイソウ、他
赤色花:タチアオイ、コマクサ、シモツケ、ヤナギラン、ザクロ、スイレン、他
白色花:ゴゼンタチバナ、イワツメクサ、トウヤクリンドウ、ゴマナ、ヤマハハコ、他
黄色花:ウサギギク、ハンゴンソウ、アキノキリンソウ、ニッコウキスゲ、他
紫色花:ウツボグサ、ヨツバシオガマ、カライトソウ、ワレモコウ、マツムシソウ、他
オレンジ色花:クルマユリ、コオニユリ、ヒャクニチソウ、ダリア、ヤマブキ、他
特徴 花が大きく、花色が鮮やかなものが多い
観察地 横手山、一ノ瀬、丸池、蓮池、大沼池、熊の湯、山田牧場、志賀山、焼額山、木戸池、他
特徴 固有種が多く、高原の花、高山植物などが観察できる。
利用 食用、鑑賞用、庭園、生薬、薬草、医薬品、創薬、バイオエネルギー、他
科名 キク科、マメ科、バラ科、ツツジ科、アヤメ科、キンポウゲ科、ユリ科、他

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マルバダケブキ花写真

丸葉岳蕗マルバダケブキ

 夏に南志賀高原山田牧場を花散歩していると、マルバダケブキの花が牧場を背景に咲いていました。キク科メタカラコウ属マルバダケブキ(丸葉岳蕗Leopardplant Ligularia dentata)は、日本、中国の山地の湿った草地に自生する多年生、草本植物です。マルバダケブキの葉はフキ(蕗)に似ていて、葉が広く(腎円形)で縁は鋸歯状です。初夏から夏に40〜120cm程の花茎を伸ばし、直径5cm〜8pほどの頭状花序の黄色の花を5〜15個ほど咲かせます。マルバダケブキの黄色の明るい花は山地の草地を彩ります。マルバダケブキ写真、マルバダケブキの花観察地図、マルバダケブキ花情報でお楽しみ下さい。

志賀高原クガイソウ花

九蓋草クガイソウ

 夏の終わりに志賀高原を花散歩していると、クガイソウの花が咲いていました。オオバコ科クガイソウ属クガイソウ(九蓋草Herb Weiling Ascitesgrass Veronicastrum sibiricum)は日本など東アジア北部が原産の双子葉、多年生、草本です。クガイソウは穂状の総状花序の花が美しく成長すると80〜150cmになります。クガイソウは冬はひげ根に覆われた根茎で過ごし、初夏から夏に円形の直立する茎を伸ばし、4〜8枚の輪生の葉を茂らせます。クガイソウは夏から秋に長さ10〜25cm程の円錐状の総状花序の薄紫色、白色の花を多数開花させます。クガイソウの花はクガイソウ属特有の花で、花冠は筒状で先が4裂し、雄蕊は2本です。クガイソウは花期後刮ハを付けます。クガイソウの涼しげな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

志賀高原タムラソウ

田村草タムラソウ

 初秋に志賀高原を花散歩していると、紫色のタムラソウの花と蝶が観察できました。キク科タムラソウ属タムラソウ(田村草Plumeless saw-wort Serratula coronata 他)は日本などユーラシア大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。タムラソウは成長すると70〜150cm程で、紫色のアザミに似た棘の無い花を咲かせます。タムラソウは主に種子で増えます。タムラソウの茎は直立し、葉は羽状で全裂しています。タムラソウは夏の終わりから秋に花茎を伸ばし、花茎の先にアザミの花に似た頭状花序の花を咲かせます。タムラソウの花は赤紫色で、キク科特有の頭状花序の花で筒状花のみでできています。タムラソウは花期後実(痩果)を付けます。タムラソウは秋の高原の花で薬草、漢方薬としても利用されます。タムラソウの赤紫色の優しげな花は、秋の高原の花散歩の楽しみです。

志賀高原アカモノ実

赤物アカモノ

 夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、アカモノの赤色の実が稔っていました。ツツジ科シラタマノキ属アカモノ(赤物Akamono Gaultheria adenothrix)は日本(北海道、本州、四国、九州)の高原を原産とする双子葉、常緑、低木の植物です。アカモノは高さ10〜30p程で、葉は互生肉厚で縁に鋸歯があります。アカモノの花は初夏にドウダンツツジに似た釣鐘状の白色(薄紅色)の花を下向きに開花します。アカモノの花はツツジ科特有の花で、白色釣鐘状でがく片5、花弁先端5裂、雌蕊1、雄蕊10です。花期後赤色の7〜8o程の偽果を付けます。アカモノの偽果は甘く食用になります。アカモノを写真、アカモノ観察地図、アカモノ情報でお楽しみ下さい。

志賀高原ヤマハハコ花

山母子ヤマハハコ

 夏に南志賀高原山田牧場を花散歩していると、ヤマハハコの花が牧場を背景に咲いていました。キク科ヤマハハコ属ヤマハハコ(山母子 Pearly Everlasting Anaphalis margaritacea)は日本などユーラシア、北アメリカが原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマハハコの茎は白い綿毛で覆われ、白いヴェールを被ったような白く美しい植物です。ヤマハハコは日当たりの良い山地の草原や水辺に生え、初夏から夏に白い綿毛に覆われた茎に披針形の葉を互生に付け、夏に白い総苞片に覆われた黄色い頭花(管状花)を散房状に付けます。ヤマハハコの花はキク科特有の花で、管状花(筒状花)だけからできています。ヤマハハコの白く真珠のように輝く花は、世界中で愛されています。ヤマハハコの白く可愛いらしい花は、夏の花散歩の楽しみです。

志賀高原ソバナ花

釣鐘人参ツリガネニンジン

 夏の終わりに志賀高原を花散歩していると、ツリガネニンジンの花が咲いていました。キキョウ科ツリガネニンジン属ツリガネニンジン(釣鐘人参Japanese lady bell Adenophora triphylla 他)は日本など東アジア原産の双子葉、多年生、草本です。ツリガネニンジンは成長すると50〜150cm程で紫色の筒状(釣鐘)の花を付けます。ツリガネニンジンは主に種子で増え、初夏から夏に直線状に茎を伸ばし、輪生の葉(3〜6)を茂らせます。ツリガネニンジンは夏から秋に紫色の釣鐘状の花を輪生に付けます。ツリガネニンジンの花はキキョウ科特有の筒状の合弁花で、がく片5裂、花弁筒状5裂、雌蕊長く先端3裂です。ツリガネニンジンは花期後実(さく果)を付けます。ツリガネニンジンは食用、薬草、生薬、中医薬としても利用されます。ツリガネニンジンの釣鐘状の涼しげな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

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志賀高原ススキ

ススキ

 初秋に志賀高原丸池を花散歩していると、ススキの穂が湖水を背景に観察できました。ススキはイネ科、ススキ属の植物で、夏から秋に花茎を伸ばし20〜30cmほどの赤紫色の花穂の花(尾花)を咲かせます。ススキは花が咲いた後、白い毛の生えた種子(枯れ尾花)をつけます。ススキの花と種子は万葉の時代から、たくさんの詩に読まれています。ススキは秋の七草にも選ばれていています。ススキの秋風に揺れる様子が、古くから好まれています。ススキの花を写真、ススキの花観察地図、ススキの花情報でお楽しみ下さい。

志賀高原ヤマオダマキ花

山苧環ヤマオダマキ

 夏に志賀高原を花散歩していると、ヤマオダマキの花が咲いていました。キンポウゲ科オダマキ属ヤマオダマキ(山苧環 Columbine Aquilegia buergeriana 他)は日本が原産の双子葉、多年生、草本です。ヤマオダマキは成長すると30〜70cm程で黄色(紫色)の透明感のある花を付けます。ヤマオダマキは冬根茎で過ごし、初夏から夏に茎を伸ばし、2回3出複葉の葉を茂らせます。ヤマオダマキは夏から秋に黄色の花を付けます。ヤマオダマキの花はキンポウゲ科特有の花で、がく片5、花弁5、心皮5、雄蕊多数でできています。ヤマオダマキは花期後5室の袋果を付けます。ヤマオダマキは観賞用としても利用されます。ヤマオダマキの透明感のある爽やかな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

志賀高原ニッコウキスゲ

日光黄萱ニッコウキスゲ

 夏に志賀高原横手山を花散歩していると、黄色のニッコウキスゲの花が咲いていました。ユリ科ワスレグサ属ニッコウキスゲ(日光黄萱Nikkokisuge Hemerocallis esculenta)は日本など東アジアが原産の単子葉、多年生、草本です。ニッコウキスゲはゼンテイカとも呼ばれ高原に夏を告げる花として親しまれています。ニッコウキスゲは主に株分け、種子で増えます。ニッコウキスゲは地下茎(根茎)で冬を過ごし、初夏に細長い根出葉を叢生し、線状の細長い葉を2列に並んで付けます。夏に葉心から1本の花茎(高さ60〜80cm)を直立し、上部は2分岐し各先端に3〜4個の黄色(黄橙色)の花を総状に付けます。ニッコウキスゲの花はユリ科特有の花で、ラッパ状(筒状で先端は開き6裂)です。ニッコウキスゲの花は花被片6、雄蕊6、雌蕊1、子房3室です。ニッコウキスゲは花期後、さく果を付けます。

志賀高原ノリウツギ

糊空木ノリウツギ

 初秋に志賀高原木戸池畔を花散歩していると、ノリウツギの白色の花が木戸池を背景に観察できました。アジサイ科アジサイ属ノリウツギ(糊空木Hydrangea paniculata他)は東アジア原産の双子葉、落葉、低木です。ノリウツギは成長すると高さ2m〜5mになります。ノリウツギは春から初夏に卵形、楕円形の対生の葉を茂らせ、夏に枝先に白色の円錐状の両性花と装飾花を付けます。ノリウツギの花は白色で、両性花は花弁が5で雌蕊3裂、雄蕊10です。ノリウツギの装飾花はがく片4〜5、花弁4〜5です。ノリウツギはシーボルトが日本など東アジア固有の植物として紹介しました。ノリウツギの花は涼しげで、夏の高原の花散歩に最適な花です。

志賀高原クサボタン花

草牡丹クサボタン

 初秋に志賀高原を花散歩していると、クサボタンClematis stansの薄紫色のかわいらしい花咲いていました。キンポウゲ科センニンソウ属クサボタン(草牡丹Kusabotan Clematis stans 他)は日本が原産の双子葉、多年性、植物です。クサボタンはセンニンソウ属には珍しく、直立して約1m程の高さに育ちます。

志賀高原ウツボグサ

靫草ウツボグサ

 夏に志賀高原を花散歩していると、紫色のウツボグサの花が梓川の清流を背景に咲いていました。シソ科ウツボグサ属ウツボグサ(靫草、空穂草Heal-all Prunella vulgaris 他)は日本など北半球が原産の双子葉、多年生、草本です。ウツボグサは成長すると20〜30cm程で紫色の穂状の花を付けます。ウツボグサは主に種子で増え、初夏から夏に匍匐茎を伸ばし、対生の葉を茂らせます。ウツボグサは夏から秋に紫色の穂状の花を付けます。ウツボグサの花はシソ科特有の花で、がく片2裂、花弁筒状5裂(上唇2が合着、下唇3裂)、雄蕊4でできています。ウツボグサは花期後実を付けます。ウツボグサは薬草、生薬、中医薬としても利用されます。ウツボグサの穂状のユニークな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

志賀高原ゴマナ花

胡麻菜ゴマナ

 夏に志賀高原木戸池畔を花散歩していると、ゴマナの花が木戸池を背景に咲いていました。キク科シオン属ゴマナ(胡麻菜Aster glehnii var. hondoensis他)は日本など東アジア北部、高原が原産の双子葉、多年生、草本です。ゴマナは白色の頭状花序の花を散房状に付け100〜150cmになります。ゴマナは冬は横に広がる根茎で過ごし、初夏から夏に茎を伸ばし、互生長楕円形のざらつく葉を茂らせます。ゴマナは夏から秋に白色の頭状花序の花を散房状に付けます。ゴマナの花はキク科特有の花で、白色の舌状花と黄色い管状花でできています。ゴマナは花期後痩果を付けます。ゴマナは食用、としても利用されます。ゴマナの素朴で爽やかな花は、夏から秋の花散歩の楽しみです。

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志賀高原ノコギリソウ

鋸草ノコギリソウ

 夏に志賀高原を花散歩していると、白色のノコギリソウが咲いていました。キク科ノコギリソウ属ノコギリソウ(鋸草Chinese yarrow Achillea alpina)は日本などユーラシア、北アメリカ大陸が原産の双子葉、多年生、草本です。ノコギリソウは、高地や寒冷地に生育するキク科の植物で、主に種子、宿根で増えます。ノコギリソウは世界中で、薬草や漢方薬として利用されています。ノコギリソウは宿根で冬を過ごし、鋸歯のある葉を茂らせ夏に高さ50〜100cm程の花茎を伸ばします。ノコギリソウは夏に花茎の先に散房状の頭花(白色、薄紅、赤色)を付けます。ノコギリソウの花はキク科特有の花で、舌状花と管状花で出来ています。ノコギリソウは花期後、痩果を付けます。

志賀高原ヨツバヒヨドリ

四葉鵯ヨツバヒヨドリ

 夏に志賀高原大沼池近くを花散歩していると、アサギマダラ蝶が止まる薄紫色のヨツバヒヨドリの花が咲いていました。キク科ヒヨドリバナ属ヨツバヒヨドリ(四葉鵯Fortune Bogorchid Eupatorium chinense)は日本など東アジアが原産の高さ80cm〜100cm程の双子葉、多年生、草本です。ヨツバヒヨドリは冬を根茎で過ごし、初夏に輪生の4枚(3〜5)程の葉を付け、夏に頭状花序の薄紫色、白色の花を咲かせます。ヨツバヒヨドリの花はヒヨドリバナ属特有の管状花で、散房状に多数付けます。ヨツバヒヨドリの管状花は花弁5裂、雌蕊1、雄蕊5です。ヨツバヒヨドリは薬草、漢方薬としても利用されています。

志賀高原ヤナギラン花

柳蘭ヤナギラン

 初秋に志賀高原焼額山山麓を花散歩していると、ヤナギランの花が咲いていました。夏から秋の高原に揺れるヤナギランの花は山高原散歩の楽しみです。アカバナ科ヤナギランは北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに広く分布する植物です。日本ではヤナギランは北海道、本州の亜高山帯から山地に分布します。夏の高原に涼しげに揺れるヤナギランの赤(薄紫)色の上品な花は人気が高い花です。

シラタマノキの実

白玉木シラタマノキ

 夏に志賀高原長池湖畔を花散歩していると、白色のシラタマノキの実が稔っていました。ツツジ科シラタマノキ属シラタマノキ(白玉木Miquel's Spicywintergreen Gaultheria pyroloides)は日本(中部山岳地帯、北海道の高山帯)、東北アジア、アラスカを原産とする双子葉、常緑低木の植物です。シラタマノキは高さ10〜30p程で、葉は互生肉厚で縁に鋸歯があります。シラタマノキの花は初夏にドウダンツツジに似た釣鐘状の白色(薄紅色)の花を開花します。花期後白色の1p程の偽果を付けます。シラタマノキの偽果はつぶすと爽やかなサルチル酸メチルの香りがします。シラタマノキを写真、シラタマノキ観察地図、シラタマノキ情報でお楽しみ下さい。

志賀高原スイレン花

水蓮スイレン

 夏に志賀高原蓮池を花散歩していると、白色のスイレンの花が咲いていました。スイレン科スイレン属(睡蓮Water Lily Nymphaea tetragona他)は世界中に分布する双子葉、多年生、水生草本です。スイレンの花色は赤色、薄紅色、白色、黄色、青色他で香りの良いものもあります。スイレンの花はがく片4、花弁5枚以上、雄蕊多数です。スイレンの雌蕊は多数の心皮が集合して1個の雌蕊を構成し柱頭盤を形成し、柱頭盤には心皮数の柱頭があります。スイレンは地下茎、茎、葉、花、種子などが食用、医薬品などとして多方面で利用されています。スイレンをスイレン花写真、スイレン花観察地図、スイレン花情報でお楽しみ下さい。

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志賀高原木戸池

湖沼散歩志賀高原木戸池花散歩

 上信越国立公園志賀高原にある木戸池は豊かな自然に囲まれた池です。木戸池周辺にある志賀高原自然歩道を散策すると花や昆虫、動物達に出逢えます。木戸池湖畔の散策やボート遊び、温泉なども楽しめます。

志賀高原カモシカ

動物志賀高原の動植物

 志賀高原は新潟県、長野県、群馬県の3県にまたがる上信越高原国立公園にある、豊かな自然に恵まれた場所です。志賀高原の夏は避暑地として、冬はスキーエリアとして、秋は素晴らしい紅葉の名所として、春は雪解けに咲くミズバショウなど、1年を通して多くの人々に親しまれている保養地です。志賀高原の豊かな自然と動植物を写真と地図で紹介しまします。

志賀高原大沼池

青色の湖志賀高原大沼池

 信州(長野県)にある志賀高原は四季を通して、豊かな自然が素晴らしく世界的にも有名な保養地です。特に1998年に行われた冬季長野オリンピックではアルペンスキーとスノーボードの会場にもなりました。夏から秋には高山植物とたくさんの湖沼の散策を楽しむことができます。今日は神秘的な青い湖面が美しい、志賀高原大沼池の自然と植物を写真と地図で紹介します。志賀高原大沼池の青色を楽しんでください。

菜の花と千曲川

花色長野信州の花色

 長野信州の花は高原にあるためか、平地に咲く花より色鮮やかで美しく見えます。長野信州に咲く花を、黄色、青色、赤色、白色、紫色、オレンジ色、ピンク色の色別の写真集にしてみました。長野信州の色ごとの花々は、清楚で美しいです。長野信州の色ごとの、四季の花々を写真でお楽しみください。

志賀高原長池

高原池めぐり長池の自然と植物

 長野県にある志賀高原は豊かな自然に恵まれ、一年中楽しめる静かなリゾートエリアです。冬には冬季長野オリンピックの会場にもなり、パウダースノーで知られた広大なスキーエリアで11月から6月までスキーを楽しむことができます。また夏には避暑地として、知られています。今日は志賀高原の中ほどにある、「長池の自然と植物」を写真と地図、長池情報で案内いたします。

志賀高原焼額山スキーリゾート

北信志賀高原の色図鑑

 北信州や志賀高原は長野県北部にあります。北信州の豊かな自然の色を写真で楽しんでください。北信州や志賀高原の四季の彩の変化は素晴らしいです。湖の青、リンゴの赤、木々の緑・・・素晴らしい色に魅了されるでしょう。

イワギキョウ花画像

華やか高山植物図鑑

 日本の高山地帯は自然が厳しいですが、短い夏に咲く高山植物の花は美しくけなげです。美しい日本列島の高山帯に咲く花や植物の植物図鑑をご覧ください。高山帯で普段見ることのできない高山植物や、美しい風景に出会えたら幸せですね。それでは、高山植物図鑑を片手に、高山植物花散歩に出かけましょう。

 志賀高原花図鑑の写真を、楽しんでもらえたでしょうか?初夏から秋にかけて志賀高原では、山の花や高山植物が一斉に開花します。短い夏に花開く志賀高原の花々は、華やかで可憐です。志賀高原花図鑑の花写真は、すべて現地取材で撮影したものです。1枚でも気に入った志賀高原花図鑑の花写真があれば、光栄です。志賀高原花図鑑のページはこれから、充実してゆきますので、楽しみにしてください。志賀高原花図鑑の写真と地図を片手に、皆様も志賀高原花散歩を楽しんでください。

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